目視検査の自動化に向けた
画像処理テクニックを豊富な事例から解説!
セミナー趣旨
Apple IIにTV カメラを繋ぎ、モニターに白黒画像が映って感激したのが1981年。
それ以来、40年近くの間、主に民間企業のエンジニアとして、画像処理による目視検査自動化に取り組んできました。
また、ウエーハパターン検査装置、液晶基板検査装置、光干渉式表面形状測定装置など、幅広い分野において、画像処理を利用した製品の商品化・事業化に携わりました。
本セミナーでは、目視検査自動化のための画像処理テクニック完全制覇を目標に、その基礎から応用までを多くの実例に基づいて解説します。
画像処理に興味をお持ちの方、画像処理関係のメーカの方、目視検査自動化を担当されているユーザの方にとって、お役に立つと信じます。
セミナープログラム
1.序論:目視検査自動化のための画像処理40年を振り返る
2.目視検査自動化のための光学テクニック
(1)照明系技術:明暗視野、紫外光・赤外光・偏光・蛍光の利用、最新照明技術
(2)光学系技術:レンズ選択、テレセントリック、あおり光学系
(3)オートフォーカス技術:カメラ用、顕微鏡用
3.目視検査自動化のための画像入力テクニック
(1)カメラ:白黒カメラ、カラーカメラ、ラインセンサ、TDIセンサ
(2)特殊イメージング:偏光イメージング、赤外線イメージング
(3)カメラ設定の留意点
4.目視検査自動化のためのソフトウェア・テクニック
(1)基本処理:前処理、2値化、射影、フィルタ
(2)特徴量抽出
(3)パターンマッチング:正規化相関
(4)ハフ変換、フーリエ変換
(5)PC用画像処理ソフト:ImageJ
(6)高速化テクニック
5.応用事例 1
(1)官能検査の自動化例:糸断面検査
(2)識別検査の自動化例:血液検査
(3)計測検査の自動化例:磁気ヘッド検査
(4)欠陥検査の自動化例:自動検反
6.応用事例 2
(1)半導体用自動検査装置:バンプ検査、ウエーハパターン検査
(2)液晶プロセス用自動検査装置:ガラス基板異物検査
7.応用事例 3
(1)3次元計測:パターン投影法、ステレオ法、TOF、共焦点、光切断
(2)光干渉計測:サブナイキスト法、ワンショット法、3波長法、透明膜計測
8.最新トピックス
(1)民生用カメラ関連:ライトフィールドカメラ、3Dカメラ、Kinect
(2)アルゴリズム関連:気付きアルゴリズム、AIの利用、ディープラーニング、物体認識
【質疑応答】
セミナー講師
技術コンサルタント 情報理工学博士 北川 克一 氏
セミナー受講料
1名につき 55,000円(税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
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- 当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
- 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
受講料
55,000円(税込)/人
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