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SDGsの概要や策定の背景、国内外の状況ほか、
社会性戦略の事例を紹介し、
SDGsを経営に実装するための観点など解説
セミナープログラム
【14:00~15:10】
Ⅰ. 我が国におけるSDGsの取組と展望
外務省 春田 博己氏
概要
地球規模で人やモノ、資本が移動する現代の社会では、一国の経済状況が他国のそれに波及するのと同様、気候変動による自然災害や、感染症に加え、難民やテロといった課題もボーダレスで発生し、各国の社会問題や環境問題等にも深刻な影響を与える。持続可能な開発目標(SDGs)は、このような世界全体の経済・社会・環境の三側面における課題を統合的に解決すべき目標として、2015年9月の国連総会において全会一致で採択された。
日本はこれまで推進してきた「人間の安全保障」の理念の下、政府一体となってSDGsを積極的に推進している。本講演では、SDGsの概要や策定の背景、日本国内の状況、さらには日本政府の国内外の取組を示した上で今後の展望を述べる。
プログラム
1.SDGsの概要と意義
2.日本政府によるSDGsの取組
3.様々なステークホルダーによるSDGsの取組
4.今後のSDGsの取組
5.質疑応答/名刺交換
【15:20~16:30】
Ⅱ. SDGsを企業経営に実装しよう!
横浜市立大学 影山 摩子弥氏
概要
SDGsは、国連加盟国のすべての人や組織が取り組み、達成せねばならない目標である。
そのため、企業向けのガイドブックである『SDG Compass』も発行されている。そこでは、SDGsは企業の経営にとって様々な意味があると記されている。つまり、SDGsは、企業にとって不可欠な経営戦略である「社会性戦略」のテーマを国連が明示してくれたものなのである。しかし、『SDG Compass』には、経営戦略化の方法が具体的に記されているわけではない。
そこで本講演では、社会性戦略の事例を紹介しつつ、SDGsを経営に実装するための観点とそれを具体化したツールの解説も行う。
プログラム
1.SDGs とCSR/CSVとの関係
2.SDG Compassの背景
3.SDGsの意義と課題
4.SDGsを実装する
5.経営戦略化の事例
6.質疑応答/名刺交換
セミナー講師
春田 博己(はるた ひろき)氏 : 外務省 国際協力局 地球規模課題総括課 課長補佐
【略歴】
1975年 福岡県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。オーストラリア国立大学大学院開発学研究科修了。2004年 外務省入省、在イエメン日本国大使館、海外邦人安全課等で勤務。2017年4月より現職。
影山 摩子弥(かげやま まこや) 氏 : 横浜市立大学 都市社会文化研究科 教授/CSRセンター長
【略歴】
静岡県浜北市(現 浜松市)に生まれる。早稲田大学商学部卒。1989年 横浜市立大学商学部専任講師。1990年 同助教授。2001年 同教授。2005年 横浜市立大学国際総合科学部教授。2006年 横浜市立大学CSRセンターLLP(2018年よりLLC)センター長、現在に至る。2009年 横浜市立大学都市社会文化研究科教授 現在に至る。
専門と活動紹介:専門は、経済原論、経済システム論、地域CSR論。研究・教育の傍ら、海外や日本国内の行政機関、企業、NPO・NGOなど様々な組織からのCSRの相談に対応している。 また、自治体が運用するCSRの認定制度として注目を集めてきた「横浜型地域貢献企業認定制度(横浜市)」「宇都宮まちづくり貢献企業認証制度(宇都宮市)」や、業界単位では初めてのCSR認定制度である「全日本印刷工業組合連合会CSR認定制度」の設計を担い、地域および中小企業の活性化のための支援を行っている。
著書:「なぜ障がい者を雇う中小企業は業績を上げ続けるのか?」(中央法規出版)/「地域CSRが日本を救う」(敬文堂)/「世界経済と人間生活の経済学」(敬文堂)/「CSR経営革新」(共著、中央経済社)/「横浜の産業と街づくり」(共著、学文社)など
セミナー受講料
1名につき 27,500円(税込)
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