Excelで学ぶ実験計画法講座

構成

テキスト3冊/テスト3回・数値表  テスト形式:Web選択

分野

統計・SQC > 実験計画法一般

制作

価格

34,650円 (税抜 31,500円) 1点 在庫あり

商品説明

実験計画法をExcelで手軽に!

学習のねらい

実験計画法は、目的に応じて、最小のコストで最大の情報が得られるような、最も適切な実験のやり方を導き出す、品質管理活動に欠かせない重要な手法です。実験計画法の手法を用いて実験を行えば、求めた品質特性とそれに影響を与える要因との因果関係を、効率的にしかも精度よく解明できるとわかっていても、難しそうなイメージに尻込みしている方も多いのではないでしょうか。
実は、実験計画法は、Excelと非常に相性がよく、Excelを使っている方ななら比較的簡単に実験計画法を活用することができるのです。
本講座は、身近なツールであるExcelをフルに活用し、適用範囲の広い実験のわりつけ方と、それによって得られた実験データの解析法について、例を用いながらできるだけわかりやすく体系的に指導しますので、効率よく実務に応用できる力を身につけることができます。

学習期間:3か月

「開講は毎月1日です。希望開講月の前月20日までにお申し込みください。」

対象者・レベル

●Excelで手軽に実験計画法を活用したい方
●実験の無駄を省き、効率化を図りたい方
●開発効率、生産性、品質アップを図りたい方

到達目標

●身近なExcelを用いて、簡単に、効率よく実験計画法が活用できます。
●実験の無駄を省き、開発・設計効率、生産性、品質の向上が図れます。
●実験計画法を活用し、生産工程の解析・改善ができるようになります。

動作環境

テストは全てWebを活用しますので、 受講にはインターネット環境が必要となります。
●パソコンOSとブラウザ:
OS(Windows® ):Windows 10
OS( Mac® ): Mac OSX 10.12.6以上
ブラウザ(Windows® ):Edge 最新版、Firefox 最新版、Chrome 最新版
ブラウザ( Mac® ): Safari 最新版、Chrome 最新版

●スマートフォン/タブレット:
推奨しておりません。

内容紹介

1. 実験計画法の考え方、一元配置実験
 実験計画法は、統計的方法を基礎として、最小の実験回数で目的の情報を迅速に得ようとするものです。
本分冊では、実験計画法の考え方と、その基礎となる統計的方法の基礎知識、一元配置実験、回帰分析を学習します。
まず、はじめに実験計画法の基礎知識として、従来の実験の問題点と、実験計画法に関しますフイッシャーの3 原則、実験の種類、及び統計的方法の基礎として各種の分布、検定・推定の考え方を学習します。
そして、「一元配置実験とは何か」、及び「ばらつきを分解します分散分析の考え方」と、「解析結果を分散分析表にまとめること」、並びに分散分析後の手順として、「推定の考え方」について学習します。
最後に、実験で取り上げた因子について、母数因子、変量因子に分類できることと、その違いについて学びます。1.実験計画法の基礎知識
2.一元配置実験と分散分析
3.一元配置実験と回帰分析
4.Excel による解析

2. 二元配置実験、多元配置実験
 本分冊では、実験にとりあげる因子が2 つの二元配置実験と、因子が3 つ以上の多元配置実験のやり方、解析法を解説します。
二元配置実験では、実際にとりあげる因子が2 つあるので、それぞれの因子の効果と合わせて、2 つの因子の組合せの効果を考慮しなければなりません。この組合せの効果は、2 つの因子の組合せの水準ごとに実験の繰返しを入れることで評価することができます。1.繰返しのない二元配置実験
2.繰返しのある二元配置実験
3.多元配置実験
4.Excel による解析

3. 直交配列実験
工業の場などでは、多数の因子を同時にとりあげて実験する必要に迫られることが多いです。このような場合、第2分冊で学んだ要因配置実験によると、実験の大きさが非常に大きくなり、実験の実施が困難であったり、また無駄な実験を行うことにもなります。このようなとき、実験の大きさを大きくせずに実験のわりつけを行う方法に直交配列表を利用する方怯があります。
本分冊では直交配列表を用いた実験の計画法と解析法について、基本的な考え方、手順などについて解説し、実践力と応用力を高めることをねらいとします。
最後の週では、より実践的な直交配列表をExcelで作成する方法、Excel による実験のわりつけと、Excel による分散分析等について学習し、さらにExcel によるプーリングについても学びます。1.直交配列表とは
2.2水準系直交配列表による実験のわりつけと分散分析法
3.3水準系直交配列表による実験のわりつけと分散分析法
4.Excel による解析