技術士第二次試験対策:過去問を分析する

1. データを分析すること

 今、ビッグデータが様々な分野で活用されています。
 
 以前、NHKスペシャルで“震災BIG DATA”という特集を放送していました。ビッグデータを活用して、津波発生時の住民の行動パターンを解析したり、津波発生時の車の渋滞発生のメカニズムを解明したりする内容でした。
 
 津波発生時の車の渋滞発生のメカニズムは、車に搭載された140万台のカーナビのデータを解析することで解明されました。
 
 数台の車のカーナビのデータだけでは、津波発生時の車の渋滞発生のメカニズムを解明できません。140万台という膨大なデータを集めることで解明できます。
 
 つまり、あるデータを集めそれを分析することで見えてくることがあります。
 
 
人財教育
 

2. “彼を知り己を知れば百戦殆うからず”

 孫子の兵法という書物の中に以下の有名な言葉(格言)があります。
 
    “彼を知り己を知れば百戦殆うからず”
(敵を知り、己を知れば、百回戦っても負けはしない)
 
 この格言は、技術士第二次試験の受験勉強に対して参考になります。技術士第二次試験でも、「敵を知り己を知ること」が合格への近道だからです。
 
  • 敵を知る=日本技術士会が出題する過去問を調べ、出題傾向や出題内容を確認すること(過去問の分析)
  • 己を知る=現状での自分の技術力を過去問の分析結果に基づき確認すること
 
 を知り己を知ること」が技術士第二次試験での受験勉強のスタートです。
 

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3. 技術士第二次試験での過去問を分析すること

(1) Hさんのこと

 15年ぐらい前のことですが、私の友人(Hさんとします:応用理学部門)は過去10年間の試験問題を購入して過去問を分析しました(その当時、日本技術士会では過去問をウェブサイト上でまだ公開していなかったと思います)。
 
 過去問を分析することで出題傾向や出題内容がわかり、これらに基づき優先して勉強すべき内容を決めました(自分の弱点の内容を優先して勉強したそうです)。また、過去問の分析結果に基づき予想問題も考えました。
 
 試験が終わったあと、予想した問題が数問出題されたことをHさんから聞きました。もちろん、解答できたそうです。
 
 予想した問題が出題されたことや自分の弱点の内容を優先して勉強したことなどから、Hさんは1回の受験で技術士第二次試験に合格できました。
 
 Hさんの合格を見て過去問の分析の重要性を認識しました。
 
 
人財教育
 

(2) “過去問は宝の山”

 弊社では、これまで、技術士第二次試験での建設部門を対象とした対策本を2冊上梓しました。
 
 この2冊とも、建設部門の全選択科目(11の選択科目)を対象として、11の選択科目の過去問の要約を掲載しました(平成21年度~平成28年度までの過去問)。
 
 過去問の要約を作成するため、「平成21年度~平成28年度」までの過去問をすべて読みました。その結果、各選択科目に出題傾向があることがわかり、また、各選択科目での出題内容(出題範囲)もわかりました。
 
 「平成21年度~平成28年度」までの過去問をすべて読むことも「過去問の分析」と考えることができます。この方法による過去問の分析で、問題の出題傾向や出題内容がわかります。
 
 出題傾向や出題内容がわかれば、これらが、受験勉強方法や受験勉強の内容を考えるうえでの参考になります。また、出題傾向から予想問題を考えることもできます。
 
 Hさんの例および本の執筆から、まさに、“過去問は宝の山”だと思いました。
 
 弊社のウェブサイトにある「JTAPCOブログ」では過去問の分析について解説しています。
 
 過去問の分析について詳しく知りたい方は弊社のウェブサイトをご覧ください。「技術士第二次試験・受験勉強方法の鉄則」および「技術士第二次試験対策」というブログカテゴリの中に掲載されているブログをご覧ください。 
 
 弊社のウェブサイトへのリンクです。→「有限会社ジェイタプコ」
 

この記事の著者

森谷 仁

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