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MTシステム」の技法解説記事



MTシステムQ&A集

 今回はMTシステムで良く聞かれる質問に対して、Q&Aとして答えます。

 

1.MTシステムの良さを一言でいえば何ですか?

 結果の信頼性が高いことと、使いやすいことです。パターン認識や予測の方法(数理)にはさまざまありますが、MTシステムは原理的に分かりやすく、人間の感性と合致するという特性を持っています。

 

2.原理的なわかりやすさとは何ですか?

 パターンとは、個々の情報の相関関係から成り立ちます。相関関係を積極的に使うのがMT法です。パターンの相違を、相関に基づいて判断します。

 一方で、相関を使わないほうがよい結果を生む場合もあります。その方法がT法や誤圧法です。ここでは詳細は触れませんが、原理が分かれば適切に使い分けることができます。

 

3.すぐに使える技術ですか?

 MTシステム専用のソフトウェアが用意されていますので、データが揃えばすぐに使うことができます。単位空間の定義方法などについては、押えるべき点がありますので、教科書やセミナーで知識を修得してください。

 

4.統計や品質工学の経験がなくても使えますか?

 ツールとして利用する場合は、特に経験や知識は必要ありません。原理を理解するためには、相関などの若干の知識があったほうがよいでしょう。別のページでご紹介する入門書を読めば、心配は解けるでしょう。

 

5.特徴化の特効薬があるとは本当ですか?

 パターン認識では、採取したデータから特徴化をすることが多くあります。汎用的な特徴化手段はないと言われてきましたが、「変化量」「存在量」(あるいは微積分特性)という特徴量がMTシステムで提案されています。

 これらは、波形や画像などの課題に汎用的に適用可能な強力な特徴量です。


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手島 昌一(てしま しょういち) / アングルトライ株式会社
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