
新規事業・新商品開発のためのAIエージェント時代の情報収集・利活用ノウハウ
人間の知恵とAI活用による新たなビジネス探索手法とは…
開催日 2025年 5月15日(木)
セミナー趣旨
人の力を介さずにタスクを自律的に実行できるAIエージェントに大きな注目が集まっています。世界のビッグテック各社はもちろん、いたるところでスタートアップも登場し、日々新たな取組みの発表がなされています。もちろん、日本の有力企業も虎視眈々と新たな仕掛けを進めています。この超有望分野には、世界の投資家の熱視線も集まっています。大企業のみならず、中小企業、スタートアップにも大きなチャンスが拡がっています。AIエージェントをいかに自社のパートナーにしていくかを、今リアルタイムで思案している経営者やビジネスパーソンの方は非常に多いです。
AIの進化は、新たなビジネスの誕生をもたらすことはもちろんですが、従来の業界の大きな再編を各所でもたらすことが予想されます。世界各地で新たなビジネスが誕生し、注目すべき事象が数多く登場してきています。新規事業創造や新商品、新用途探索を進める上で、AIを活用しながら、世界の最先端情報にも触れながら、一方で意外な組み合わせや発想については、人間ならではの知恵を絞りながら考えていく…そんな時代になっていくのでは…と想像しています。
今回のセミナーでは、5年後10年後の世界観も見据えながら、主に講師の専門分野である情報収集・利活用の視点において、AIエージェントとどう付き合っていくのがよいのか、そして人間ならではの知恵の出し方について、できる限り、解説したいと考えております。講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)にも、様々なビジネスに関する調査依頼が日々寄せられていますが、もはや「業界の枠」を完全に突破した案件が増加の一途を辿っており、今後の競争環境のし烈さを予感させます。もちろんAI関連のご相談も非常に多いです。世界の有力投資家や世界を動かす企業の動き等をウオッチしていても、間違いなく2025年度は「ターニングポイント」の1年となると予想しています。新規事業・新商品創出や新用途探索のためには、より「視野」を拡げ、「視点」を変え、「視座」を高めていく必要があります。AIエージェントは大きなサポートをしてくれるでしょう。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、自社の新規事業に思いを巡らせる。自分の思いを巡らせる。そして、未来の市場変化や社会課題を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。AIエージェント時代も、「未来を考える力」のレベル感が優勝劣敗を分ける大きなポイントとなります。
長年に渡り、数多くの企業において、情報収集・利活用ノウハウを基軸に多くの企業や機関の「未来探索活動」を支援している講師が、新規事業・新商品開発を意識した情報収集活用ノウハウや、今後注目すべき重要なビジネストレンドについても解説いたします。ICT関連企業はもちろん、様々な業界の新規事業責任者/担当者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、戦略立案担当者、R&D部門担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。
【講義のポイント】
・AIエージェント元年といわれる2025年。新規事業や新商品・新用途開発責任者及び担当者が把握しておきたい人間の知恵とAIエージェント時代だからこそ知っておきたい新たなビジネスを見つけるための視点の持ち方について詳しく解説いたします。
・世界の投資家の資金の集まり方やDisruptor(業界を破壊する新規プレーヤー)トレンドを見ていても、2025年度はやはり皆様お察しの通り、AIエージェント時代を強く意識しなくてはならないといえます。
・AIを最大限活用しながら新たな事業展開を考えることが重要なことは間違いありません。ただ、AIエージェント時代だからこそ、人間ならではの発想の重要性がさらに増す時代が到来するのでは…というのが私の考えです。
・「先が読めない」時代においても、勇気をもって10年後位のビジネス環境を見据えながら、バックキャスト視点での新規ビジネスあるいはこれまでとは異なる売り先の検討を各社が血眼になって進めています。私自身、そうした光景を様々な企業向けの支援業務を通じて、目の当たりにしてきました。
・2025年度は「大型M&A」「社運をかけた第4第5の事業創り」「β世代の登場」そして「AIによる新産業登場」「需給ギャップに伴う成長産業の出現」といったトピックが目白押しの1年となるでしょう。AIをはじめとするテクノロジーの進化は、劇的な産業構造の進化・変化をもたらします。そしてAIエージェントは秒針秒歩で進化を遂げながら、新規事業・新商品開発の流れを変えていくと予想しています。
・今回のセミナーでお届けする「未来の産業の変化」そして「未来の顧客の変化」(もちろんBtoC、BtoB問わず)を「情報」を通じてどう読み解いていくかという考え方をベースに、AIエージェント時代だからこその情報収集・利活用ノウハウを皆様にお伝えいたします。
・他社よりも早い打ち手を検討するために、新規事業、新商品開発、新用途探索において何が大切なのか、何に注目すべきなのかを考えるヒントとなればこの上ない喜びです。未来を先読みする目線を大切にしながら、業界の枠を超え、他社の先を行く事業プランを描いていく必要があります。今の時代感であればなおさらです。
・大切なことは、常に未来を意識し、自身で未来を構想/創造していくことです。顧客も未来に対する明確な答えを持たないこの時代、顧客に対して「未来の絵姿」を見せることができる企業こそ、勝ち組になっていくと予想します。
・意外に学ぶ機会がない「ビジネスで成功するための情報収集手法」についても、見ておくべき情報源の解説も含め、もちろん最新情報満載でお届けいたします。
