★ 小スケールの実験結果の解釈と反応速度式を使い、確かなスケールアップ、連続運転へ!!
【Live配信】2025年12月18日(木) 12:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2026年1月6日まで受付(視聴期間:1月6日~1月16日まで)
セミナー趣旨
化学プロセスは、目的に応じて反応や蒸留、吸着など各種単位操作の組み合わせから構成され、それらについての技術が開発されてきました。そして、これらの単位操作毎に、各々基礎となる平衡計算やモデル化による理論が体系化されてきました。一方で、実験室やベンチレベルの小スケールでは上手く解析できていた系を、連続化・大型化しようとする際に理論と実際の現象が一致しないと感じられることが少なくない。
この講義では反応や分離の装置設計に関する基本・原理を解説し、装置を大型化する際の小スケール装置での実験結果の解釈からスケールアップの考え方までを講義します。
セミナープログラム
1.スケールアップにおける課題と理解
1.1 導入
1.2 装置のスケールアップ則
1.3 無次元数
2.反応装置内での輸送に関する現象
2.1 輸送現象の基本
2.2 支配方程式
3.反応器の装置設計
3.1 反応器の基本
3.2 反応器の種類
4.反応速度式の求め方とその応用
4.1 反応速度解析のためのデータの取得方法
4.2 反応速度データの解析
4.3 反応器設計への応用
5.反応と分離の複合プロセスの設計
5.1 反応・分離プロセスの基本
5.2 速度データの解析方法
5.3 反応・分離プロセス設計への応用
6.プロセスのスケールアップにおける操作条件の設定方法
6.1 スケールアップのための速度式の解析方法
6.2 スケールアップトラブル対処への速度式の応用
6.3 事例紹介
【質疑応答】
セミナー講師
東北大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 助教 博士(工学) 廣森 浩祐 氏
セミナー受講料
1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44,000円〕
受講について
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受講料
49,500円(税込)/人
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