
~材料解析と応用事例の紹介~
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信受講:7/22(火)~7/29(火)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
生命が有する卓越した分子認識能力とエレクトロニクス技術を融合したバイオセンサーは、疾患の早期発見やウイルス診断において、極めて重要なツールとして期待されています。特に、在宅や診療所などで迅速に診断を行うPOCT(Point of Care Testing)において、信頼性の高い疾患スクリーニングおよびモニタリング手法の確立には、簡便かつ高感度に標的タンパク質を検出可能なトランスデューサー素子の開発が鍵を握ります。
本講演の前半では、POCTへの応用を目指した当方の取り組みとして、ナノギャップ構造を利用した超高感度な表面増強ラマン散乱(SERS)素子の開発、ならびに電界効果トランジスタ(FET)を用いたバイオセンシング技術の2つのアプローチに焦点を当てて紹介いたします。後半では、SERS素子の構造評価に用いる走査型電子顕微鏡(SEM)およびSERS特性評価に用いる顕微ラマン分光装置の実演を行います。実演では、SEMやラマン分光法の原理に加えて、SERS評価における試料のサンプリング方法についても紹介いたします。
受講対象・レベル
・製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や初学者の方。
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・SERS素子や電子デバイスを利用したバイオセンサーに関する基本知識が修得できる。
・SEM操作・観察の基本知識が修得できる。
・顕微ラマン散乱分光装置の基本知識が修得できる。
セミナープログラム
<11:00-12:00>
1-1 SERS素子の基礎から応用に関する紹介
1-2 オンサイト計測を目指したバイオセンサー
1-3 ナノギャップ表面増強ラマン散乱素子によるセンシング
1-4 電界効果型トランジスタを用いたセンシング
<13:00-14:00>
2-1 走査型電子顕微鏡(SEM)の基礎
2-2 SEMによるSERS素子の観察(実演)
<14:00-15:00>
3-1 顕微ラマン分光装置の基礎
3-2 SERS素子評価におけるサンプリング(実演)
3-3 ラマン散乱観察(実演)
キーワード:
表面増強ラマン散乱,SERS,SEM,ラマン分光,セミナー,講演
セミナー講師
東洋大学 理工学部 電気電子情報工学科/バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター
教授/センター長 博士(理学)根岸 良太 氏
【ご専門】ナノ材料工学・電子デバイス・ナノカーボン結晶成長・表面科学
https://researchmap.jp/read0138882
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。※紙媒体での配布はございません。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
11:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
分析化学 薄膜、表面、界面技術 物理化学
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
11:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
分析化学 薄膜、表面、界面技術 物理化学関連セミナー
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