日本企業に求められる実践的S&OP~SCMの発展系としてのS&OP導入に向けて~

【締切日】2023年10月11日(水) (定員18名)

セミナー趣旨

<目的と概要>
国内におけるSCM導入の動きから20年近くが経過した今、企業各社が現在抱える新たな課題を示しながら、SCMにおける次の施策ともいうべき、経営側からの事業計画と業務側からの実行計画を連動させるS&OPの概要や従来のSCMとの違い、さらにS&OPを実現するために必要な実践的な仕組みについて学びます。①企業の抱える新たな課題を理解します。
②S&OPとは何か、従来の方法との違いを理解します。
③S&OPを実現させるために必要な、実践的な仕組みを学びます。

<対象>
SCM業務及び考え方に関する基本的な知識を有している方
➢製造業:
・製造部門、営業部門、マーケティング部門、資材部門、及び情報システム部門の関係者
・製造業の業務全般(生産管理、工程管理、購買管理等)を浅くでもよいので理解されている方。
➢IT企業:
・上記業務を支援している方(コンサルタント・SE・営業など)
  目安として、入社5年目以降の方

セミナープログラム

日程 講義内容 タイムスケジュール
1日 オープニング(自己紹介、アイスブレーク) 09:30~10:00
1.はじめに 10:00~12:00
(途中休憩10分×2回)
2.企業活動におけるSCMの現状と課題
3.S&OPとは
昼休 12:00~13:00
4.S&OPによる施策 13:00~17:00
(途中休憩10分×3回)
5.S&OPプロセス
6.S&OP実現の仕組み
7.S&OP成熟度
8.S&OP事例
9.演習
10.まとめ
クロージング(Q&A、アンケートなど) 17:00~17:30

1.はじめに
 1-1. 業務プロセスについて
 1-2. SCMについて
 1-3. 計画プロセスについて

2.企業活動におけるSCMの現状と課題
 2-1. 日本企業におけるSCMの現状
 2-2. 日本企業におけるSCMの課題
 2-3. 課題解決の方向性とは

3.S&OPとは
 3-1. S&OPのはじまり
 3-2. S&OPの変遷
 3-3. S&OPの位置づけ

4.S&OPによる施策
 4-1. 企業におけるPDCA
 4-2. S&OPの目的
 4-3. S&OPの評価指標

5.S&OPプロセス
 5-1. S&OP全体プロセス
 5-2. S&OPサブプロセス
 5-3. S&OPの組織

6.S&OP実現の仕組み
 6-1. One Plan の考え方
 6-2. S&OPのDB構造例
 6-3. シナリオ マネジメント
 6-4. ナレッジ蓄積
 6-5. S&OPにおける金額と数量の一元管理
 6-6. S&OPにおける自動按分
 6-7. S&OPにおけるメッシュ変換

7.S&OP成熟度
 7-1. S&OPのレベル
 7-2. SCMの成熟度
 7-3. 成熟度毎のS&OP

8.S&OP事例
 8-1. PCメーカーの事例

9.演習(S&OP改革提案)

10.まとめ


<受講者の声>

■SCMを実施している各社のアセスメントを実習することが出来、興味深かった。現場レベルでの課題は、どの顧客にも当てはまると思える。
■知らないことが聞けて有意義だった。SCM/S&OPの考え方が、ネットで調べるより、よく分かり有意義だった。
■他社事例の説明が多く、有意義であった。テキストの説明だけでなく、口頭での説明が分かりやすかった。
■実践的な質疑ができて、とても良かったです。
■S&OPがどういったものか、これまでのSCMとの違いも良くわかりました。
■講義だけでなく演習も設けられており、より一層理解が深まりました。
■グループ分けで、たまたま、業務担当者がいたので、自分の業務との対比から、ディスカッションできて、とても参考になった。
■S&OPの概念があいまいでしたが、講義で明確になりました。講義の内容を一つのフレームワークとして、サービス化を進めたいと思います。

セミナー講師

貝原 雅美 (かいばら まさみ)氏
ワクコンサルティング(株) エグゼクティブ コンサルタント、KAIコンサルティング代表

ワクコンサルティング(株) エグゼクティブ コンサルタント、 KAIコンサルティング代表。富士通(株)にて製造業向けの生産 管理、ERP、SCMの導入、開発のコンサルティングに従事。その後米国i2テクノロ ジーズ社にて、SCMのコンサルティングに従事し、コンサルティング、マーケティ ング、セールスの各ディレクターを歴任 。i2退社後リスク管理、内部統制の外資系日本法人立上げに参加し、多数の企業に対する内部統制、J-SOX、リスク管理等の支援を行う。その後、組織にとらわれない業務改革請負人として独立し、現在は日欧米のグローバルな地域で、ITを活用した経営改革、SCM改革、業務改革等の研究、支援を行う。

・日本ロジスティクスシステム協会ストラテジックSCMコース講師・・著書:「戦略的SCM―新しい日本型グローバルサプライチェーンマネジメントに向けて」(共著)・(日科技連出版社)・・日本鉄鋼協会、日本OR学会等での講演や、企業内教育研修講師、企業及び大学向け講演、SCM専門誌記事など多数。

セミナー受講料

60,500円(税別価格55,000円)※研修終了後、請求書送付いたします。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:30

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

サプライチェーンマネジメント

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キーワード

サプライチェーンマネジメント

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