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次世代自動車で使われるプラスチックとは?
電動化、軽量化、マルチマテリアル化、LCA対応…etc
自動車の未来を見通し、今後必要とされる樹脂・高分子複合材料とは何かを考えます!
どのような特性、機能を持った高分子材料が求められるようになるのだろうか?
自動車産業における樹脂材料・高分子複合材料の"2020年以降"について、自動車メーカーで研究開発を担った経験を持つ専門家、大庭塾代表の大庭敏之氏(元 日産自動車)、金沢工業大学教授の影山裕史氏(元 トヨタ自動車)の2人が考え、語ります
習得できる知識
・自動車に使用される樹脂材料の変遷
・温暖化防止に対しての自動車の方策
・次世代自動車に対しての高分子の役割
・軽量化に対しての樹脂化の役割
・CFRPとの軽量化効果と課題
・今後の内装用樹脂材料の課題
・次世代車のエネルギー効率
・複合材料の設計技術
・自動車の将来動向
・自動車材料の将来動向
・自動車と複合材料の関係 ほか
セミナープログラム
第1部 今後の自動車と求められるプラスチック材料の動向
【概要】
パリ協定で約束事であった日本の長期戦略も決められた。また、世界のモーターショーでは次世代車としての電気自動車が花盛りの感がある。今後2050年に向かっての次世代車はどうなるのであろうか。
欧州では2040年までにガソリン車、ディーゼル車は全廃の動きにある。いったいどのようになるのであろうか。それに対してプラスチック材料で求められる姿はどのようなところにあるか。電気自動車には何が求められ、軽量化への取り組みでは何が効果的に役目を果たせるだろうか?CFRPは自動車構造への革命をもたらすであろうか?一方では最も適正な内装材料としてプラスチックに求められることはどのようなところがあるのか?将来をみながらプラスチックへの期待について話してみたい。
1.自動車を取り巻く状況
1.1 自動車に使われるプラスチックの推移
1.2 モーターショーに見る車の将来像
2.温暖化防止に対する自動車の取り組み
2.1 世界、日本が目指す温暖化防止への目標
2.2 温暖化防止への自動車の役目
3.電動化に対してのプラスチックの適用
3.1 リチウムイオン電池へのプラスチック
3.2 高熱伝導絶縁材料
4.軽量化に対しての高分子材料の役目
4.1 モジュール化へのプラスチック
4.2 CFRPによる軽量化
4.3 マルチマテリアルへの期待と接着剤の貢献
5.内装に使用されるプラスチックへの期待
5.1.高触感への取り組み
5.2.美観を演出するプラスチックy
5.3.付加価値を付加する
6.2050年の次世代車の本命はどう考えるか
7.まとめ(エネルギーは?自動車は?高分子は?)
□ 質疑応答 □
パリ協定で約束事であった日本の長期戦略も決められた。また、世界のモーターショーでは次世代車としての電気自動車が花盛りの感がある。今後2050年に向かっての次世代車はどうなるのであろうか。
欧州では2040年までにガソリン車、ディーゼル車は全廃の動きにある。いったいどのようになるのであろうか。それに対してプラスチック材料で求められる姿はどのようなところにあるか。電気自動車には何が求められ、軽量化への取り組みでは何が効果的に役目を果たせるだろうか?CFRPは自動車構造への革命をもたらすであろうか?一方では最も適正な内装材料としてプラスチックに求められることはどのようなところがあるのか?将来をみながらプラスチックへの期待について話してみたい。
1.自動車を取り巻く状況
1.1 自動車に使われるプラスチックの推移
1.2 モーターショーに見る車の将来像
2.温暖化防止に対する自動車の取り組み
2.1 世界、日本が目指す温暖化防止への目標
2.2 温暖化防止への自動車の役目
3.電動化に対してのプラスチックの適用
3.1 リチウムイオン電池へのプラスチック
3.2 高熱伝導絶縁材料
4.軽量化に対しての高分子材料の役目
4.1 モジュール化へのプラスチック
4.2 CFRPによる軽量化
4.3 マルチマテリアルへの期待と接着剤の貢献
5.内装に使用されるプラスチックへの期待
5.1.高触感への取り組み
5.2.美観を演出するプラスチックy
5.3.付加価値を付加する
6.2050年の次世代車の本命はどう考えるか
7.まとめ(エネルギーは?自動車は?高分子は?)