セミナープログラム
1.未来を見据える上で重要な最新注目調査トレンド
・2024年度の注目調査トレンドを振り返る〜AIへの関心はもちろん…
・順当な傾向そして意外な傾向とは…未来を読むための視点
・未来を考える上での重要な6つのポイント
・注目しておきたいビジネステーマとその理由
2.新規事業・新商品開発、新用途探索のための最新ビジネス情報収集手法
・一次情報と二次情報の重要性を知る…AIエージェント時代に重要なのは実は…
・情報収集には意外に学ぶ機会がない確固たるセオリーが存在する
・新規事業成功確率において定評ある企業が見ているのは実は…
・情報収集で使える情報源の種類と特徴(文献・Web・データベースetc)
・生成AIの活用ポイント
・BtoB、BtoC、BtoBtoC、製造業、サービス業それぞれの視点
3.情報収集ケーススタディ〜情報収集・活用の視点
・グリーン&デジタル分野 ・ヘルスケア&長寿対応分野 ・モビリティ&スマートシティ分野
・量子コンピュータ、セキュリティ技術関連 ・宇宙関連ビジネス
・物流関連ビジネス ・半導体関連ビジネス ・フードテック、アグリテック
・サブスク関連ビジネス ・知っておきたい未来の成長ビジネス分野(当日発表)
4.AIエージェント時代の新規事業創出・新商品開発・新用途探索において知っておきたいこと
・ICT大手も世界中で続々参入〜自走型AIへの大きな期待
・情報収集・利活用視点において注目しておきたいAIエージェント事例のご紹介
・私が考えるAIエージェント活用のポイント
・AIエージェント時代の「隙間市場」の探し方
・AIエージェント時代だからこそ重要になる人間の知恵とは…
・AIエージェント時代の盲点
5.10年後を見据える視点の育て方
・多忙なビジネスパーソンもこれだけは押さえておきたい「流れ」がある
・「川上」を知るということ
・確実に来る未来を押さえておく
・新たなビジネスの登場はいつの時代も○○がトリガーとなる
・情報を結びつけて「次」を考え、さらにその「次」を妄想する
・スタートアップそしてディスラプター(業界破壊者)の息吹の受け止め方
・世界の投資家の動きを知るために特に2025年度注目しておきたいのは…
・10年後視点で有望ビジネスを知り、今からスタートラインに立つ
・未来を見据える上で最も注目しておきたい国とその理由
・AIの次を狙うという発想
6.AIエージェント時代だからこそ知っておきたい最新ビジネス情報源のご紹介
・新規事業責任者/担当者が今最も読んでおきたい必読書2025年度版
・AIエージェント関連情報源のご紹介〜世界が注目する必見情報源とは…
・バリューが高いお勧め会員制メルマガ、会員制ニュースソース
・新規事業担当者向け国内・海外のWebサイト、商用データベース、ニュースアプリ
・国内、海外の注目データベース、URL、YouTube等
セミナー講師
(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部
エグゼクティブ・フェロー
菊池 健司(きくち けんじ) 氏
1990年 日本能率協会総合研究所入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。MDBは、2025年3月現在、約2,000社の会員企業を有する日本最大級のビジネス情報提供機関。民間企業、官公庁、独立行政法人、大学、自治体等からの要請に応じ、公開情報を中心とした情報提供業務に長年携わる。
現在は、リサーチ力を基盤とした企業の未来戦略・新規事業策定の伴走支援を中心に、情報収集・活用手法解説セミナーや未来洞察手法に関する研修(役員研修〜次世代幹部研修まで広く)、そして特定ビジネスに関する将来トレンド解説を顧客の要望に応じて日々実施している。
2024年11月より、ラジオNIKKEI「グローバル・ビジネス研究所」(毎週木曜日12:00〜)にメインパーソナリティとして出演中。(URL: https://www.radionikkei.jp/globiz/)2023年10月より、FM軽井沢「軽井沢ラジオ大学〜菊池健司の5min.グローバル経営学」(毎週月〜金19:53〜)に出演中。(URL: https://www.karuizawaradio.university/bn-5min.html)。
主な講師歴は、【MDB会員向けセミナー】MDB情報活用力養成講座(未来を読む視点、5年後10年後のビジネスチャンス、新規事業リーダーのための情報収集活用手法、スタートアップから紐解くビジネスの未来等)。【その他】日経ビジネス、日本経済新聞社、東洋経済新報社、日本能率協会、日本能率協会マネジメントセンター、新社会システム総合研究所、R&D支援センター、技術情報協会、東京都人財育成スクール、プロネクサス、日本私立大学連盟他多数。主な著書・論文に「今週の読まぬは損」(日本能率協会マネジメントセンター J.H.倶楽部連載中)(URL: https://jhclub.jmam.co.jp/series/index.htm)「未来予測による研究開発テーマの決め方」「SDGsの経営・事業戦略への導入と研究開発テーマの発掘、進め方」(技術情報協会)「Learning Design」(日本能率協会マネジメントセンター)※書籍に学ぶビジネストレンド、他多数。
セミナー受講料
1名につき 34,100円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
●受講者全員に、「AIエージェント時代だからこそ知っておきたい最新ビジネス情報源リスト」を進呈
収録時間 3時間46分 テキストデータ(PDF形式)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。
<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
受講料
34,100円(税込)/人