ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点と解決

業務分野別の実験データの電子的な移し方残し方、CSV、電子署名・監査証跡、

クラウド化、ELNでの情報管理、AI活用を見据えて、具体的運用例 …など


★ 10年以上にわたる電子実験ノート(ELN)や研究機器データ管理システム(SDMS)の活用を通した先進的な研究情報管理体制の構築と運用に携わってきた経験と事例を基に!  


【ここがポイント】
✔ 国内外の製薬企業を中心とした最新の研究情報管理体制の事例
✔ 目覚ましい進展をとげている電子的な情報管理システムの概要と利点
✔ 製造系企業が遵守すべき、近年変化しつつあるコンプライアンス絡みの要件
✔ 研究や生産に関わる情報管理体制に課題を感じている組織にとって、
  改善の方向性の要点と、実施に向けて遭遇することが想定される課題
✔ AIの活用を見据えた電子情報管理


セミナー講師


ラボコンサルテーション(株) 代表取締役社長 薬学博士 島本 哲男 氏

【略歴】
1986年 大阪大学理学部化学研究科前期博士課程修了
同年 サントリー(株)入社 生物医学研究所化学研究室配属
2000年 研究企画、管理部門に異動
 数回の社名変更、組織再編などを経て
2015年 アスビオファーマ株式会社を退職
同年 ラボコンサルテーション株式会社を設立

【主な研究・業務】
・有機合成化学の技術を用いた薬物候補物質の創生検討
・CAD (Computational Drug Design) を用いた創薬プロセスにおけるアイデア創出支援
・登録化合物情報およびそれに基づく関連情報のWeb一覧表示システムの構築
・製薬企業探索部門研究所における電子実験ノートの導入と10年以上の運用実績
・研究機器集中管理システムの導入と10年以上の運用実績
・法規制薬品管理システムの構築と運用
・研究用薬品類における法規制対応を含めた発注、経理処理、在庫把握までを管理できる
 システムの設計から構築、導入およびその運用
・文書管理システムの導入と10年以上の運用実績
・MicrosoftAccessを用いた各種管理台帳や業務申請システムの構築と運用

【業界での関連活動】
ELN研究会の発起人(ELN:Electronical LaboNotebook)


受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


得られる知識


 企業・研究機関・大学において,実験ノートは紙の実験ノートから電子ノート(ELN: Electronic Lab Notebook)へ移行しつつあります。特に,有機化学・合成研究系の分野においては,ELNは既に多くの企業で導入されています。さらに生物系の実験記録と実験データもELNに移行し,その一元管理をする流れがあります。しかし,電子システム導入において過去に多くの組織が陥った「落とし穴」があり,新たなシステムを導入する場合に,他社,他施設が陥ったことの轍を踏むことは賢い方法とは言えません。
 本セミナーでは電子実験ノートの導入,運用管理に関して,問題点を先読みし,その解決法を伝授します。そのノウハウや失敗事例を学ぶことが,トラブルなく快適な電子ノート環境を構築することにつながります。


セミナー趣旨


 製薬企業研究所における10年以上にわたる電子実験ノート(ELN)や研究機器データ管理システム(SDMS)の活用を通した先進的な研究情報管理体制の構築と運用に携わってきた経験と事例を基に、研究や生産活動における情報管理体制に求められる姿、昨今の電子的ツールを用いることによる利点、AIの活用を見据えた情報管理、さらにはその選定や導入において想定される課題等を紹介する。


セミナー講演内容


1.情報管理における電子化の重要性
 1.1 昨今の情報管理における課題と要求される水準
 1.2 管理手順の電子化への遷移の必然性と重要性
 1.3 電子化によるData Integrity対応
 1.4 電子化を検討する際の留意点

2.電子情報管理システムの種類
 2.1 電子情報管理システムの種類と位置付け
  ・電子実験ノートシステム
  ・研究機器データ管理システム
  ・試験依頼兼情報管理システム
  ・試薬管理システム
 2.2 将来の電子情報管理システムの展望

3.電子実験ノート展開の歴史
 3.1 電子実験ノート発生の経緯
 3.2 展開を加速させた要因
 3.3 昨今の動向

4.化学系電子実験ノートの使われ方
 4.1 化学系研究者の電子実験ノートの使い方
 4.2 当該研究者に歓迎される各種有用機能
 4.3 社内化合物法規制照合機能
 4.4 実際の運用事例

5.分析業務、品質管理、安全性試験部門にとっての試験情報管理システム
 5.1 業務の形態や背景の違いによる活用における利点
 5.2 当該部門における情報管理環境の動向

6.特性評価系研究者にとっての電子実験ノート
 6.1 展開に課題を生じさせる背景の活動形態別解析
 6.2 活用に向けた対策

7.電子署名・監査証跡の利点と課題
 7.1 電子署名や監査証跡を記録することによる利点と課題
 7.2 電子署名の構成の差に基づくシステム内で起こる課題と対応策
 7.3 特許の観点での電子署名の位置づけ

8.測定機器データの保全管理
 8.1 各種測定機器が発行するデータの集中管理の方策
 8.2 システム化による利点
 8.3 導入障壁の解決事例
  ・データ管理意識の部門による温度差
  ・導入によるROIの検討
  ・導入を決断させるドライビングフォースの設定
 8.4 導入後の作業者の意識変化

9.クラウド系システムの出現
 9.1 クラウド系システムの特徴
 9.2 クラウド系システムの限界
 9.3 クラウドがもたらす新しい環境

10.AIの活用を見据えた電子情報管理
 10.1 AI研究を活用する利点
 10.2 AI研究を進めるための情報収集ツールのありかた

11.電子的な情報管理体制がもたらすもの
 11.1 システム連携によってもたらされる作業者にとっての効率化例
 11.2 紙と手作業における管理体制では実現できなかった新環境
 11.3 バリデートされたシステムにおけるデータ保全水準

12.電子情報管理システムの導入・展開における課題と対応策
 12.1 電子システム導入において多くの組織が陥った課題
 12.2 体制移行のために必要なコンセプト設定
 12.3 電子化を円滑に進めるために準備しておくべき環境
 12.4 手順の標準化・共通化の必要性
 12.5 導入検討における課題

 □ 質疑応答・名刺交換 □


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