【エキスパート会員インタビュー記事】エンジニアこそ経営の発想を:革新的なアプローチの取り組み(棈木 順一 氏) エキスパート会員インタビュー(その9)

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【目次】

    はじめに

    棈木順一氏は、技術と経営を融合させたコンサルティングで新製品開発や新サービス構築を支援しています。彼のキャリアは、三菱プレシジョンでの設計開発から始まり、フライトシミュレーターや駐車料金精算システムなど、多岐にわたるプロジェクトに携わってきました。定年退職後、棈木氏は技術と経営の両面での深い理解を活かし、中小企業の新商品開発やマーケティング支援を行うコンサルタントとして第二のキャリアをスタートさせました。彼のアドバイスは、特にB2B商材に関して高く評価されています。

    棈木氏のコンサルティングでは、技術的な課題だけでなく、市場のニーズや最新の市場動向を理解することも重視しています。彼は、製品の技術面だけではなく、どのようにして市場に受け入れられるか、どのような販売戦略が成功につながるかという点にも注目しています。また、彼の経験は、ISO9001の品質管理や情報セキュリティなど、製品開発における多角的な視点を提供します。

    彼は、新製品の開発や新サービスの構築にあたり、企業が直面する技術と経営の課題を統合的に解決するアプローチを取ります。そのために、技術の最新動向と市場の変化を常に監視し、企業が将来的に成功を収めるための戦略的な提案を行います。棈木氏は、過去の経験から学んだ教訓と現代の技術革新を結びつけ、企業が新しい挑戦に成功するための支援をしています。

     

    経営、マーケティング、販売戦略の統合を支援

    また、棈木氏は、新しい技術やサービスが市場に受け入れられるためには、ただ単に良い技術を持っているだけでは不十分であると指摘します。成功するためには、技術開発だけでなく、経営戦略、マーケティング、販売戦略が一体となったアプローチが必要です。彼は、企業がこれらの側面を統合することで、市場での成功を最大化できると考えています。

    棈木氏のメッセージは、新製品や新サービスの開発を検討している企業や技術者にとって、大きな希望となります。技術と経営の両面からの深い理解と豊富な経験を持つ彼からのアドバイスは、多くの企業が直面する課題を克服し、新たな市場で成功を収めるための強力な支援となるでしょう。新しい挑戦に対して迷いや不安を抱えている企業や技術者は、棈木氏のような経験豊かなコンサルタントと協力することで、その道を切り開くことができます。

     

    実践的な解決策の提供

    技術面の専門分野としては、センサーデータをリアルタイムに収集して見える化によるKPIの改善、さらにはAIによるデータ分析・最適制御を可能にするIoTの知見、デジタルツインのフレームワークでのシミュレーションの知見があり、これらを支援先企業の新製品開発や生産工程の生産性アップに役立てています。

    経営面では、IoTやAIにより生産スループットの向上や不良率改善、コストダウンを図る際に、事業戦略と整合した設備投資計画の立案をお手伝いできます。また、新製品開発・新サービス構築の際に、ターゲット市場の調査から市場規模の算定、開発投資に対するROIの推定、製品・サービスの特性に応じたマーケティングなどの支援により、支援先企業のビジネスの成功に貢献します。

    伴走支援するなかで、エンジニアの方が事業を運営する経営者としての考え方を習得できるよう、コーチングしながらプロジェクトを推進します。


    相談者へのメッセージ

    新製品の開発や新サービスの構築に対して、技術と経営の両方の観点でご支援できます。何かお困りのことがあればお気軽にご相談ください。 


    アドバイス・コンサルティング・講演依頼などのお問い合わせはコチラから(コーディネーターに連絡する)  
     


     エキスパート会員情報 

    氏名 棈木 順一(アベキ ジュンイチ) 
    法人名・団体名 ABEKIコンサルティング事務所 
    その他プロフィールの詳細はこちら:https://monodukuri.learning-forest.com/users/42043/career_book  
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