実装不良発生メカニズムの正しい理解と最新の品質改善技術

毎回好評!実装の入口から出口まで、ほぼすべての不良に対策を打つことが可能となります!


講師


株式会社 キューブ表面実装技術研究所 代表取締役 木下 真言 先生


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)  


*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円      


*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


 このセミナーでは、悪戦苦闘しながら構築して来た不良発生のメカニズムと対策を、講師の試行錯誤の体験を通じて、面白く、深く理解していただこうと思っています。
 重要なメカニズムについては、簡単な実験を通じて、皮膚感覚で体感・理解できるよう工夫していますので、受講者が帰社後、実験を再現して見せながら、実装のメカニズムや不良対策について指導できるようになります。
 取り上げる項目は、まさに実装の入口から出口までを網羅していて、ほぼすべての不良に対策を打つことが可能となります。
 通常のセミナーや技術書では触れることの出来ない、「実装現場に密着した『簡単だけど効果絶大』のノウハウ」を学んで、是非、御社の現場を、最高の「勝ち組実装工程」に仕上げてください。

■この講座を受講して習得できること:
【印刷工程 不良発生メカニズムの理解と低減法】
 ・本セミナーで低減可能となる不良項目
   オープン、ショート、ハンダ不足、ウィッキング、サイドボール、
   印刷起因のチップ立ち(マンハッタン・ツームストン)
   濡れ不足(はじき、冷ハンダ、Cold-Joint・赤目・フィレット不足)、
   クラック、リード浮きによるオープン、
   BGA/CSPのボール電極サイズ不均一によるオープン
 ・印刷機の各条件設定の要点
 ・抜け性を改善する「版離れインターバルタイム」の習得
 ・新しい印刷技術「ESSメソッド」の習得

【マウント工程 不良発生メカニズムと低減法】
 ・本セミナーで低減可能となる不良項目
   部品の横ズレ・回転ズレ、横転・反転・極性違い、
   部品落下(欠品・余分部品・下敷き部品)、
 ・リード曲がりの発生原因メカニズムの理解と対策法
 ・ノズルのメンテナンス法、不良ノズルの見分け方
 ・カセット振動&マウンタ本体の振動の原因と対策法

【リフロー工程 不良原因と対策】
 ・本セミナーで低減可能となる不良項目
   リフロー起因のチップ立ち(マンハッタン・ツームストン)、
   濡れ不足(はじき、冷ハンダ、Cold-Joint・赤目・フィレット不足)、
   クラック、基板湾曲
 ・接合信頼性向上のための新プロファイル 必要性の理解と設定法習得
 ・基板湾曲による不具合発生メカニズムの理解と対策

【インサーター・半田槽・セレクティブ半田槽工程の不良原因と対策】
 ・本セミナーで低減可能となる不良項目
   インサートエラー、リードカットエラー
   半田の濡れ上がり不良、ボイド、ブローホール、クラック、剥離、異物付着


セミナー内容


1 実装の全体像を俯瞰する
 1.1 世界の中での日本実装業界の位置づけ
 1.2 自動化で進む実装メカニズムへの無理解が競争力を奪う
 1.3 実装不良/発生要因マトリックス表の解説

2 印刷
 2.1 わかりづらい印刷のメカニズムをスッキリ解説
  (1)「ハンダの変な挙動」が印刷メカニズムを左右する
  目で見る”タッキング・ずり応力・レオロジー”実験
  (2)印刷品質は「①に抜け性、②にニジミ」
  (3)誰も語らない「面積アスペクト」
  (4)抜け性の劇的改善法 オープンもショートも同時に解消
  (5)ニジミの改善がもたらす驚きの効果と実現法
  (6)常識破りの印刷品質改善法「ESSメソッド」とは
  (7)クラックは世界中の大問題 印刷による驚きの解消法
 2.2 知ればできる印刷機調整値の最適化と最新ツール
  (1)スキージの進化の歴史と課題の変遷
  (2)使ってはいけないメタルスキージ。そのワケと上位代替策
  (3)各種マスク(開口製法・版素材・後処理別)を比較する
  (4)プラスチック製マスクは使えるか(印刷品質・納期・価格・寿命 等)
  (5)重要なのに間違いだらけの印圧調整
  (6)新概念のバックアップとは
  (7)印刷機の最適調整法とその理由
      印圧・ストローク・スキージ速度・スキージ上昇タイミング・
      版離れ速度・バックアップ(特に両面リフロー基板で重要)
  (8)版離れタイミングは印刷品質改善の秘密兵器
 2.3 印刷品質を改善するその他の秘蔵ノウハウ
  (1)品質改善と省力化の両立 スキージのS角・ずらしセット法
  (2)全社失格 マスク版上で劣化していくハンダの管理法(重要)
  (3)使用中のハンダは連休前に廃棄するか ハンダ管理の基本を学ぶ

3 マウント
 3.1 御社の知らないマウント品質悪化のメカニズムと対策
  (1)マウント不良の実例を網羅する
  (2)知れば簡単 マウント不良は根絶できる
  (3)メンテはカセットのアライメントとノズル/フィルタの洗浄だけか
  (4)写真で見る各種の不良ノズルと観察法
  (5)マネジメントデータを活用しよう 要因の層別
  (6)カセットのメンテは急患型と定期健診型
  (7)カセットは振動していないか 振動の原因と対策
  (8)カセットは振動していないか 振動の原因と対策
 3.2 リード浮き・曲がりは御社の責任
  (1)トレイ部品のリード曲がり その以外な原因と対策
  (2)エンボス部品のリード曲がり その以外な原因と対策
 3.3 マウント不良の暫定対応法
  (1)マウントズレのセルフアライメント活用 
  (2)高額IC・品薄ICのリード曲がりの暫定対応法

4 リフロー
 4.1 御社の温度プロファイルは古い? 最新プロファイルの考え方
  (1)濡れ不良問題を考える 世界の困り事は御社のチャンス
  (2)フラックスの活性寿命に配慮したプロファイルとは
  (3)最新プロファイルの設定手順詳細
  (4)正しいプロファイル設定は正しい温度センサの取付から
 4.2 激化する基板の湾曲に打つ手はないか
  (1)リフロー炉が助長する接合信頼性低下(特にクラック)の3つの要因
      出荷後不良の低減は実装受注のセールスポイントになる
  (2)誰も配慮しない冷却温度プロファイルの重要性と対策
  (3)センターチェーン活用への模索
  (4)ボイド対策の色々

5 その他
 5.1 インサーター
  (1)インサートエラーの要因と対策 観察ポイントはココ
  (2)リードカット残りの要因と対策 カッタ状態判別法
 5.2 半田槽
  (1)ドロースの削減法 試行錯誤の実例と現行ツール
  (2)半田槽起因不良低減のための簡単改造
  (3)デンドライトとは その原因と対策
(4)ショート防止用パッド形状とは
 5.3 セレクティブ半田槽
  (1)固有の不良 その原因と対策

<質疑応答>


 

受講料

46,440円(税込)/人

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

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※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

電気・電子技術   品質マネジメント総合   生産工学

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