初心者向けセミナーです <顧客ニーズを見いだし、事業成果につながる製品・技術開発をするための>技術マーケティングの 基礎&実務

マーケティングの基礎知識から市場・顧客分析、
開発テーマ企画・創出、スタートアップ連携まで

技術者・研究者にも、マーケティングの考え方が必要不可欠な時代に!
研究開発部門に求められるマーケティング活動とその具体的な進め方について解説します。


*日時構成・及びセミナー内容が変更になりました。
 又、当講座は(1週間の見逃し視聴)も対応となりました。詳細は、下記をご確認下さい。(2020/8/4)。

セミナー講師

東京大学協創プラットフォーム開発(株) パートナー

*東京大学協創プラットフォーム開発(株)は国立大学法人東京大学が2016年に出資・設立したベンチャーキャピタルです。

セミナー受講料

【会場での受講(見逃し視聴無し)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【会場での受講(見逃し視聴有り)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

*見逃し視聴有りをご希望の方は、お申込みの際、備考欄に【見逃し視聴希望】とご記入ください。

*見逃し視聴について
 お申し込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
 【配信・視聴可能期間】配信開始から1週間:視聴期間内は動画を何度でも再生いただけます
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

 AIやIoTといった新技術の登場やグローバル競争の激化により、製造業を取り巻く事業環境変化はますます厳しさを増しています。しかし、厳しく先の読めない事業環境変化の中であっても財務的成果を出し続けることが企業には求められています。エンジニアも開発のみしていてよい時代は既に終わり、事業への貢献が強く求められてきます。
 長年、研究開発に携わってきたが、ポジションも変わり、会社から「技術シーズからの企画でなく、市場・顧客を具体的に分析し、売上・利益につながる製品・事業企画をするように」と言われ戸惑っているエンジニアの方はおられないでしょうか。どのような考え方に基づき、具体的にどのように行動して良いかわからない方はおられないでしょうか。
 昨今の技術開発では、事業環境変化を把握しつつも、行動しながら考え、社内・社外のリソースを活用していくダイナミックさが必要となっています。そこでは市場や顧客への働きかけをするマーケティングについてしっかり学ぶことがまずは第一です。
 当セミナーでは、講師の「18年以上の新規事業開発・R&D戦略コンサルティング」と「技術系スタートアップ投資・支援の最前線の経験」をもとに、エンジニア向けに必要なマーケティングについて基礎から実践レベルまでの知識を学んでいただきます。
 講義の中では、顧客ニーズや競合他社状況などを把握するための、具体的な情報収集・分析の手法を講義します。そして事業成果に繋がる開発テーマ企画・創出のポイントをご紹介します。
 さらに昨今トレンドとなっている大企業とスタートアップ連携のポイントについて紹介します。社内での新規事業開発がなかなか上手くいかない中、新しい手法として、社外のスタートアップへの投資・連携に可能性を見いだしている企業が増えています。スタートアップを「社外で行う新規事業開発プロジェクト」とみて、うまく活用することで競争力を上げていくためのポイントを最新の当社事例とともに紹介します。

*参考資料として、「エンジニアがもつべきマインドセットとは」を配布します。単なるエンジニアでなく、事業成果を生み出すイノベーター人材になるためのマインドセット(思考・行動パターン)について理解、自らの成長シナリオに繋げて考えていただきたいと思います。

受講対象・レベル

 ・主に生産財メーカーの新事業開発部門、研究開発部門、設計開発部門、経営企画部門、知財部門などの方
 ・開発テーマ企画に事業性を持たせることに苦労されているエンジニア
 ・自身の開発テーマの経営層への説得において悩んでいるエンジニア
 ・自社の製品や技術についてどのようなマーケティングに取り組むべきか悩んでいる方
 ・他企業やスタートアップとの連携による事業開発に取り組まれている方
 など

*ベンチャーキャピタルまたは経営コンサル会社の方からのお申込みはお受け致しかねます。
 また、個人でのお申込みの場合についても、受講をお断りする場合がございますので、予めご了承下さい。

習得できる知識

 ・エンジニアに必要なマーケティングの基礎知識と考え方
 ・市場規模や顧客ニーズ把握などのための市場調査方法
 ・市場特性分析(業界、顧客、競合)の方法
 ・開発テーマの企画・創出や事業企画についての財務シミュレーションの手法
 ・事業成果につながる開発テーマ企画・創出のためのポイント
 ・他企業やスタートアップとの連携のポイント
 など

セミナープログラム

※セミナー内容が下記に変更となりました(2020/8/4)。

1.エンジニアが押さえておくべきマーケティングとは
 1)エンジニアに必要なマーケティングとは
  ・ウオーミングアップ
   ~事例を通じて戦略の重点ポイントを学ぶ~
  ・マーケティングとは
   ~市場への能動的なアプローチ~
  ・エンジニアならではのマーケティングとは
   ~顧客との対話による価値創発~
  ・「技術―製品―ビジネスモデル」を1セットで常に考える
  ・研究開発部門のマーケティングとは
   ~次世代の事業、さらに新市場創出~
   (ケース演習)高収益B2B企業に事例に学ぶポイント

