個別実績原価管理とその展開 ―今日の製品1個の実績原価を知って変革する―

実績原価のデータをIoTによって自動的に取得する!
正確な“個別実績原価のデータ”が得られれば、多方面への活用が可能になる!!

セミナー趣旨

今日のそれぞれの製品1個の実績原価が正確にいくらでできたのか知りたくないですか?
正確な“個別実績原価のデータ”が得られれば、多方面の活用ができます。

  1. 同一品番のロットごとの実績原価データのバラツキからコストダウンが実現できます。
  2. ロットごとの損益が明確になり、赤字ロットの対策ができます。
  3. 品番ごとの実績原価データから当該品番の利益貢献度が明確になり、経営戦略に利用できます。
  4. 実績原価データは、現在の工場の生産能力やST(標準時間または標準工数)などの実力を表すデータですから、これによって見積り原価データや工場の基本データの見直し更新ができます。

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とはセンサーから直接的に自動的にデータを採取し、インターネットを介して収集してビッグデータにして解析し、課題解決する手法のことです。これによって濃密で詳細なデータが自動収集できるので、実績原価においても製造現場のミクロの実態をデータによって知ることができるようになります。
個別実績原価は、4つの原単位データから成り立っています。①原材料の使用量、②作業者の工数時間、③機械占有時間、そして④その他変動原単位です。
実際に、同一製品のロットごとの原単位データをIoTによって自動的に採ってみれば、原単位データがロットのたびごとに2~3割も変動することが分かります。なぜこんなにも変動するのでしょうか?
原単位データは、製造現場の原材料の使い方、作業者の作業の仕方、機械設備の使いこなし、または梱包資材や電気の使い方を反映したデータで、現場のモノづくりがどのようなミクロの実態でなされたのかを示すデータなのです。
したがって、実績原価のデータをIoTによって自動的に得られれば、上記のような4つの面での活用展開が可能になって、大きな変革の成果を得ることができます。

セミナープログラム

  1. 用語の定義について
    1. DX(デジタル変革)の定義
    2. IoTとは?
    3. ビッグデータとは?
  2. IoTと情報処理
    1. センサーの知識
    2. 情報処理のながれ
    3. ビッグデータ
    4. 詳細な実態の分析
    5. 解決策
  3. 製造業の利益
    1. 第1の利益
    2. 第2の利益
    3. 第3の利益
    4. ムリ・ムラ・ムダと第3の利益
  4. 原価管理の基礎知識
    1. 原価管理の4つの目的
    2. 原価の構成
    3. 実績原価の4つの原単位
    4. 個別に原単位を採取し分析
  5. IoTによる個別実績原価管理へのシナリオ
    1. 原単位データのセンサーを探せ
    2. IoTにより原単位データを自動採取せよ
    3. 原単位データを製造の単位にくくれ
    4. 製造履歴と原単位データのビッグデータを作れ
    5. ビッグデータを解析すれば実態が分かる
    6. コストダウンができて利益がでる
  6. 個別実績原価管理の実現
    1. IoTシステムで原単位データのビッグデータをつくる
    2. 実績原価のクリアな実態の発見
    3. 製造履歴情報との突合せ
    4. 実績原価を改善してコストダウン
  7. 得られた実績原価の原単位データの活用展開
    1. 原単位データの改善によるコストダウンの追求
    2. ロットの損益の改善と販売戦略
    3. 個別実績原価を基にした経営戦略
    4. 原単位データを基にした見積り原価や標準時間の見直し

◎ 質疑応答

セミナー講師

山口 俊之 氏
(株)戦略情報センターPOP研究所 所長

セミナー受講料

43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。


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