自動車のマルチマテリアル化と異材接合の真実を、
動画も駆使して分かりやすく解説!
溶接・締結・接着の使いこなし術を紹介!

セミナー講師

(株)神戸製鋼所 技術開発本部 自動車ソリューションセンター 
   マルチマテリアル接合研究室 室長 博士(工学) 鈴木 励一 氏
【専門】
溶接を代表とする金属接合技術
【略歴】
・1992/4 (株)神戸製鋼所入社 溶接棒事業部 技術部配属
     以後、建築、自動車、造船、建設機械、車輌、火力・原子力発電などの
     各種産業向け溶接材料および溶接法の研究・開発に一貫して従事
・2015/2 博士号 学位(工学) 拝受
・2015/4 溶接事業部門 技術センター 専門部長 兼 技術開発本部 機械研究所
     マルチマテリアル構造接合研究室 専門部長
・2017/4 技術開発本部 自動車ソリューションセンター マルチマテリアル接合研究室 室長
     兼 溶接事業部門 技術センター 専門部長

セミナー受講料

55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。

セミナー趣旨

自動車の軽量化に有効な素材として、超高張力鋼板やアルミニウム合金、さらにはCFRPの採用が期待されている。これらはいずれも難接合性素材であり、さらにそれらを組み合わせるとなると、異材接合は非常な重要な要素となる。既に欧米においては異材接合技術の普及期に入って日が経つが、日本はこれからである。異材接合を知ることは溶接、機械的締結、接着の3要素を比較して学ぶことに等しい。これら既存技術の特徴と課題、電食対策としての使いこなし術、さらには今後実用化が期待される新技術について紹介する。

受講対象・レベル

・接合技術全般について初心者~上級者、あるいは鋼の溶接技術には習熟しているが、溶接以外には詳しくない方。
・生産技術、材料技術の業務に従事されている方。

習得できる知識

・構造用素材と各種接合技術の関係性、また長所だけでなく、短所について重点的に理解することが出来ます。
・欧米の接合技術の実情と日本特有の課題

セミナープログラム

1.自動車の車体に用いられる素材の動向と、溶接性に及ぼす変化
  1.1 鉄鋼材料
  1.2 アルミニウム材料
  1.3 樹脂材料
2.接合法の分類
3.異材接合の一般的問題
4.異材接合法のメカニズム的分類
  4.1 異種金属接合可否
  4.2 異種金属接合のメカニズムと強度の関係
  4.3 主な異種金属接合法一覧

5.異材接合法の種類~(1)機械的接合法
  5.1 機械接合 両側アクセスと片側アクセス
  5.2 ボルト・ナット
  5.3 ブラインドリベット
  5.4 FDR
  5.5 SPR
  5.6 タックリベット
  5.7 メカニカルクリンチ
  5.8 FDS
  5.9 ImpAcT
  5.10 機械的接合法と超ハイテン鋼板の関係性

6.異材接合法の種類~(2)機械的接合+溶接法
  6.1 REW
  6.2 New REW
  6.3 FEW
  6.4 EASW
  6.5 ELW
  6.6 RSW with punching rivet
  6.7 継手形状との関係性

7.異材接合法の種類~(3)直接接合法
  7.1 FSW
  7.2 FSSW(FSJ) 
  7.3 制御式抵抗スポット溶接法
  7.4 ブレージング(ろう付け)法
  7.5 爆着
  7.6 電磁圧接
  7.7 摩擦圧接

8.異材接合法の種類~(4)接着
  8.1 接着剤の効果と将来予想
  8.2 構造用接着材の種類
  8.3 接着剤の強度、剛性向上効果の一例
  8.4 接着剤の施工能率
  8.5 接着剤による接合点削減と設備共通化期待
  8.6 接着性能に及ぼす素材の影響
  8.7 接着剤活用の課題

9.欧州で実用化されている異材接合法の実績
10.電食対策
  10.1 異材接合部の電食対策の基本
  10.2 隔てる; 接着材併用策
  10.3 覆う; シール剤
  10.4 皮膜処理
  10.5 各種電食対策法の実験例

11.従来接合法の課題
  11.1 性能、適用範囲
  11.2 コスト

12.実用化が期待される新異材接合法の紹介
13.今後の展望
14.総括