【中止】超薄膜,軽量,しなやかな高分子全固体二次電池の開発

全固体電池の現状として高分子や無機材料の解説から、
ナノファイバーを使った新しい全固体電池の作成法まで
全固体電池の特性についても基本的なところから、
課題への対応方法までわかりやすく説明します!

セミナー講師

首都大学東京 都市環境学部 環境応用化学科 学長補佐 教授 川上 浩良 先生

ご略歴
1991年 早稲田大学大学院 応用化学専攻博士課程 修了(工学博士)
1991年 米国シラキュース大学 Research Associate
1993年 東京都立大学 助手
1997年 東京都立大学 助教授
2006年 首都大学東京(大学統合により改名) 教授
2015年 首都大学東京 学長補佐(アドミッション・センター長兼務)
2016年 首都大学東京 水素エネルギー社会構築推進研究センター 副センター長
高分子学会、日本化学会、日本人工臓器学会、日本酸化ストレス学会、日本バイオマテリアル学会、日本膜学会 などの理事や評議委員など多数
現在に至る
専門および得意な分野・研究
高分子化学、機能性分離膜、高分子形固体電解質膜、バイオマテリアル、細胞治療
本テーマ関連学協会での活動
高分子学会、日本化学会、電池討論会

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

 リチウムイオン二次電池には、電解質液体の固体化、つまり固体電解質膜からなる固体電池開発が望まれている。高エネルギー密度化が可能なことに加えて、全ての電池部材を固体材料のみで形成できる全固体型二次電池は、液体を含まないため安全性の著しい向上、強固なパッキング加工が不要となり軽量化を実現でき、電池のスタック(重ね合わせ)により高電圧化、高寿命化の達成が期待される。さらに車載用途や定置型用途ではこれまで以上の高性能化、大型化が望まれているため、それに伴い電池の放熱性増大が問題となる。それらを考えると、益々安全性に優れた全固体型二次電池が望まれることとなる。
 全固体二次電池開発するため、我々は有機電解液に代わる新しい固体電解質材料となるイオン伝導性ナノファイバーフレームワークから構成される全固体型二次電池用電解質膜を開発した。講演では、先ずはナノファイバー特徴を紹介した後、全固体型二次電池の問題点に言及、新しい全固体Li二次電池に関するコンセプト、作製法、リチウムイオン伝導性、電池特性(リチウムデンドライト抑制、サイクル試験、安定性など)について紹介する。

受講対象・レベル

・ 電池材料研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
・ ナノファイバーの応用に関心がある方

必要な予備知識

・この分野に興味のある方なら、特に必要は無い 

習得できる知識

・全固体二次電池の基礎知識 
・全固体二次電池開発の考え方
・ナノファイバーの基礎知識 
・ナノファイバーの応用展開に関する考え方
・新しい電池開発

セミナープログラム

1 ナノファイバーの特性とそのイオン伝導性
  1-1 ナノファイバーの合成
    エレクトロスピニング法についての解説
  1-2 ナノファイバーの物性
    ナノファイバーが持つ化学的、物理的特性について解説
    ナノファイバーの応用展開
  1-3 ナノファイバーの伝導性
    ナノファイバーを用いてイオン伝導性を向上させるための考え方
    プロトン伝導性ナノファイバーからなる燃料電池の開発

2 超薄膜,軽量,しなやかな高分子全固体二次電池の開発
  2-1 これまでの全固体Li二次電池の現状
     高分子材料、無機材料の問題点
  2-2 ナノファイバーからなる新奇全固体Li二次電池の開発
     全固体電池開発の考え方、電解質膜の作製法、
  2-3 全固体Li二次電池の電池特性
    リチウムイオン伝導性、輸率、薄膜化、電池特性評価(デンドライド抑制)などの問題解決に向けた取り組み

3 今後の展開