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セミナー趣旨
M&A市場では、プライベート・エクイティ(PE)ファンドが関与するケースが増加しており、直近1年間は世界的な金利上昇で減少したものの、今後はさらに拡大することが予想されます。
上場事業会社においても、事業ポートフォリオの見直しに伴う事業分離やマネジメント・バイアウト(MBO)において、PEファンドと協業するケースが増えるかもしれません。
本セミナーでは、証券会社でM&Aアドバイザリー業務に従事した講師とPEファンドで投資業務に従事した講師が、企業価値評価(バリュエーション)の「理論」やPE投資の「実務」をわかりやすく解説します。
「実務」の解説では、ケースに基づき、エクセルを使ってPE投資を実践いただきます。
受講対象・レベル
経営管理部門、経営企画部門、総務部門、法務部門、財務部門などのご担当者様、また本テーマにご関心のある方
セミナープログラム
1.バリュエーションの理論
*バリュエーションに必要な考え方を解説します。
(1)バリュエーションの手法
(2)フリーキャッシュフローの論点
(3)割引率の論点
(4)非事業用資産の論点
2.プライベートエクイティ投資の実務
*エクセルを使ってプライベートエクイティ投資を実践いただき、そのポイントを解説します。
(1)過去の財務分析
(2)KPI設定
(3)将来3表の予測(シナリオ分析)
(4)WACCの算定
(5)ターミナルバリューの算定
(6)株主価値の算定
(7)LBOシミュレーション
(8)投資採算分析
(注)エクセルが使用できるパソコンを準備ください。
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
フィデューシャリーアドバイザーズ株式会社 代表 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター(WBF)招聘研究員 吉村一男 氏
上場事業会社にて経営管理業務に従事後、2005年にシティグループの日興証券(現SMBC日興証券)に入社。投資銀行部門にてM&Aのアドバイザリー業務に従事し、ディレクターとして国内外の案件に多数関与。2021年より現職。ファイナンシャル・アドバイザリー業務に従事。早稲田大学ビジネススクール&日経ビジネススクール「MBA Essentials ファイナンス総合コース」講師。
著書は、『バリエーションの理論と実務』(共著、日本経済新聞出版、2021年・第16回M&Aフォーラム正賞受賞作品)、『論究会社法‐会社判例の理論と実務』(共著、有斐閣、2020年)、「構造的な利益相反の問題を伴うM&Aとバリュエーション」旬刊商事法務2308号・2309号(共著、2022年)など多数。
UsTime株式会社 代表取締役 助田雄也 氏
デロイトトーマツコンサルティングにて事業戦略立案や M&A、ビジネスデューデリジェンス、業務改革等のコンサルティング業務に従事後、2020年にプライベートエクイティ(PE)ファンドである日本プライベートエクイティに入社。投資案件のオリジネーション、投資検討、経営改善支援、会社売却までのバイアウト投資にかかる一連の業務に従事し、ディレクターとして数々の案件に関与。複数社の投資先役員を歴任し、企業売却(Exit)を実現。2023年より独立し、ファイナンシャル・アドバイザリー業務に従事。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円) 一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
受講料
38,500円(税込)/人
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