初心者向けセミナーです 従来開発方法・実験計画法との比較で学ぶ品質工学(タグチメソッド)実践入門 ~技術・製品開発4大課題「手戻り防止・性能確保・品質問題回避・低コスト化」を解消するロバスト最適化開発法…最初につまずかないための重要概念理解と実際の進め方~

品質工学(タグチメソッド)を、専門用語や数式を極力使わず、エンジニアリング実務の観点から解説!

年間の受講者数が1000名を超える、企業での実務経験豊富な講師が丁寧に解説!

セミナー講師

 福井 郁磨 先生   MOSHIMO研 代表 
(元オムロン(株)、元パナソニック(株)、 元東レ(株)、元LG Electronics Japan Lab(株))

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

  品質工学(タグチメソッド)とは、製造条件がバラついたり市場での使用環境が変わっても、技術・製品が安定するように開発を行う手法を体系化したものです。ただし、コストをかけて選別し、良品のみを出荷する品質管理手法とは異なります。限られた期間内で、バラつきを許容した安価な部品や材料の組合せで高性能を実現するトータルコストダウンを重視した開発手法です。
  非常に便利な開発手法ですが、品質工学(タグチメソッド)には実践が難しい課題があります。品質工学は、独特の用語と難解な数式を使用し、また、活用にノウハウを必要としているためです。
  本セミナーでは、可能な限り数式や専門用語を使わず、身近な生活家電製品の事例をもとに、その開発の最初から最後までの各段階における品質工学の実施手順を、ノウハウ含めて解説いたします。

受講対象・レベル

・機械部品、電子電気部品、材料、家電、加工機械/生産装置、計測評価機器の製造や技術開発に携わる方々
・開発完了後に量産不良やユーザークレームが出て、開発手戻りを経営課題として持つ方々
・開発難易度が上がってきた、未経験の分野に進出する等、これまで通りのやり方では成果が出ずに困っている方々
・勘コツ経験で成果を出すのも1つ手法。しかし、問題に関係する要素が多くなり、どれか1つを対策しても成果が
   出ないなどで体系的な実験解析手法を必要とする方々。
・高額な部品や装置の使用ではなく、安価な部品の組合せや安価な装置で高い性能目標を達成する開発が必要な方々
・実験計画法を開発で使ったが、上手く行かなかった方々
・品質工学(タグチメソッド)を開発で使ったが、上手く行かなかった方々
※技術コンサルタントの方や、講師業の方は、受講をご遠慮ください。企業/大学等への所属有無を問わず、社外に
   対して技術指導・講演・発表・専門 書の執筆・専門誌への寄稿等をされている方は、受講をお断りしております。

※上記につきまして、申込後にご確認させていただく場合がございます。

セミナープログラム

1. 品質工学を使うと、どんな場合に、どんな効果が得られるのか?(事例紹介)
   1.1 洗濯機 振動技術の事例
 1.2 高速-難切削加工機の事例
 1.3 (付録)射出成型の事例
 1.4 (付録)高密度コイルの設計仕様と生産条件最適化の事例
2.品質工学とは(品質工学のメリットは?)
   2.1 品質工学とは
  ・性能確保と品質問題回避と低コスト化を体系的に解決する、非常に便利な開発手法。ただし難解
  ・複数の部品条件や制御条件の組合せの中から、一番良い条件組合せを探す実験を行う開発
       (機械、電子電気品、計測評価機器、材料、家電等アッセンブル製品、加工機械 etc であれば、
         どの分野でも使用できる)
 2.2 品質工学の全体像
  ・オフライン品質工学…今回の講義内容
  ・オンライン品質工学
  ・MTシステム
  ・損失関数
※今回は、品質工学の一部分である開発段階で使用する手法「オフライン品質工学(パラメータ設計)」を講義
   2.3 品質工学=品質管理ではない
 2.4 品質工学の目的は開発のトータルコストを下げること
  ・広範囲の実験を効率的に実験し、開発リードタイムを短縮する
  ・安価な(バラつきの大きい)部品や材料の組合せで目標性能を出し、製品コストと部品・材料管理コストを
         下げる
  ・市場不良を減らして、クレームコストを下げる
  ・品質工学で開発して目標性能以上になった場合は、品質を目標性能レベルまで下げるために、部品や材料の
         許容差を広げる、あるいは生産性(生産速度)を上げて、生産コストを下げる
 2.5 企業競争力から見た、品質工学を使った場合の開発と通常の開発の差異
 2.6 既存の開発方法と品質工学の比較
 2.7 従来の開発方法と問題点(実験回数と調査範囲の問題点)
 2.8 実験計画法の概要と問題点(直交表で実験回数を削減できる原理と問題点)
 2.9 従来開発方法と品質工学の違いまとめ
3.品質工学のデメリットは?
   3.1 概念が難しい、理解を阻むポイントと本講座での対策
  ・従来の開発ステップと大きな差異
  ・独特の専門用語
  ・複雑な実験、実験データを分析するややこしい数式、計算手順も複雑
 3.2 品質工学だけで課題解決しない。
   課題となっている技術・製品の専門知識×品質工学の専門知識の両面が必要
4.品質工学の前提となる考え方「開発としてどちらが良い状態?クイズ」
※なぜ、顧客使用状態の変化や量産バラつきの対策を先に検討するべきなのか?
   4.1 難切削機械開発:加工精度の事例
 4.2 洗濯機の振動技術開発:低振動性能の事例
5.品質工学の実施手順 全体像