□ 質疑応答 □
第2部 自動車分野における高分子複合材料技術動向とマルチマテリアル化展望
【概要】
自動車を取り巻く環境の変化を理解し、将来の自動車の姿を予想すると、その構成材料のあるべき姿が見えてくる。
CO2環境問題に対し軽量化は必須でありCFRPを中心とした複合材料やALのような軽量材料が注目される。ただ、2030年以降は、軽量化だけではなく、本格的なLCA対応が急務になると考えられ、天然由来のCNF(セルロースナノファイバー)複合材料なども注目されるはずである。ただ、単独系の材料では、要求を満足することはできず、適材適所を基調とするマルチマテリアルが極めて重要な位置づけとなることが予想される。その動向と展望をまとめた。
1.自動車を取り巻く環境の変化(2030年)
1.1 自動運転の地域社会に適合したモビリティ
1.2 モビリティだけではなく、将来のビジネスモデルに挑戦
2.自動車構成材料の動向
2.1 鉄はいまだに主要材料
2.2 軽量材料(AL、樹脂、高分子複合材料)に注目
3.マルチマテリアルによる緊急対応(~2030年)
3.1 緊急課題と軽量化
3.2 マルチマテリアルの必要性と現状
4.マルチマテリアルの本格的LCA追求(2030年~ )
4.1 本格的LCA(CO2排出量低減)の追求
4.2 マルチマテリアルの本格化と課題
□ 質疑応答 □
自動車を取り巻く環境の変化を理解し、将来の自動車の姿を予想すると、その構成材料のあるべき姿が見えてくる。
CO2環境問題に対し軽量化は必須でありCFRPを中心とした複合材料やALのような軽量材料が注目される。ただ、2030年以降は、軽量化だけではなく、本格的なLCA対応が急務になると考えられ、天然由来のCNF(セルロースナノファイバー)複合材料なども注目されるはずである。ただ、単独系の材料では、要求を満足することはできず、適材適所を基調とするマルチマテリアルが極めて重要な位置づけとなることが予想される。その動向と展望をまとめた。
1.自動車を取り巻く環境の変化(2030年)
1.1 自動運転の地域社会に適合したモビリティ
1.2 モビリティだけではなく、将来のビジネスモデルに挑戦
2.自動車構成材料の動向
2.1 鉄はいまだに主要材料
2.2 軽量材料(AL、樹脂、高分子複合材料)に注目
3.マルチマテリアルによる緊急対応(~2030年)
3.1 緊急課題と軽量化
3.2 マルチマテリアルの必要性と現状
4.マルチマテリアルの本格的LCA追求(2030年~ )
4.1 本格的LCA(CO2排出量低減)の追求
4.2 マルチマテリアルの本格化と課題
□ 質疑応答 □
セミナー講師
第1部 今後の自動車と求められるプラスチック材料の動向 (12:20~14:20)
大庭塾 代表 大庭 敏之 氏
(元 日産自動車:バンパー材用材料などの開発、ゴム部品の開発、高分子材料の信頼性、リサイクルなど環境問題等を担当)
第2部 自動車分野における高分子複合材料技術動向とマルチマテリアル化展望 (14:30~16:30)
金沢工業大学 大学院工学研究科 高信頼ものづくり専攻 教授 影山 裕史 氏
(元 トヨタ自動車)
略歴
東京工業大学有機材料工学 修士課程修了後、トヨタ自動車株式会入社。東富士研究所にて軽量ボデーやユニット材料の自動車軽量材料の研究開発、またバイオプラスチックスの応用研究に従事。その後、2002年、本社技術部にてレクサスLFAのCFRPボデーの開発から量産技術開発等を務めた。2014年、定年と同時に金沢工業大学・大学院高信頼ものづくり専攻教授に就任。現在講義のほか、政府系プロジェクト(環境省NCVプロジェクトSPL、NEDO革新的新構造材料等開発研究プロジェクトSPL)や省庁の委員等、また企業との共同研究やコンサルティングに従事。
専門
CFRP、CNF等、自動車用複合材料の開発や自動車用軽量樹脂の材料設計
大庭塾 代表 大庭 敏之 氏
(元 日産自動車:バンパー材用材料などの開発、ゴム部品の開発、高分子材料の信頼性、リサイクルなど環境問題等を担当)
第2部 自動車分野における高分子複合材料技術動向とマルチマテリアル化展望 (14:30~16:30)
金沢工業大学 大学院工学研究科 高信頼ものづくり専攻 教授 影山 裕史 氏
(元 トヨタ自動車)
略歴
東京工業大学有機材料工学 修士課程修了後、トヨタ自動車株式会入社。東富士研究所にて軽量ボデーやユニット材料の自動車軽量材料の研究開発、またバイオプラスチックスの応用研究に従事。その後、2002年、本社技術部にてレクサスLFAのCFRPボデーの開発から量産技術開発等を務めた。2014年、定年と同時に金沢工業大学・大学院高信頼ものづくり専攻教授に就任。現在講義のほか、政府系プロジェクト(環境省NCVプロジェクトSPL、NEDO革新的新構造材料等開発研究プロジェクトSPL)や省庁の委員等、また企業との共同研究やコンサルティングに従事。
専門
CFRP、CNF等、自動車用複合材料の開発や自動車用軽量樹脂の材料設計
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
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