グリーンイノベーションビジネスを仕掛けるための情報収集利活用ノウハウ

脱炭素、環境エネルギーという巨大成長分野で
勝ち抜くための未来視点の磨き方

セミナー趣旨

早いもので2021年度がスタートします。「コロナに始まりコロナに終わった」2020年度でしたが、まだまだその影響は続くと見ざるを得ないでしょう。しばらくは不安な情勢との闘いが続いていきそうです。とはいえ、多くの方がお気づきの通り、コロナ禍を前提としたビジネスの組み立てをしなければならないのがまさに今の時代であり、既に2020年度後半を起点に、ピンチをチャンスに転じるべく、動きを強めている企業を多数存じ上げています。業績を伸ばしている国内外の企業を見ていてもわかる通り、私たちは勇気を持って、この難局を乗り切っていかなくてはなりません。
そこで今回はビジネスチャンスの広大なスペースが広がっている「グリーンイノベーション分野」を大々的に取り上げます。「環境・エネルギー」「ヘルスケア」「モビリティ」は元々、成長産業3強とも呼べる存在であり、既に熱い注目が集まっています。そして菅政権が脱炭素化推進の流れを受けて、成長戦略会議において、グリーンイノベーションを成長産業として育成すべく大きく打ち出している現在、ビジネスを仕掛ける側からすれば、業種業界関係なく、当該市場でのチャンスを探る必要があるでしょう。ICT視点においても、技術視点においても、市場視点においても、いろいろとチャンスがありそうです(詳しくは当日お伝えします)。講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)には、グリーンイノベーション関連の種々多様な調査のご相談が多数寄せられています。ありがたいことに、私のところにも、グリーンイノベーション・脱炭素関連ビジネスにおいて今後有望な分野を解説して欲しい、といったご相談をこの半年、随分と頂戴しています。
「視野」を拡張するためには、「的確な情報」という羅針盤を手にしながら、情報を読み解いていく必要があります。ただ、良質な情報を集め、読み解いていく手法はあまり学ぶ機会がないというのが実情です。戦う場所を総合的に判断するために非常に重要となるのが「情報収集活動」そして「得た情報の活用そして構想法」です。そして、今後のビジネス重要キーワードの1つが「複数の掛け算」となりますが、「掛け算」探索で「何を見つけられるか」が大きくこれからのビジネスに影響することは間違いないでしょう。注目するビジネスの成長曲線を想起しながら、新規事業に思いを巡らせる。未来の市場や社会を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。「未来構想力」の有無が優勝劣敗を分ける大きなポイントとなります。
本セミナーでは、長年に渡り、数多くの企業や公的機関におけるビジネス情報収集・活用手法を支援している講師が、今回はグリーンイノベーション・脱炭素といった環境・エネルギー分野に主眼を置いて、この分野を勝ち抜くために不可欠な情報収集活用ノウハウや、今後の注目ビジネストレンド、そして「未来探索力」の強化手法について詳しく解説いたします。ICT関連のお客様はもちろんですが、新規事業構築、未来探索等に携わる経営者、マネジャー、事業担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。

講義のポイント

  • 2021年度もWithコロナと共に幕開けを迎えることとなります。Withコロナを前提にビジネス戦略を組み立てていかなくてはなりません。2021年度はまさしく勝負の1年です。
  • 2021年は「リセットイヤー」となり、成長産業や隙間ビジネス、そして新規創造ビジネスをキーとした新規事業、新サービス探索する企業は間違いなく増加します。
  • これからのビジネスを考える上で、有望産業の読み解きは重要過ぎるテーマとなりますが、中でも「グリーンイノベーション」は注視しなければならない超巨大成長産業と言えるでしょう。
  • 日本においても、菅首相が2050年までのカーボンニュートラル(脱炭素化)を宣言したことは記憶に新しく、その発言を契機に「グリーンイノベーション」「脱炭素」は、さらに注目を集めるビジネスとなりました。
  • ビジネスで勝つためには「正確な」情報を「広く」集めなくてはいけません。本セミナーでは、「グリーンイノベーション」「脱炭素」を主テーマとして、企業における新たな仕掛けを成功に導くための、情報収集・利活用の手法、そして、将来の読み解き方について詳しく解説します。
  • 大事なことは、常に未来を意識し、社会の変化を捉えながら、自分で予測・構想する考え強く持つことです。自社が戦う市場については、情報を組み合わせながら、自分で予測する時代なのです。

