製造工場における、効果的な朝礼の実施について

 
  
生産マネジメント
 
 今回は、一般的な製造業の工場での、効果的な朝礼の実施について、どのような情報発信・取り組みを行っていて、朝礼の場を有効活用しているのか、また、マンネリ化をどう防止しているのか、などを製造現場の担当技術員や、直接員も含めた工程内品質管理チームの纏め、現場活性化(強い現場づくりと呼んでいました)の指導など、現場と密着した活動をしていた経験を踏まえて解説します。
 

【事例1】

 小集団活動や改善活動で職場を元気にしようと課長と主任が考えて実施している例
 
 その職場では全員が何らかの役割を持っています。○○月度安全担当とかクリーン化担当、小集団テーマ推進担当、改善実施推進担当などです。朝礼の司会は持ち回りで実施しその中で各担当の状況報告や、安全であればミニKYT(危険予知トレーニング:危険の潜む絵などを見て危険を予知するなど)や事故事例の紹介、改善であれば素晴らしい改善の事例紹介(時には表彰も)などを1~2件ずつ実施していました。
 
 ポイントは課長と主任が必ず発言する事であったと思います。さりげなく帽子の被り方などの躾もしていたように思います。
 

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【事例2】

 ベテランが集まっているチームでは課長が仕切っていましたがワイワイガヤガヤ、皆に意見を言わせてチーム全体の方向付けや雰囲気づくりをしている職場
 
 余り褒められない事例として、会議室で朝礼をしているのですが、参加者が皆、壁に張り付き発言も無く、主任が一人でしゃべって終わりという所もありました。組織はトップで決まると言いますが、課長がどういった職場を作り、運営をしようと考えているかに掛かっていると思います。
 
 現場の運営管理上、朝礼や昼礼・夕礼などは、メンバの体調管理や職場の雰囲気を知ると共に、皆が集まり情報を共有し意思合わせやモチベーションを向上させる得難い機会と考え、各組織やリーダーが工夫を凝らしていると考えます。
 

この記事の著者

熊田 成人

QCDの全てをバランスさせる信念で、千葉県を中心に中小製造業のモノづくり革新をお手伝いしています

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