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「問題解決力」に着目し、プロセス系の技術開発に関わる技術者や、
後輩を育てる管理・監督者に有用な知識を伝授します!
~品質向上・原価削減・生産性向上・人材育成など~
セミナー趣旨
日本の製造業の強みの一つが「生産技術」で、日本優れた生産技術の手法が世界の製造業を支えられ、加工とすり合わせの精度、組立作業の合理化、部品の管理などで高い成果を示しています。
製造業においては「機械加工」や「組立」と並んで「化学・プロセス」系の分野があり、化学品製造を始め、半導体、電子部品、医薬など、様々な分野がプロセス系の技術を用いています。プロセス系の特徴は「バッチ・連続生産」「レシピ制御」「加工そのものが可視化されない」などといった特徴があります。
本講座では、プロセス系の生産技術にフォーカスして、その業務と求められるスキルについて、基礎的な所から体系的にかりやすく解説します。特に「問題解決力」に着目し、プロセス系の技術開発に関わる技術者や、後輩を育てる管理・監督者に有用な知識を伝授します。プロセス生産技術に関わる技術者がスキルアップするための重要なヒントが得られます。
受講対象・レベル
化学・素材・表面処理・半導体・印刷等のプロセス系技術に関わる、生産技術・開発の担当者・リーダー
習得できる知識
・プロセス系の生産技術の基礎から応用までを学ぶことができます。
・プロセス技術に携わる技術者のスキル・キャリアアップへのヒントが得られます。
・プロセス系の製造業のイノベーションへの手がかりが得られます。
セミナープログラム
1.プロセス生産技術者の基本と、スキルアップの基本
1-1.プロセス系の生産技術者の実務を詳しく知ろう
1-2.プロセス生産技術者を取りまく環境と、その問題とは?
1-3.技術者のキャリアアップとスキル獲得の最重要ポイント
1-4.事例 ~自ら道をつくった技術者たち
2.プロセス生産技術の問題解決の基本
2-1.プロセス生産技術業務の主要な課題 ~4MとQCDの視点、事例
2-2.徹底的なメカニズム追究の基本姿勢を身に付けよう
2-3.問題解決の技法 ~なぜなぜ分析とQCストーリーを軸に
2-4.実務を支える文書作成と考察の方法
2-5.成果を出すための実践法(1)~現場への入り方と関係づくり
2-6.成果を出すための実践法(2)~プロジェクトの進め方
2-7.成果を飛躍的向上するための評価法
3.プロセス生産技術の仮想事例から学ぶ(基本編)
3-1.突発的品質不良問題への対応の事例
3-2.大幅なコストダウンに取り組む事例 ~社外に目を向ける
3-3.タクトアップ改造に挑戦する事例 ~費用対効果、変更リスクへの対応
3-4.ラボ試作と量産で結果が異なる問題への取り組み事例
3-5.メンテナンスの改善の事例 ~作業負荷を増やさないためのポイント
4.プロセス生産技術の仮想事例から学ぶ(応用編)
4-1.生産現場と技術スタッフの信頼関係が重要な事例
4-2.材料とプロセス条件が関連する事例 ~プロジェクトとしての取り組み
4-3.品質(歩留まり)と生産性(タクトタイム)のトレードオフの事例
4-4.性能目標に到達させる事例 ~解明されていない事象に取り組む
4-5.専門性を生かした技術支援の事例
5.プロセス生産技術からイノベーションを生み出そう
5-1.生産技術からのイノベーションとは?
5-2.生産技術業務からその先へ
5-3.強いチームの作り方
5-4.ものづくりの未来を考える
キーワード
プロセス、生産、化学工学、現場、問題、解決
セミナー講師
技術士事務所ソメイテック 代表 アイアール技術者教育研究所 所長 大薗 剣吾 氏
<資格等>
技術士(金属部門・機械部門)、一級機械保全技能士、応用情報技術者
<学協会>
表面技術協会(正会員)、日本技術士会(正会員)、加飾技術研究会(理事)
<ご略歴>
2003~2005 東京大学大学院マテリアル工学修士
2005~2016 凸版印刷株式会社
2017~2019 技術士事務所ソメイテック、アイアール技術者教育研究所
大手印刷会社にて電子デバイス・半導体・機能性フィルム技術に携わり、蒸着、スパッタ、めっき、エッチング、フォト・電子線リソグラフィ、コンバーティング、表面分析などに関する広範のプロセス技術を経験。製品設計、工程設計、装置導入、品質管理、生産ライン立上などの幅広い経験を有する。製品特性改善、品質ばらつき改善、稼働率向上、メンテナンス改善、コスト低減など、生産技術の問題解決の様々な手法を実践し、シンプルな手法に体系化している。
セミナー受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
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