ベルヌーイの定理とは?式や成立条件などをわかりやすく解説

投稿日

ベルヌーイの定理とは?式や成立条件などをわかりやすく解説

 

ベルヌーイの定理は、流体のエネルギー保存の法則として、多くの現象や機器の原理に関与するものです。流体の各点での圧力、速度、位置のエネルギーが一定の合計値を持つとする流体力学の原理で、非粘性、不圧縮、定常流において適用され、エネルギーの保存則を表現します。実際の流れで摩擦や粘性が存在する場合、修正が必要となることもあります。しかし、正確な理解と適切な適用が必要であり、誤解を避けるための知識が求められます。

この記事はベルヌーイの定理について学びたい方へおすすめします。

 

1. ベルヌーイの定理(流体のエネルギー保存の法則)とは

ベルヌーイの定理は、流体力学の中で非常に重要な役割を果たす原理の一つです。この定理は、流れる流体の任意の二点間でエネルギーの保存が成り立つことを示しており、流体の運動状態や位置、圧力といった要素間の関連性を明確にすることができます。

具体的には、流体が流れる(動く)際に持つエネルギーは主に三つ、運動エネルギー、圧力エネルギー、位置エネルギーの合計として考えられます。ベルヌーイの定理は、この3つのエネルギーの合計が一定であることを述べています。つまり、ある地点での流速が増加すれば、その地点の圧力が減少するという関係が成り立つのです。

この原理は、Daniel Bernoulliが18世紀に発表したもので、彼の名前を冠してベルヌーイの定理として広く知られています。航空機の翼の設計や、水の流れる配管の設計など、多くの工学的応用においてこの原理は不可欠です。

しかし、ベルヌーイの定理は理想的な条件下でのみ正確に成り立ちます。例えば、非粘性の流体や、定常的に流れる場合などの特定の条件下でのみ適用されるものです。現実の多くの流体は粘性を持つため、摩擦によるエネルギー損失などを考慮に入れる必要があります。

それでも、この定理は流体の基本的な性質を理解するための重要な原理であり、流体力学の学問を学ぶ上で欠かせないものとなっています。

 


関連記事:油圧の仕組みとは?



 

2. ベルヌーイの定理の式について

ベルヌーイの式は以下のように示されます。


ベルヌーイの式

  定数


P : 流体の圧力
ρ : 流体の密度
v : 流体の速度
g : 重力加速度
h : 流体の高さ

この式は、流体の各点での圧力エネルギー、運動エネルギー、位置エネルギーの合計が一定であることを示しています。

 

ベルヌーイの定理の定義

ベルヌーイの定理は、閉じられた系内での非粘性、非圧縮流体のエネルギー保存の法則を示す定理です。具体的には、流体が流れる際の任意の2点間で、圧力エネルギー、運動エネルギー、位置エネルギーの合計が一定であるという事です。この定理は、流体の速度や高さが変化する際の圧力の変化を予測するのに非常に役立ちます。

 

 3. 流体の持つ3つのエネルギー

流体の動きや状態を考慮する際、特にエネルギーの観点から見ると、3つの主要なエネルギー形態(運動エネルギー、圧力エネルギー、位置エネルギー)に分けることができます。これらのエネルギーは、流体の動的な性質や環境の条件に応じて異なる割合で存在します。

 

運動エネルギー

運動エネルギーは、流体の速度に関連しています。流体が動いている時、その速度に応じてエネルギーを持っています。
具体的には、流体の速度の二乗に比例するエネルギーとして表されます。

 

圧力エネルギー

圧力エネルギーは、流体の内部の圧力に関連しています。このエネルギーは流体の圧縮や膨張、または流体が外部から受ける圧力に関連しています。
具体的には、流体の圧力とその体積に比例するエネルギーとして考えることができます。

 

 位置エネルギー

位置エネルギーは、地球の重力の影響を受ける流体の高さに関連しています。地球の表面に近いところでは、このエネルギーは高く、逆に地球から離れるほど低くなります。
具体的には、流体の密度、重力加速度、そして流体の高さに比例するエネルギーとして表されます。特に高低差のある場所での流体の動きを考慮する際に重要とされます。

 

4. ベルヌーイの定理における「静圧・動圧・全圧」

ベルヌーイの定理を理解する上で重要な概念として「静圧」「動圧」「全圧」が挙げられます。これらのエネルギー形態は流体の動きや状態を表現する際の基礎となり、特に流体のエネルギー保存の観点からは欠かせない要素です。

 

静圧とは

静圧は、流体の内部の圧力を示すもので、外部からの圧縮や膨張の影響を受けています。実質的には、容器の壁などに垂直に働く圧力です。この圧力は、流体の深さや高さ、密度、そして重力に依存しています。海やプールの水の深さが深くなるにつれて静圧が高くなるのはこのためです。

 

