〜Marketing5.0時代、市場創造型のR&D部門への転換を目指したマーケティング基礎と実践の具体的ステップ〜
開催日 2024年 1月30日(火)
セミナー趣旨
マーケティングの泰斗であるコトラー(Philip Kotler)氏は、今は「Marketing5.0」の時代であるという。ただ、このマーケティングの世代論に則るならば「Marketing2.0以前」と「Marketing3.0以降」には大きな差異がある。前者は市場を静態的にとらえているのに対し、後者は「市場創造」という企業行動を重視している。つまり、Marketing3.0以降は研究・開発部門の役割が極めて重要となっている。しかしながら、その重要性を認識し、マーケティングの視点や求められる行動を実践できている研究・開発部門は少ない。
本セミナーでは、「死の谷」や「ダーウィンの海」を乗り越えて市場創造型の新製品・新事業を生み出し、事業として成功させていくための研究・開発部門への転換を目指した、マーケティング基礎理論及び研究・開発部門としてのその応用・実践の基本的考え方及び具体的ステップについて詳説いたします。
習得できる知識
1.研究・開発部門におけるマーケティングの重要性と革新ポイント
2.マーケティング論の基礎知識
3.研究・開発部門に求められる魅力的な新製品・新事業創造の考え方とアプローチ事例
4.研究・開発部門におけるマーケティング・プロセス構築の考え方とプロトタイプ例
セミナープログラム
1.今なぜ研究・開発部門にマーケティングが求められるのか?
・研究開発への経営者の期待と不満
・マーケティングとは
・マーケティングと研究開発の関係
2.マーケティングの基礎理論
・マーケティング理論の変遷
・「STP」(Segmentation/Targeting/Positioning)
・「4つのP」(Product/Price/Place/Promotion)
3.研究・開発部門主導のマーケティング・プロセスの概要
●“0から1”を組織的に生み出すテーマ創造プロセス
・ニーズとシーズの融合によるテーマの“量”と“質”の飛躍的向上 など
●CF(カスタマー・フォーカス)を機軸とした事業化構想・企画プロセス
・CFを機軸とした事業的魅力の飛躍的向上 など
4.「テーマ創造プロセス」の再構築(“0から1”を組織的に生み出す)
(1)未来志向のニーズ探索
(2)自社のシーズ抽出
(3)ニーズとシーズの新結合による新製品・新事業アイデア創出
(4)アイデアのテーマ化と評価
(5)重点テーマの設定
5.「事業化構想・企画」プロセスの再構築(CFを機軸に)
(1)狙いの顧客の設定
(2)顧客研究
(3)価値創造
(4)新商品構想
(5)事業参入戦略
(6)事業化研究
(7)実行計画
6.マーケティング力強化の組織的展開に向けて
セミナー講師
株式会社日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント
木村 壽男(きむら ひさお) 氏
1983年3月 京都大学農学部食品工学科 卒業後、企業の研究所勤務を経て、1997年に(株)日本能率協会コンサルティング入社。
「技術を核とした経営革新」をメインテーマとし、企業ビジョン・戦略の策定とその実現に向けた研究開発革新、新製品開発力強化、事業戦略・技術戦略策定の分野でのコンサルティング、研修、講演を行っている。
(2004〜2013年 京都大学 産官学連携本部 産官学連携フェロー) (兼務)
(2010〜2015年 青山学院大学大学院理工学研究科・非常勤講師(研究開発特論)) (〃)
代表図書に「研究開発を変える」(同友館、2020年)がある。
セミナー受講料
1名につき 33,110円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 3時間32分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
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開催日時
オンデマンド
受講料
33,110円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
マーケティング STPマーケティング 事業戦略
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