2.市場・競合他社等の事業環境分析と市場調査方法のポイント
 1)市場分析のすすめ方と市場・顧客特性の把握
  ・市場分析のすすめ方
   ―用途のリストアップと有望用途の選定
   ―市場分野・用途のトレンド把握と戦略仮説想定
   ―有望な市場分野・用途の選定の評価視点
  ・事業環境・業界構造分析のすすめ方
   ―業界構造分析
   ―エコシステムの視点から業界の範囲を考える
   ―業界ルールの変わるタイミング定めて、仕掛ける
   ―マクロ環境分析(PEST分析)
  ・顧客分析のすすめ方
   ―顧客セグメンテーション分析
   ―ターゲット顧客企業の事業・業務における困り事・ニーズ(ペイン)把握
   ―バランスド・スコアカードによる顧客特性分析
   ―高利益のためには顧客事業の課題を目線を上げて理解する
  ・競合他社分析のすすめ方
   ―競合他社ベンチマーキング分析
   ―競合他社とは
   ―競合他社ベンチマーキングにより自社・他社の強み・弱みを把握する
   ―バランスド・スコアカードによる競合他社分析とは
   ―競合他社の今後の戦略を想定し、予め競争戦略を構想
   ―ベンチマーキングの体制 ~社内に「ビジネスインテリジェンス」をもつ~
   (演習)競合他社分析
   ~事業全体で競合の強み・弱みを把握し、複数の競争シナリオを構想する~
  ・自社のコア技術の把握
 2)市場調査のすすめ方とそのポイント:2次情報
  ・WEB調査
  ・新聞雑誌記事調査
  ・業界紙・論文調査
  ・調査レポート・書籍調査
  ・マーケティングデータバンクの活用
  ・調査会社への委託
  ・リバースエンジニアリング
  ・海外調査のフレームワーク など
 3)市場調査のすすめ方とそのポイント:1次情報
  ・顧客企業や異業種ヒアリング
   ―ヒアリング先のリストアップ、アポイントメント
   ―ヒアリング準備
    ~エンジニアでもできる「聴き込みヒアリング」~
   ―ヒアリング実施
    ~顧客との対話を通じて関係性をつくる~
   ―ヒアリング結果の整理、戦略企画のブラッシュアップ
  ・フィールド調査
   ―会議室など“クローズド”な空間から出て、多様な人・モノ・情報から気付きを得る
   ―五感で感じる ~見て、聞いて、味わう、嗅ぐ、触れるなど、自ら体感~
   ―フィールドという空間&生活者と接することにより、革新的な新製品アイデアの創発

3.事業成果につながる「開発テーマ企画・創出」のためのポイント
 1)異業種ベンチマーキングからの企画・創出
  ・異業種ベンチマーキングにより圧倒的な差別化・差異化を考える
  ・異業種ベンチマーキングの3つのメリット
  ・異業種ベンチマーキングのステップ
 2)未来シナリオ構想からの企画・創出
  ・シナリオプランニングとは
   ~複数シナリオを想定し、「兆候」でスピーディに対応し勝つ~
  ・フェルミ推定により市場規模を想定する
  ・シナリオから次世代の事業・技術アイデアを発想
  ・シナリオプランニング事例~シェル、横河電機~
  ・シナリオプランニングの策定ステップ
  (演習①)変動要因のインパクトおよび不確実性分析
  (演習②)変動要因の因果関係マップの作成とシナリオ構想
 3)ビジネスモデル、エコシステムからの企画・創出
  ・ビジネスモデルとは
   ~売り方の工夫、つくり方の工夫、収益構造の工夫~
  ・新技術をベースにしたビジネスモデル事例
  ・エコシステムとは
   ~自社ビジネスを軸にしたビジネス生態系の創出~
  ・エコシステムレベルの市場・技術・事業のロードマップの想定
  ・他社を複数巻き込んだエコシステムレベルの競争戦略とは
 4)財務シミュレーションによる開発テーマの見直し
  ・財務管理の基礎
   ~3つの財務諸表を事業活動とつなげて理解する~
  ・売上計画、費用計画、投資計画、要員計画
  ・損益分岐点分析
  ・利益計画
  ・採算性分析からのテーマ見直しのポイント

4.イノベーショントレンド ~スタートアップを活用して競争優位性を築く!~
 ・事業会社とスタートアップの違いを互いに理解し、シナジーを出す
  ~10のポイント~
 ・事業会社、スタートアップ、ベンチャーキャピタルの関係性
  ~イノベーション・エコシステム~
 ・ソーシングにおけるスタートアップの評価視点
 ・事業会社とスタートアップの連携パターン
 ・事業会社からの「カーブアウト」によるスタートアップの成功のポイント

  <質疑応答>

(参考資料)「エンジニアがもつべきマインドセットとは」
 ・単なるエンジニアでなく「社内イノベーター」になるための9つのポイント
 ・ポイント①:エンジニアとしての「フィロソフィー(価値観)」に基づく
        高いモチベーション&魅力的なビジョンと情熱あるリーダーシップ
 ・ポイント②:顧客の重要課題の発見
 ・ポイント③:顧客の重要課題の深い理解
 ・ポイント④:課題解決のための技術的解決アプローチ検討
 ・ポイント⑤:製品開発・量産
 ・ポイント⑥:市場浸透
 ・ポイント⑦:課題解決に取り組む中で必要な知識に自ら気づき、自ら学習
 ・ポイント⑧:社内ポリティクスへの対応&社内の仲間づくり
 ・ポイント⑨:トップのコミットメント、社内イノベーターを支援する社内インフラ、イノベーターの育成