セミナープログラム

  1. 未来を見据える上で重要な最新注目調査トレンド
    • この時代、多くの企業はどのビジネス分野に高い関心を示しているのか?
    • 2021年度を考える上で重要なポイントとは?
    • 「環境・エネルギー」の注目分野の本命は、そして意外な対抗は?
    • 2021年度を考えるために2025年2030年目線が欠かせない
  2. 意外に知られていないビジネス情報収集手法
    • 情報収集には確固たるセオリーがある、特に2021年以降大切なことは…
    • 情報収集で使える情報源の種類と特徴(文献・Web・データベースetc)
    • 特に新規事業・新サービス開発において注目しておきたい情報とは
    • BtoB、BtoC、製造業、サービス業それぞれの視点
    • 重要なのになぜか多くの企業が見逃している2つの情報とその理由
    • 人と違う情報を見ることの重要性
    • 今一番お勧めしたい「王道情報」と「意外な情報」
  3. 情報収集ケーススタディ
    • 【グリーンイノベーション関連】
      • 環境分野
      • エネルギー分野
      • 脱炭素技術関連
      • 運輸、物流、商流関連
      • ライフスタイル関連ビジネス
      • 注目分野ピックアップ
    • 【併せて見ておきたい成長分野】
      • スマートシティ
      • Beyond 5G、ローカル5G
      • ヘルスケア関連ビジネス
      • コロナ関連ビジネス
      • MaaS、空飛ぶクルマ
  4. グリーンイノベーションビジネスに関するトレンド解説
    • 裾野が広いこの分野のポイントとは○○を考えること
    • 5年後10年後視点で見た場合、特に有望なビジネスとは
    • 注目しておきたい意外なビジネスとその背景〜有望分野のご紹介
    • スタートアップの参入と撤退に学ぶ
    • 日本で伸びる市場、世界で伸びる市場
    • 実は注目すべき国とは
    • 空いている場所を冷静になって探す
    • 新たなビジネスの誕生にご用心〜誰が仕掛けるのか…
  5. もはや必須スキル!未来探索力を強化するために知っておきたいこと
    • 自身でキーワードを創る
    • フォーキャストとバックキャストの接点を探す
    • 社会環境の変化を見る、経済政策の変化を見る、そして自業界を「冷静」に見る
    • 有事の際の重要な視点とは
    • 産業の相関性を今一度想定してみる〜誰がピラミッドの上を取るのか?
    • ズバリ今後注目すべき国とは〜グローバルトレンドを青田買いする
    • 今こそ持つべき「投資家」の視点〜投資が集まる分野を知るヒント
    • 今注目しておきたい注目ディスラプター(業界破壊者)のご紹介
    • もはや今と同じ産業構造が続くことはない
    • 「未来探索力」の肝とは実は…
  6. グリーンイノベーションビジネスを先読みするための必須情報源のご紹介
    • 注目しておきたい未来予測レポート
    • 文献およびキーパーソンを探る
    • 厳選!未来探索力を高める必須情報源
    • 入手しにくい調査文献は宝の山〜背景を捉えよう
    • 今注目しておきたい金融機関、シンクタンクレポートとは
    • Webサイト、ニュースアプリ、そして…
    • 国内、海外の注目データベース、URL、YouTube等

セミナー講師

(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部 副本部長
菊池 健司(きくち けんじ) 氏

セミナー受講料

1名につき 33,660円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 3時間38分 テキストデータ(PDFデータ)つき

●受講者全員に、
 「グリーンイノベーション分野で勝ち抜くための必須情報源リスト2030」を進呈

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,660円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

環境負荷抑制技術   事業戦略

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,660円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

環境負荷抑制技術   事業戦略

関連記事

もっと見る