
技術者・研究者のための競合情報・市場情報の収集方法
☆オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
※アーカイブ配信(期間:7/28~8/4)での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
研究開発、製品設計、新製品・新事業開発など技術開発をともなう業務を行う場合、競合情報や市場情報を収集し、分析することは、事業の成否に関わる重要な仕事です。しかし実際は、経験知だけで、体系的な情報収集・分析が十分に行われていないことが多く、経営者の意思決定がうまく行なわれないことがしばしあります。本コースは、多くの技術開発戦略、新事業開発に関わったコンサルタントが、開発した競合情報、市場情報収集・分析手法を体系的かつ実践的にお伝えするものです。
製品・サービス事業だけでなく、IoT、AI時代に重視されているエコシステム・ビジネスモデルレベルの競合情報、市場情報収集分析の方法もお伝えします。
受講対象・レベル
・企業の研究開発部門、設計開発部門、製造技術部門、技術営業部門
・新製品・新事業開発部門、M&A/アライアンス部門、市場調査部門
・知的財産部門、技術調査部門
・大学の研究者、産学協同部門
上記の初級から中級者
習得できる知識
・競合企業・事業、製品・サービス、技術、エコシステム・ビジネスモデルなどの情報収集と分析手法
・参入市場の市場情報収集・分析手法
・競合、市場情報分析の報告書作成の方法
・情報収集と各種戦略企画の関係
セミナープログラム
1.市場調査、事業、商品・サービス企画担当になったら何をすべきか
1-1 情報収集・分析の目的とは何かを理解する
1-2 調査対象である「市場」の構造を把握する
1-3 「市場」の中の調査対象を区分する「市場構造」「マクロ環境変化」「顧客」「競合」「自社」
1-4 近年の「市場」が「エコシステム化」(生成変化するネットワーク)していることに注目する
1-5 市場調査の7つの原則を理解する
1-6 情報源を知る
1-7 複数の情報調査手法を経験し習得する
1-8 市場調査において陥りやすいこと
2.市場構造の調査
2-1 市場とは何か
2-2 市場とエコシステムの違い
2-3 市場特性の把握
2-4 市場構造の変化の把握
3.マクロ環境調査
3-1 PEST分析、PESTEL分析
3-2 マクロ環境シナリオ分析
3-3 自社、顧客、競合への影響度分析
3-4 兆候を察知する習慣
4.顧客分析
4-1 顧客(市場)セグメンテーションと分析
4-2 ターゲット顧客分析
4-3 顧客の一次情報分析(ヒアリング、観察、提案、コラボレーションなど)
4-4 今後重要となる顧客経験価値分析
5.競合と競合の分析(競合ベンチマーキング)
5-1 競合の分類
5-2 競合の過去・現在だけでなく競合の将来の戦略の分析をする
5-3 競合情報の入手方法(特許調査含む)
5-4 4階層での競合分析
5-5 マクロ環境シナリオ別の競合戦略の予測
5-6 競合分析から競争戦略へ
6.分析結果をどうまとめ、誰にどのように報告するか
7.戦略の企画へ反映させる
7-1 経営・事業戦略への反映
7-2 研究開発戦略・新事業・新商品開発戦略への反映
7-3 既存商品のマーケティング戦略への反映 など
8.個人の調査力、企画力を上げる方法
8-1 1年以内に一連の市場調査を3回以上実践してみる
8-2 日頃の生活、仕事の中で調査する
8-3 自ら情報発信することで情報を収集する
8-4 人脈をつくる、キーパーソンとのネットワークを重視する
8-5 思考プロセス、思考、行動習慣を学ぶ
9.組織の調査力、企画力を上げる方法
9-1 調査、企画の基本を組織のリテラシーとして学ぶ
9-2 企画職の「ジョブディスクリプション」に組み込み、評価する
9-3 プロジェクトで実行し、結果を評価する
≪質疑応答≫
キーワード:
競合他社,市場,ベンチマーキング,ベンチマーク,情報,収集,検索,研修,講座,セミナー
セミナー講師
(株)ニューチャーネットワークス 代表取締役 高橋 透 氏
【専門】
技術戦略、新製品・新事業開発、事業戦略、アライアンス
【略歴】
・上智大学経済学部経営学科卒業後、旭硝子株式会社(現AGC株式会社)入社。セラミックスのマーケティング、消費財の新商品開発、広告宣伝を担当。その後大手コンサルティング会社を経て、経営コンサルティング会社“ニューチャーネットワークス”を設立し、代表取締役を務める。専門は研究開発戦略、新製品・新事業開発、エコシステム・ビジネスモデル戦略、顧客経験価値開発など価値創造領域。その一方で技術開発、製造現場のボトムアップ力強化と組織体質改革のためのブレークスループロジェクトを展開。これまで国内外で1000以上のプロジェクトを経験。
・2010年より上智大学非常勤講師(経済学部:コンセプトメイク、全学共通:グローバルベンチャー)
・2016年ヘルスケアAIoTコンソーシアム 理事
【主な訳書、著書】
・「顧客経験価値を創造する商品開発入門」(著、中央経済社)、「デジタル異業種連携戦略」(著、中央経済社)、「技術マーケティング戦略」(著、中央経済社)、「勝ち抜く戦略実践のための競合分析手法」(著、中央経済社)、「90日で絶対目標達成するリーダーになる方法」(著、 SBクリエイティブ)、「GE式ワークアウト」(デーブ・ウルリヒ他著、共訳、日経BP)、「後発で“勝つ”ための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方」(共著、技術情報協会編)、「技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘」(共著、技術情報協会編)、技術情報協会「月刊 研究開発リーダー」など寄稿多数。
・日経BP社プレミアムサイトに5年間、日経産業新聞WEB「企業マネジメント最新トレンド」へコラム執筆。弊社コラムサイト「グローバル・エイジ」にてコラム執筆多数。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
・1名申込の場合、49,500円(税込)→38,500円(税込)
・2名同時申込の場合、合計99,000円(税込)→合計49,500円(税込)
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受講料
49,500円(税込)/人