SQDCMマネジメントの実施:倉庫改善に取り組もう(その6)

投稿日

サプライチェーンマネジメント

 

◆ SQDCMマネジメントの実施

 物流倉庫のマネージャーはどちらかというと現場のマネジメントについて十分な勉強ができていないと考えられます。そこで必要な管理を実体験していくことで倉庫マネジメントの実施とスキルの向上の両方が実現できることになります。

 サプライチェーンで効率的かつ収益性の高い仕事を実現していくためには物流倉庫におけるマネジメントは重要なファクターになります。物流業の倉庫におけるSQDCM:安全、品質、納期、コスト、マネジメントについて管理指標を設けてしっかりと管理できていることが収益向上につながります。物流倉庫内で事故が起きていないか、事故が起きないように何かしらの活動が行われているのか、それらを数値化して管理していくことが重要です。

 品質については前回お話したことですが、誤出荷や商品破損が何件起きているのか、それを防ぐための対策をどれくらい打っているのかについての指標が必要です。

 納期につきましては荷揃え遅れや出荷遅れがどれくらいあったのか、各工程の仕事が遅れないあるいは早すぎないようにどのような手段を講じているか、数字で示す必要があります。

 コスト管理においては目標利益が出ているか、そのための1人1時間あたりピッキング件数や1人1時間あたり運搬量などの労働生産性がきちんと達成されているかを確認できるようにしておきたいものです。

 物流倉庫のマネジメントは特に現場について行っていくことが大切です。泥臭いやり方かもしれませんが、現場に管理ボードを設け、管理グラフを貼り出して全員でその情報をシェアできるようにしていくと良いのではないでしょうか。

 倉庫改善が進んでいるかどうかは管理グラフで示していくと確認ができると思います。作業を効率化することは重要でそれを実行することが求められます...

サプライチェーンマネジメント

 

◆ SQDCMマネジメントの実施

 物流倉庫のマネージャーはどちらかというと現場のマネジメントについて十分な勉強ができていないと考えられます。そこで必要な管理を実体験していくことで倉庫マネジメントの実施とスキルの向上の両方が実現できることになります。

 サプライチェーンで効率的かつ収益性の高い仕事を実現していくためには物流倉庫におけるマネジメントは重要なファクターになります。物流業の倉庫におけるSQDCM:安全、品質、納期、コスト、マネジメントについて管理指標を設けてしっかりと管理できていることが収益向上につながります。物流倉庫内で事故が起きていないか、事故が起きないように何かしらの活動が行われているのか、それらを数値化して管理していくことが重要です。

 品質については前回お話したことですが、誤出荷や商品破損が何件起きているのか、それを防ぐための対策をどれくらい打っているのかについての指標が必要です。

 納期につきましては荷揃え遅れや出荷遅れがどれくらいあったのか、各工程の仕事が遅れないあるいは早すぎないようにどのような手段を講じているか、数字で示す必要があります。

 コスト管理においては目標利益が出ているか、そのための1人1時間あたりピッキング件数や1人1時間あたり運搬量などの労働生産性がきちんと達成されているかを確認できるようにしておきたいものです。

 物流倉庫のマネジメントは特に現場について行っていくことが大切です。泥臭いやり方かもしれませんが、現場に管理ボードを設け、管理グラフを貼り出して全員でその情報をシェアできるようにしていくと良いのではないでしょうか。

 倉庫改善が進んでいるかどうかは管理グラフで示していくと確認ができると思います。作業を効率化することは重要でそれを実行することが求められますが、単に作業者が楽になっただけで止まってはいけません。効果は必ず刈り取る必要があるのです。当然のことではありますが、意外と刈取りが実行できていない会社を見かけます。

 倉庫改善を実施し、それを効果として「実額」でエンジョイすることです。結果として倉庫利益に反映されていることが必要なのです。ぜひ日々の改善を継続できるようにみんなで努力をしていきましょう。

 

 

   続きを読むには・・・


この記事の著者

仙石 惠一

物流改革請負人の仙石惠一です。日本屈指の自動車サプライチェーン構築に長年に亘って携わって参りました。サプライチェーン効率化、物流管理技術導入、生産・物流人材育成ならばお任せ下さい!

物流改革請負人の仙石惠一です。日本屈指の自動車サプライチェーン構築に長年に亘って携わって参りました。サプライチェーン効率化、物流管理技術導入、生産・物流人...


「サプライチェーンマネジメント」の他のキーワード解説記事

もっと見る
流れの速さでみる在庫時間とリードタイム

1.生産・出荷スピードと資材・製品在庫  ある電子機械メーカーでは、多品種の生産を機械部品加工、電子部品組み付け、組立て検査と別工場で行っています。検査...

1.生産・出荷スピードと資材・製品在庫  ある電子機械メーカーでは、多品種の生産を機械部品加工、電子部品組み付け、組立て検査と別工場で行っています。検査...


最先端のSCMテーマ、S&OP SCM最前線 (その5)

1. S&OPとは    今日の最先端SCMテーマといえば、一番に上げられるのは、S&OP(Sales & Oper...

1. S&OPとは    今日の最先端SCMテーマといえば、一番に上げられるのは、S&OP(Sales & Oper...


コア・コンピタンスを再定義する

 大手企業・完成品セットメーカーのコア・コンピタンスは、量産立ち上げの早い生産技術かも知れないし、熟練した開発設計技師の開発スピードや会社のハイテク技術製...

 大手企業・完成品セットメーカーのコア・コンピタンスは、量産立ち上げの早い生産技術かも知れないし、熟練した開発設計技師の開発スピードや会社のハイテク技術製...


「サプライチェーンマネジメント」の活用事例

もっと見る
生きた物流の勉強とは:物流について学ぶには(その2)

  ◆3現主義に基づく取り組み 物流を書籍から学ぶことについては前回お話させていただきました。物流には特殊な用語がたくさんありますから、...

  ◆3現主義に基づく取り組み 物流を書籍から学ぶことについては前回お話させていただきました。物流には特殊な用語がたくさんありますから、...


物流学の構築 物流地位向上に向けて(その6)

 物流地位向上に向けての連載は、今回の「物流学の構築」で、最終回です。    物流が重要な割に社会にしっかりと認知されていないのは、物流が学問として確...

 物流地位向上に向けての連載は、今回の「物流学の構築」で、最終回です。    物流が重要な割に社会にしっかりと認知されていないのは、物流が学問として確...


SLAとは 物流サービス水準向上(その2)

◆ SLA(サービスレベル・アグリーメント)  物流サービス水準向上で重要なことは物流サービスの定義と請け負う範囲について必ず契約書の中に明記するこ...

◆ SLA(サービスレベル・アグリーメント)  物流サービス水準向上で重要なことは物流サービスの定義と請け負う範囲について必ず契約書の中に明記するこ...