初心者向けセミナーです 設計・開発における品質ばらつき抑制手法セミナー

【7月・東京開催】

QVCプロセス: 企業における品質工学の戦略的活用


 品質改善は、ばらつきとの戦いと言っても過言ではありません。様々なばらつきによって製品が期待値を下回った時、お客様は不満を感じます。中央値だけを考えた設計ではお客様の期待に応えることはできないのです。日産自動車では、開発段階で製品のばらつきを抑制するため、QVC(Quality Variation Control)プロセスを体系化し、活用しています。技術開発段階では、機能展開と品質工学を活用し、ばらつきを抑制する技術を確立します。製品開発段階では、確立した技術を活用することで効率的に製品開発を進めます。
 当セミナーでは、QVC プロセスの全体構成と標準ツールについて解説し、事例紹介、演習を通じて実践力を養成します。ばらつきとの戦いを制したいと願う方々に向けたセミナーです。


日時


2020年7月3日 9:20~18:00 【1日間コース】

同じ内容で開催日が異なるセミナーがあります。
(このページのいちばん下でご案内しています)


講師


日産自動車において、品質ばらつき抑制手法の開発、導入、実践に携わってきた
経験豊富な講師陣が指導にあたります。

大島 恵 氏(日産自動車(株) Quick DR エキスパート講師)

【講師紹介】
1976年慶応義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。
1976年日産自動車株式会社入社 主に強度信頼性設計、実験、振動騒音開発に従事。
1998年~車両システム実験部部長、シャシー実験部長、シャシー設計部部長、
 車両要素設計部長を歴任。
2005年~車両品質推進部部長、品質エキスパトリーダー。
設計品質の向上活動に取り組み未然防止手法、品質ばらつき抑制手法等
 日産自動車独自の品質手法を開発し日産自動車および関連会社に展開し実践する。
2012年~2014年3月ボッシュ株式会社でシニア・ジェネラル・マネージャーとして
 設計品質の向上を指導。
2014年4月~日産自動車株式会社 技術顧問。

現在
日産自動車株式会社 Quick DR エキスパート講師
日本科学技術連盟 Quick DR コンソーシアム 代表

-その他-
1986年 スポット溶接疲労研究で自動車技術会浅原賞学奨励賞受賞
2011年 日本科学技術連盟 第41回信頼性・保全性シンポジウム 推奨報文賞受賞


奈良 敢也 氏(日産自動車(株))

【講師紹介】
1987年 上智大学理工学部機械工学科卒業
1987年 日産自動車株式会社入社 主に品質・信頼性向上、安全部品設計に従事
2005年~慶應義塾大学理工学部機械工学科 非常勤講師(品質工学、実験計画法)
2009年~車両品質推進部品質向上推進グループ 主管
 日産自動車において、未然防止手法、品質ばらつき抑制手法の実践を指導するとともに、
 海外開発拠点や部品サプライヤーの支援、教育を展開中。

-その他-
2000年 品質工学研究発表大会 発表賞金賞受賞
2004年 品質工学研究発表大会 発表賞銀賞受賞
2002年、2006年 American Supplier Institute Award受賞
2011年 SAE World Congress 2011 Excellent Oral Presentation Award受賞


参加費


37,000円(一般)/ 32,000円(会員)*税抜き

 参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
 またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。


特徴


QVCプロセス:日産自動車における品質工学の戦略的活用
 品質ばらつきを抑制し、品質目標を達成するために、企業の開発現場でグローバルに実践されている品質工学の戦略的な活用方法について解説します。
グループ演習による理解の促進
 実部品を用いたグループ演習を通じて、実践力を養成します。
企業の実務家による直接指導
 企業の最前線で品質ばらつき抑制手法の指導、実践を担当している経験豊富な講師陣が指導します。


対象


開発・設計・実験・生産技術・品質保証に携わっている技術者


カリキュラム


1日コース

第1日 9:20~18:00
■午前
【モノ造り品質フレームワークと品質ばらつき抑制】
・モノ造り品質フレームワークの紹介
・品質ばらつき抑制手法(QVCプロセス)の概要
【QVCプロセスの概要と適用事例】
・技術開発と製品開発におけるQVCプロセスの適用
【QVCプロセスの標準ツール:機能展開】
・機能展開の解説と演習
■午後
【品質工学の基礎知識】
・SN比、直交表、ロバスト設計
【QVCプロセスの標準ツール:設計感度解析】
・設計感度解析の解説と演習
【QVCプロセスの標準ツール:ばらつき影響度解析】
・ばらつき影響度解析の解説と演習
【工程能力指数】
工程能力、工程能力指数とは
【QVCプロセスの適用事例】
・総合Q&A 、事例紹介、質疑応答


同じ内容のセミナー(2020年度)


第1回 2020年7月3日  開催地:東京【このページのセミナー】
第2回 2021年2月3日  開催地:東京

(既に受付を締め切った回もあります。ご了承ください)


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:20

受講料

40,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込(主催者側から請求書を送付します)

開催場所

東京都

MAP

【新宿区】日科技連 本部

【地下鉄】都庁前駅・西新宿駅 【JR・小田急・京王・地下鉄】新宿駅

主催者

キーワード

品質マネジメント総合   品質工学(タグチメソッド)総合

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9:20

受講料

40,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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品質マネジメント総合   品質工学(タグチメソッド)総合

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