※洗濯機の振動問題を事例に、実際の品質工学実施手順の全体像を解説。
※事例は、業界を問わず誰にでもイメージできるモノとして選択しており、洗濯機の振動技術の解説が目的では
   ありません。
   5.1 ステップ1 『技術的な課題を整理』
 5.2 ステップ2 『実験条件の検討』
 5.3 ステップ3 『実験実施』
 5.4 ステップ4 『実験結果を分析』
 5.5 ステップ5 『一番良い条件(推定)の実験検証』
6.ステップ1 『技術的な課題を整理』手順の解説
   6.1 開発対象の構成要素の検討方法
 6.2 開発対象に対する評価項目の検討方法
 6.3 何を測るか? 複数の技術的な課題の場合も想定して
   (開発対象に複数の解決課題がある場合の対策…複数箇所の振動と騒音も課題になる場合)
 6.4 実験データ採取の効率化
 6.5 実験データの取り方と、そのバリエーション
7.ステップ2 『実験条件の検討』手順の解説
   7.1 開発対象の構成要素に関する実験回数集約(削減)方法(直交表の解説)
 7.2 開発対象に対する評価項目の集約(削減)方法
8.ステップ3 『実験実施』手順の解説
   8.1 実験用試作のノウハウ(試作は各1個で良い理由)
 8.2 実験時の注意点
9.ステップ4 『実験結果を分析』手順の解説
 9.1 実験データの変換とその理由 (実験計画法との違い)
  ・実験データを変換して作成する2つの指標 「SN比」と「感度」とは
  ・2つの指標に変換する理由
  ・変換に対数(log)を使う理由
 9.2 分散分析表 その見方と使い方
※品質工学では通常実施しない分散分析を進める理由とは
 9.3 要因効果図 その見方と使い方
 9.4 構成要素の一番良い条件組合せの推定
10.ステップ5『一番良い条件(推定)の実験検証』手順の解説
   10.1 推定した一番良い条件が、本当に正しいか?(再現性)の確認方法
 10.2 推定した一番良い条件が、確認実験で再現しなかった(推定が外れた)場合の考え方
  ・品質工学での考え方(品質工学の通常の対処法)
11.実施手順を終えて、目標達成出来なかった場合の対策検討ノウハウ
 11.1 目標未達状態の分析方法と経営判断
 11.2 対策検討手順 概要
 11.3 実施手順1サイクル目の振り返りポイント
 11.4 対策検討1 構成要素の追加検討
 11.5 対策検討2 各構成要素条件の増減検討
 11.6 開発結果を他部署へ移管する際のポイント
12.解説事例で使用した一般用語に対応する品質工学用語説明
      ・制御因子
  ・誤差因子(ノイズ因子)
  ・信号因子
  ・特性値(実験データ)、動特性と静特性
  ・機能(基本機能と目的機能)と機能性(機能の安定性)
  ・SN比、感度のバリエーション
13.品質工学で失敗するパターン、結果が出ないパターンの紹介
   13.1 静特性、L9直交表に要注意
 13.2 実験データに不良率など品質特性を採用した場合の問題点
14.品質工学(実験計画法)解析ソフトの紹介
 14.1 お勧め解析ソフトの紹介
 14.2 解析ソフトのデモンストレーション(操作手順を詳しく紹介)
15.学習用 参考文献 紹介
16.質疑応答


*原則として、マイクによる口頭での質問を受け付けます。