
核酸医薬品の種類や開発・合成方法について概説し、現在日本で取り組まれている品質管理研究の最前線について紹介します
セミナー趣旨
核酸医薬品は、抗体医薬品に続く次世代医薬品として注目され、2010年代以降盛んに研究開発が行われている。しかしながら、開発・製造そして品質管理における規制整備が十分できておらず、欧米に比べて承認数が少ない現状である。日本における核酸医薬品の継続的な開発に向けて、規制整備における課題の周知および解決は非常に重要である。
本セミナーでは、核酸医薬品の種類や開発・合成方法について概説し、現在日本で取り組まれている品質管理研究の最前線について紹介する。
受講対象・レベル
・現在、核酸医薬を研究している方
・核酸医薬について基礎から学びたい方
習得できる知識
・核酸医薬の基本的な性質がわかる
・核酸医薬合成と分析の基礎がわかる
・日本における核酸医薬開発の課題と現状を理解できる
セミナープログラム
1.核酸医薬品概要
1-1. 核酸医薬品とは
1-2. 核酸医薬品の種類
1-2-1. アンチセンス核酸
1-2-2. siRNA
1-2-3. アプタマー
2.核酸医薬品の安全性担保
2-1. 核酸医薬品の品質管理
2-2. 核酸医薬品の安全性担保のための規制
3.品質管理における課題
3-1. 核酸医薬品に含まれる不純物
3-1-1. 原料(ホスホロアミダイト)に由来する不純物
3-1-2. 合成過程で生成される不純物
3-1-3. 保存中に生じる不純物
3-2. 核酸医薬品不純物の分析における課題
4.分析技術開発のためのプロジェクトの紹介
4-1. AMED核酸CMCプロジェクト
4-2. 分析グループ 研究開発概要
4-3. 近年発表された成果
4-4. 研究成果の情報
5. Q&A
*途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
甲南大学 フロンティアサイエンス学部生命化学科 教授 川上 純司 氏
■ご略歴
1996年4月 甲南大学 理学部 化学科 講師
2001~2002年 米国YALE大学 客員研究員
2005年4月 甲南大学 理工学部 機能分子化学科 助教授、准教授
2009年4月 甲南大学 フロンティアサイエンス学部 生命化学科 教授
2021年〜現在 大阪大学大学院 薬学研究科 招へい教授
2022年〜現在 甲南大学 核酸医薬研究所 所長
■ご専門・得意分野
核酸化学、生命物理化学、熱力学
セミナー受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 40,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
受講料
40,700円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
40,700円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 医薬品・医療機器・化粧品等規制
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
40,700円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 医薬品・医療機器・化粧品等規制関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
-
【ものづくりの現場から】革新的医療器具"AIBOU"に学ぶ、医工連携の取り組みとは(豊國)
ものづくりドットコムの連載「ものづくりの現場から」では、現場の課題や解決策に注目し、ものづくりの発展に寄与する情報を提供しています。今回は、医療機器分...