セミナー趣旨
2024年度より本格化するVPP・蓄電池事業の参入には、いまだ大きな技術・制度ハードルが存在する。VPP・蓄電池事業の要諦は、様々な市場取引から収益を得る「レベニュースタッキング」であるが、それらの市場推移はどのような見通しとなるのか?そして、そうした市場収益をどのように積み上げるべきなのか?本講演では、英国など諸外国の市場トレンドや、ENEOSにおけるシステム実装の考え方といった情報を交えながら、国内の電力市場にどのように向き合って事業を構築すべきかについて考察していく。
セミナープログラム
1.VPP・蓄電池事業のレベニュースタッキング
2.英国における系統用蓄電池事業の市場環境
3.日本における市場環境の考察
4.ENEOSでのシステム・リソースの開発状況
5.市場環境に対しどのように事業を実装していくか
セミナー講師
ENEOS株式会社
VPP事業部 VPPシステムグループ
シニアプロジェクトマネージャー
斉藤 思温(さいとう しおん) 氏
2012年東京大学工学系研究科修士課程修了、日本アイ・ビー・エム入社。IT戦略・組織・システム開発等のコンサルティングに従事。2014年より、三菱総合研究所グループ エム・アール・アイ リサーチアソシエイツにてメガソーラー開発事業、官公庁調査案件に従事。2018年よりソフトバンクグループSBエナジーにてVPP実証を担当。その後、アクセンチュアを経てENEOSに入社し、VPP事業を推進。2021年度 経済産業省 次世代スマートメーター制度検討会オブザーバー。
セミナー受講料
1名につき 33,110円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間53分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
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