
現役ISO主任審査員が推奨する、規格ありきでなく、役に立つ内部監査の進め方
~ISO内部監査員 必見!明日から直ぐ実践できる効果的な内部監査~
業務に直結する内部監査の技術を習得して、内部監査員(社員)の監査能力とマネジメント能力を向上できる!
セミナー趣旨
ISOを取得している多くの企業では、MS(マネジメントシステム)がルール通り実施されているかを確認する<適合性>が主たる活動となっています。しかし、この結果として狙った「効果」が出ているかを確認する<手段の有効性>、「真の目的」が達成されているかを確認する<目的の有効性>の確認に至っていません。
結局、「品質、及び顧客満足は向上しているか」「環境負荷が低減され環境に良い影響を与えているか」の評価に至らない形での内部監査が常態化しています。これでは、本来の目的である「企業」「顧客」「社会・環境」に役立つ内部監査および企業活動を実現することはできません。
そこで、正しい内部監査の進め方を解説するセミナーを開催いたします。本セミナーを受講することで、「マネジメント」「仕組み」とは何かを理解できます。また、内部監査の真の目的(二つの[有効性])を理解できます。さらに内部監査で使用出来る様式を提供しますので翌日から直ぐに実践することができます。
又、セミナーでの説明事例は主に9001の事例を使用しますが、14001の事例も併用します。規格要求事項の解説ではなく、内部監査の仕組みの解説ですので、その他の規格を取得されていても、原則受講可能です。加えて、セミナーで使用する資料も、テキスト文章だけでなく、なるべく多くの絵図、マトリクスを使用して、分かり易い内容としています。
セミナープログラム
- 1.現役ISO審査員からみた平均的な企業のMSの運用状況
- ① マンネリ化した内部監査
- ② 「現象」の除去に留まっている是正処置
- ③ 不明な次年度目標
- 2.内部監査で不適合(指摘事項)観察事項が抽出されない理由
- ① 規格が2015版で固定化
- ② 「有効性」をチェックしていない
- ③ 監査員の能力不足
- 3.役に立つ内部監査の実施要領
- (1)「マネジメント」の定義と重要性
- (2)「内部監査」の目的
- (3)「内部監査」の準備
- (4)監査の実施と報告
- 4.内部監査に役立つノウハウ
- (1)内部監査に関わる用語
- (2)業務のマニュアル化による事務局持ち回り制
- (3)年数回に分けた小まめな実施
- (4)回数を限定した内部監査の外注化
セミナー講師
高根 宏 氏
ISO9001主任審査員
ISO14001審査員補
略歴
中央大学理工学部精密機械工学科卒業
九州ミツミ(株)[現ミネベアミツミ]に入社し、各種電子部品製造に係る生産技術業務に従事(設備、治工具の設計・開発、保全、センサー機器の取り扱い)
ミサワホーム(株)に入社し、主に住宅部材製造工場における、品質管理、安全管理、QMS、EMSの認証取得業務に従事
2018年に国内ISO認証機関と外部審査員契約を結び、現在年間50件程度のQMSの審査活動に従事
主な審査対象業種は、住宅関連企業(構造体、建材、ガラス)、金属製品加工企業、セメント・コンクリート製造企業など
資格:ISO9001主任審査員、ISO14001審査員補
セミナー受講料
43,000円(消費税込)
受講料
43,000円(税込)/人