
☆実践に即した研究開発投資の収益性の評価と技術評価に沿った、
研究開発の原価の基本的な考え方・進め方を習得していただきます!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
セミナー趣旨
企業を取り巻く経営環境はコロナを境に大きく変化し、日本企業の国際競争力の低下が明白となり、アジア諸国の台頭による日本の製造業優位の消滅やデジタル化の遅れによる生産性の低下などが顕著になって来ています。この状況を打破して、成長を再現するには、改めて研究開発の強化と効率化が求められております。しかし、ここにきて、日本企業の研究開発の投資効率が、他国に比べて大幅に低い上に、既存の技術開発に固執する硬直性が言われ始めました。
このような経営環境の大転換時代の研究開発では、自社の既存の技術開発プロジェクトを見直し、事業と技術の両面から価値を評価し、現在の進め方で良いか、もっと生産性を挙げる必要があるか、あるいは、外部に出すか、提携かなどを明確にして、戦略的に取り組む必要があります。更に、新規の事業や技術は既存の事業や技術の評価と同じでよいか、考える必要があります。
ここでは、このような研究開発推進に関する課題を見据えた上で、実践に即した研究開発投資の収益性の評価と技術評価に沿った研究開発の原価の把握の考え方・進め方を習得し、社内で実際に適用して、課題解決に適用することを目的とします。
受講対象・レベル
・研究開発の原価の考え方・進め方を習得したい方
・研究開発投資の収益性評価について学びたい方、それを課題解決に活かしたい方
セミナープログラム
1.企業経営のパラダイムシフトと研究開発が直面する課題
1-1 デジタル破壊と事業構造シフト
1-2 日本企業の技術力の低下:家電業界の衰退と自動車業界の構造変化
1-3 M&A や提携を取り込んだオープン・イノベーションの加速化
1-4 研究開発は、“ものつくり”から、“ことつくり”へ
2.収益管理の仕組みと研究開発投資の位置づけ
2-1 利益の見える仕組みと研究開発費の位置づけ
2-2 ライフサイクルで捉える研究開発リスク
2-3 事業のくくりと戦略に連携した原価の把握
3.研究開発の業務プロセスと研究開発費の見える化
3-1 研究開発の業務プロセスと研究開発費の配分
3-2 戦略に沿った研究開発費用の明確化と資産計上、費用計上
4.研究開発投資の収益性評価
4-1 価値の設計
4-2 研究開発テーマの投資収益性評価
4-3 リスクを加味した投資のハードルと優先順位付け
4-4 新規投資のシナリオプランニングとリスクを加味した段階的評価
5.研究開発戦略と業務プロセスに沿った研究開発費の配賦の考え方
5-1 フェーズに沿った研究開発費や製品開発費の配賦
5-2 技術主導・新市場開拓のハイリスク型研究開発の業務プロセスと配賦
5-3 市場差別化・改善型のローリスク型研究開発の業務プロセスと配賦
5-4 研究開発費の配賦の課題と活動基準原価(ABC)による原価の配賦
5-5 標準原価と実際原価、原価差異
6.研究開発各部門、プロジェクトの効率性の把握と全体管理
6-1 研究開発各部門の予実管理、稼働率、生産性管理
6-2 研究開発プロジェクトの全体管理とKPI の設定
6-3 研究開発投資と連動した事業の収益性の把握
6-4 研究開発の投資評価と原価管理の業務の進め方の組織レベル
【質疑応答】
セミナー講師
コーポレート・インテリジェンス(株) 代表取締役社長 武富 為嗣 氏
【略歴】
大手エンジニアリング会社、アーサー・D・リトル、AT カーニー、SAP などを経て、現在の会社設立。経営戦略、研究開発、M&A、サプライチェーンやIT のマネジメントのコンサルティングなど、20 数年の経験を有する。 前日本工業大学大学院技術経営研究科教授(プロジェクトマネジメント)。国際P2M 学会副会長。マサチューセッツ工科大学スローンスクールMBA、東京工業大学工学修士、早稲田大学理工学部卒。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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キーワード
財務マネジメント 経済性工学 技術マネジメント総合前に見たセミナー
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2025/11/14(金)
13:30 ~ 17:00
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