メーカー技術者・研究者のための技術マーケティング入門

基本の理解と仕事にあった活用のためのマーケティングを学びます


講師


日本工業大学 技術経営大学院 教務委員長 教授 清水 弘 氏

・東洋エンジニアリング株式会社で化学プラントの設計部門に勤務後、
・1990年よりアーサーDリトル社(ADL)に参画。製造業を中心にIT企業、
 サービス業の、イノベーションとグローバル展開に関する戦略、技術、組織の経営課題の解決に従事。
 2002年よりディレクター/パートナー。
・2012年から教授として日本工業大学 技術経営大学院で技術と経営に関する授業と研究にも従事し、
 2015年より教務委員長(現任)。
・同年にADLシニアアドバイザー(現任)。
 東洋ビジネスエンジニアリング 社外取締役(現任)、
 住田光学ガラス 監査役(現任)
・京都大学工学部合成化学科卒業


受講料


55,000円(税込、昼食・資料付)


■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
  (セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。


受講対象・レベル


・メーカーの技術者、研究者
・研究開発部門のリーダー、戦略・企画担当者
 (事例は消費財よりも産業財、生産財を中心に紹介します)
*マーケティングを体系的に学んだことのない方の受講を想定しております。 


習得できる知識


・技術者・研究者が知っておくべきマーケティングの基礎知識
・市場情報収集やヒアリングを行う際の情報ソースとその収集・分析方法
・多様な仕事に応用する事業戦略立案手法
・市場・顧客起点で考えるためのコツ
・「売れる製品」を生み出すためのチェックポイント 


趣旨


 メーカーの技術者・研究者にとって、市場・顧客を起点に考えるマーケティングは
必須なものと言えます。これは皆さんも実感をお持ちと思います。ただ皆さんの仕事は、
技術探索、技術開発、製品改良、新製品開発、さらに新事業創出と多岐に渡り、
多様な仕事への応用が求められております。例えば、既存製品企画・改良と新機会探索では
一見手法が異なります。しかし、検討するコツが分かれば基本は同じことで、
其々の場合に容易に応用できるようになります。講義と小演習を組み合わせ、
マーケティングの基本の理解と仕事にあった活用のために、本セミナーを提案したいと思います。
 
小演習について
・皆さんがセミナーで学んだことを仕事に活かすための手がかりとして、
限られた時間ですが手法を活用する個人演習を行い、その場で質問にお答えするともに、
活用上の留意点をご説明したいと思います。


プログラム


1.技術マーケティングの重要性
 1-1.技術マーケティングの重要性
  ―膨らみの構想へ
  ―リードユーザ不在の時代
  ―従来と異なる市場・顧客の理解とコミュニケーション
  ―市場の変化の先読みと説明責任
  ―自社の状況にあったストーリーの必要性
 1-2.市場ニーズと技術シーズのマッチと協働
  ―アイデアからチャリンまで
  ―コンセプト企画とビジネスプランの重要性
  ―ビジネスプランの作成

2.技術マーケティングとビジネス戦略立案
 2-1. 技術マーケティングの視点
  2.1.1 技術マーケティングの誤解と基本フレームワーク
   ―マーケティングと情報収集、セリング、得意先指向の違い
   ―マーケティングの“違い”から 3C・STP・4P
   ―3C(4Cと呼ぶことも) 3C―Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)、
   ―もう一つのC:PEST(Politics(政治)、Economy(経済)、Society (社会)、
    Technology(技術))
   ―STP―Segmentation、Targeting、Positioning
   ―4P―Product、Price、Place、Promotion
   ―市場・技術マッチのMFT
   ―技術マーケティング  市場・技術マッチと3C・STP・4P・MFT
   ―マーケティングの定義とイノベーションとの違い
 2-2.既存ビジネスと新事業・新製品の違いを埋める戦略視点
  ―自社の状況にあったストーリーの必要性
  ―3つのレベルの戦略視点
  ―Who:自社・自組織のミッション・ビジョン・バリュー
  ―Who:価値連鎖(バリューチェーン)
  ―Where:戦略事業単位と事業ポートフォリオ
  ―How:機会獲得のために如何に戦うか
  ―成長の方向性とアンゾフマトリックス
  ―資源配分を考えるためのSPRO
  ―競争戦略とKFS
  (参考)フレームワークとは
 2-3.ビジネス戦略立案ステップ
  2-3-1.アイデア創出とコンセプト企画
  2-3-2.ビジネスプラン

3.仮説・情報収集・検証サイクルとマーケティングリサーチ手法
 3-1.仮説・情報収集・検証サイクル
  ―仮説・情報収集・検証サイクルの重要性
  ―仮説を考える上での思考方法  発想推論法
  ―演繹と帰納的表現
 3-2.マーケティングリサーチの基本
  ―アイデア~拡販のステップとマーケティングリサーチ事例
  ―情報収集
  ―マーケティング・リサーチの5ステップ
  ―マーケティングリサーチの手法と特徴
  (参考)フェルミ推定

4.小演習
5.技術マーケティングのスキルとマインド
 ―マーケティング力強化のスキルと動き方 スキル
 ―言語化、コミュニケーション、論理的思考、分析的思考力、概念的思考力
 ―マーケティング力強化の行動と動き方

6.全体まとめ