トライボロジーの基礎と各種材料のトライボロジー特性改善


成膜処理、表面テクスチャリング、高分子特有の… トライボロジーの基礎から各種材料のトライボロジー特性の改善手法を3名の講師が解説

受講料


54,000円 ( S&T会員受講料 51,300円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額 の27,000円)】  


※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。  


※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。  


※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。  


※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。  


※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)  


※他の割引は併用できません


講師


第1部 トライボロジーの基礎と成膜処理によるトライボロジー特性の向上 (10:30~12:30)
名古屋大学大学院工学研究科 マイクロ・ナノ機械理工学専攻 教授 梅原 徳次 氏

第2部 トライボロジー特性向上のための表面テクスチャリング技術 (13:20~14:50)
東京理科大学 工学部機械工学科 教授 佐々木 信也 氏

第3部 高分子トライボロジーの基礎と高分子トライボマテリアルの改善技術 (15:00~16:30)
工学院大学 工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 西谷 要介​ 氏


プログラム


第1部 トライボロジーの基礎と成膜処理によるトライボロジー特性の向上

 成膜処理は硬質膜や軟質膜を成膜する事で摩擦摩耗などのトライボロジー特性を制御する重要な技術である。一方、硬質膜や軟質膜による低摩擦の発現や耐久性を高めるためには、硬質膜と軟質膜の摩擦・摩耗のメカニズムを理解し、それに基づいた膜設計を行うことが不可欠である。
 本セミナーでは、このような膜の摩擦および摩耗のメカニズムと設計指針について、摩耗・摩擦の基礎に基づき解説する。

1.摩擦と摩耗を扱う工学分野(トライボロジー)
 1.1 表面の特殊性とバルクとの差異
 1.2 摩擦・摩耗のメカニズム

2.成膜処理によるトライボロジー特性の向上
 2.1 耐摩耗摺道面実現のための設計指針
  ・微視的摩耗機構
  ・硬質膜の脆性破壊の抑制
  ・膜の塑性変形の抑制
  ・膜の剥離の抑制
 2.2 超低摩擦摺道面実現のための設計指針
  ・薄膜潤滑理論
  ・超低摩擦現象

3.質疑応答



第2部 トライボロジー特性向上のための表面テクスチャリング技術

 摺動表面のトライボロジー特性向上を目的とした表面テクスチャリング技術について、基本的なメカニズムとこれに基づく表面設計について解説する。また、表面テクスチャを付与するための加工技術や表面計測技術について説明する。さらに、具体的な表面テクスチャリング技術の適用例を紹介する。

1.表面テクスチャリングによるトライボロジー特性向上メカニズム
 1.1 摩擦・摩耗現象の基礎マルチスケール
 1.2 表面テクスチャリングの概念
 1.3 機能発現メカニズム
 1.4 表面テク
 1.5 スチャ付与のための加工技術表面性状計測技術
 1.6 表面テクスチャの具体例
 1.7 まとめ

2.質疑応答

<得られる知識>
・機械要素摺動面の表面設計
・表面性状パラメータ,表面性状の計測方法
・表面テクスチャ付与のための加工技術
・表面テクスチャによる機能発現
・表面テクスチャの最適設計



第3部 高分子トライボロジーの基礎と高分子トライボマテリアルの改善技術

  プラスチック・ゴムをはじめとした高分子材料のトライボロジーの基礎と高分子トライボマテリアルの改善技術について解説する。特にポリマーアロイ・ポリマーブレンド・複合材料の技術を用いた改善技術を中心に説明します。

1.高分子トライボマテリアルの基礎
 1.1 高分子トライボマテリアルとは?
 1.2 高分子材料の種類と特徴

2.高分子トライボロジーの基礎
 2.1 高分子材料の摩擦メカニズム
 2.2 高分子材料の摩擦特性
 2.3 高分子材料の摩耗メカニズム
 2.4 高分子材料の摩耗特性

3.高分子材料のトライボロジー制御法

4.ポリマーアロイ・ブレンド化によるトライボロジー制御
 4.1 ポリマーアロイ・ブレンドについて
 4.2 モルフォロジー制御
 4.3 ポリマーアロイ・ブレンド化によるトライボロジー制御例
 4.4 ポリマーアロイ・ブレンドの材料設計ポイント

5.複合化による制御
 5.1 高分子複合材料について
 5.2 高分子トライボマテリアルに用いる充填材
 5.3 複合化によるトライボロジー制御例
 5.4 高分子複合材料の材料設計ポイント

6.多成分系複合材料による制御
 6.1 多成分系複合材料について
 6.2 多成分系複合材料化によるトライボロジー制御例
 6.3 成形加工の影響

7.まとめ

8.質疑応答

<得られる知識>
・高分子材料のトライボロジーの基礎知識
・トライボロジーの基礎知識
・高分子材料(プラスチック・ゴム)の基礎知識
・高分子系トライボマテリアルの材料選択
・高分子系トライボマテリアルの改質方法


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

54,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

生産工学

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

54,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

生産工学

関連記事

もっと見る