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セミナー趣旨
新規上場後、上場会社として、経営戦略、財務戦略、資本政策上新たなステージに向かう中、非上場の時には適用のなかった様々な法的な課題に直面する機会も増えてくるのではないかと思います。また、創業者としても、自社株の保有方針等について改めて見直すことも少なくないように思います。
上場後、最も重要となる法律の一つが金融商品取引法であり、違反行為には非常に重い責任が伴うところ、その難解さから、対応を誤るケースも散見されます。
本セミナーでは、上場子会社と、新興上場企業やその創業者が、頻繁に直面する金融商品取引法上の問題について、場面ごとにわかりやすく解説していきたいと思います。
受講対象・レベル
- 上場子会社、新規上場企業、上場を検討されている企業の創業者、役員の方
- 経営企画部門、IR部門、法務部門、総務部門、その他関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.金融商品取引法の基礎知識
① 全体像
② 開示規制(発行開示、継続開示、TOB規制、大量保有報告)
③ 不公正取引規制(インサイダー、短期売買差益返還)
2.上場企業によるエクイティ・ファイナンス
① エクイティ・ファイナンスの手法
② 手法毎のKey Point
3.創業者や主要株主による株式の譲渡
① インサイダー取引規制
② 売出規制
③ 大量保有報告
4.従業員による株式取引の管理
① インサイダー取引の基本的な仕組み
② 事前届出制、許可制
③ 持株会による取得
5.その他
① 自己株式取得
② 非上場の親会社がいる場合
6.金融商品取引法違反と法執行
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
森・浜田松本法律事務所 パートナー弁護士 宮田俊 氏
2007年東京大学法科大学院卒業、2014年New York University School of Law (LL.M.)修了。2008年弁護士登録、2015年ニューヨーク州弁護士登録。2017~2018証券取引等監視委員会出向。日本証券アナリスト協会検定会員、公認不正検査士。キャピタルマーケッツ、ディスクロージャー、金融規制対応、金商法関連不正対応等を中心に取り扱っている。
関連著述として『ESGと商事法務』(商事法務・2021・共著)、「「サステナビリティ」をめぐる改訂CGコード原則の解説と課題への取組み」(ビジネス法務・2021)、「ESGと開示」(旬刊商事法務・2021)等がある。
セミナー受講料
会員 27,500円(本体 25,000円) 一般 29,700円(本体 27,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
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