
〜基礎から応用まで各種論点を解説〜
セミナー趣旨
生成AIの発展やデジタル化の進展などに伴う情報処理の高度化と急増を背景に、データセンターの開発ニーズが近時非常に高まっています。国内におけるデータセンターの開発案件は急増しており、今後もハイパースケール型データセンターや都市型の小規模なエッジデータセンターなど、新規の案件開発が活発に行われることが期待されています。
本講義では、様々なデータセンター開発・運営案件や取引ストラクチャーに助言をしてきた弁護士が、データセンター開発・運営プロジェクトの法務の基礎から応用編の論点まで、事業・法務担当者であれば押さえておきたい事項を解説いたします。
セミナープログラム
1.法的な観点からみたデータセンター案件の特徴
2.ストラクチャリング
〜GK-TK/TMKストラクチャーを含めたストラクチャー選択のポイントを含め
3.開発・オペレーションに際しての許認可
〜土地関連規制から建設業法、電気通信事業法、外為法などの論点について
4.電力調達の留意点
〜グリーン電力調達の観点からPPAの最新実務も含め
5.MLスキームとカスタマー契約の論点
6.データセンターファイナンスの論点
7.近時のデータセンター建設契約関連の論点
8.質疑応答/名刺交換
セミナー講師
長島・大野・常松法律事務所
パートナー・弁護士
渡邉 啓久(わたなべ よしひさ) 氏
2007年 慶應義塾大学法学部卒業。2009年 慶應義塾大学法科大学院修了。2010年 長島・大野・常松法律事務所入所。2016年 University of San Diego School of Law卒業(LL.M., Magna Cum Laude)。2016年 Slaughter and May(London) 勤務。2023年〜 慶應義塾大学法務研究科非常勤講師。現在 長島・大野・常松法律事務所 パートナー・弁護士。
【主な著書】
「データセンター開発・運営プロジェクトのストラクチャリングに関する法的留意点」(共著、ARES不動産証券化ジャーナル86号、2025年)、「データセンター開発・運営プロジェクトのオペレーションに関する法的留意点」(共著、ARES不動産証券化ジャーナル87号、2025年)、『ESG法務』(共著、金融財政事情研究会、2023年)、『カーボンニュートラル法務』(共著、金融財政事情研究会、2022年)
セミナー受講料
1名につき 33,770円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。
■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。
■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
追加料金11,000円(税込)で承ります。
ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
追記をお願い致します。
受講料
33,770円(税込)/人
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