動圧とは

動圧は、流体の運動に関連したエネルギー形態です。流体が移動することによって生じるエネルギーであり、流体の速度に直接的に関連しています。
具体的には、流体の速度の二乗に比例するエネルギーとして表され、流れが速ければ速いほど、動圧も高くなります。

 

全圧とは

全圧は、静圧と動圧の合計を指します。これは、流体の総エネルギーを示すものであり、ベルヌーイの定理の中でエネルギーの保存を示す上で中心的な役割を果たします。流れの中の任意の点で、静圧と動圧の合計は一定とされることが、ベルヌーイの定理の主要な内容となります。

 

5. ベルヌーイの定理に必要な条件

ベルヌーイの定理は、流体のエネルギー保存の法則として知られますが、実際に適用する場面においてはいくつかの基本的な条件を満たす必要があります。
まず、考慮される流体は非粘性流体である必要があります。これは、流体内部の摩擦が存在しないという仮定の下で、エネルギーの保存が成立するからです。

次に、流れは定常流れである必要があります。これは、時間によって流れの特性が変わらないという意味です。また、非圧縮性流体の場合のみ適用可能であり、流体の密度が一定であることを意味します。

最後に、流れが層流であることが求められます。これは、流れが乱れず、一定の方向に順序正しく流れていることを示します。これらの条件が満たされる場合、ベルヌーイの定理は適切に流体のエネルギー分布を算出することができます。

 

6. 考...

ベルヌーイの定理とは?式や成立条件などをわかりやすく解説

 

ベルヌーイの定理は、流体のエネルギー保存の法則として、多くの現象や機器の原理に関与するものです。流体の各点での圧力、速度、位置のエネルギーが一定の合計値を持つとする流体力学の原理で、非粘性、不圧縮、定常流において適用され、エネルギーの保存則を表現します。実際の流れで摩擦や粘性が存在する場合、修正が必要となることもあります。しかし、正確な理解と適切な適用が必要であり、誤解を避けるための知識が求められます。

この記事はベルヌーイの定理について学びたい方へおすすめします。

 

1. ベルヌーイの定理(流体のエネルギー保存の法則)とは

ベルヌーイの定理は、流体力学の中で非常に重要な役割を果たす原理の一つです。この定理は、流れる流体の任意の二点間でエネルギーの保存が成り立つことを示しており、流体の運動状態や位置、圧力といった要素間の関連性を明確にすることができます。

具体的には、流体が流れる(動く)際に持つエネルギーは主に三つ、運動エネルギー、圧力エネルギー、位置エネルギーの合計として考えられます。ベルヌーイの定理は、この3つのエネルギーの合計が一定であることを述べています。つまり、ある地点での流速が増加すれば、その地点の圧力が減少するという関係が成り立つのです。

この原理は、Daniel Bernoulliが18世紀に発表したもので、彼の名前を冠してベルヌーイの定理として広く知られています。航空機の翼の設計や、水の流れる配管の設計など、多くの工学的応用においてこの原理は不可欠です。

しかし、ベルヌーイの定理は理想的な条件下でのみ正確に成り立ちます。例えば、非粘性の流体や、定常的に流れる場合などの特定の条件下でのみ適用されるものです。現実の多くの流体は粘性を持つため、摩擦によるエネルギー損失などを考慮に入れる必要があります。

それでも、この定理は流体の基本的な性質を理解するための重要な原理であり、流体力学の学問を学ぶ上で欠かせないものとなっています。

 


関連記事:油圧の仕組みとは?



 

2. ベルヌーイの定理の式について

ベルヌーイの式は以下のように示されます。


ベルヌーイの式

  定数


P : 流体の圧力
ρ : 流体の密度
v : 流体の速度
g : 重力加速度
h : 流体の高さ

この式は、流体の各点での圧力エネルギー、運動エネルギー、位置エネルギーの合計が一定であることを示しています。

 

ベルヌーイの定理の定義

ベルヌーイの定理は、閉じられた系内での非粘性、非圧縮流体のエネルギー保存の法則を示す定理です。具体的には、流体が流れる際の任意の2点間で、圧力エネルギー、運動エネルギー、位置エネルギーの合計が一定であるという事です。この定理は、流体の速度や高さが変化する際の圧力の変化を予測するのに非常に役立ちます。

 

 3. 流体の持つ3つのエネルギー

流体の動きや状態を考慮する際、特にエネルギーの観点から見ると、3つの主要なエネルギー形態(運動エネルギー、圧力エネルギー、位置エネルギー)に分けることができます。これらのエネルギーは、流体の動的な性質や環境の条件に応じて異なる割合で存在します。

 

運動エネルギー

運動エネルギーは、流体の速度に関連しています。流体が動いている時、その速度に応じてエネルギーを持っています。
具体的には、流体の速度の二乗に比例するエネルギーとして表されます。

 

圧力エネルギー

圧力エネルギーは、流体の内部の圧力に関連しています。このエネルギーは流体の圧縮や膨張、または流体が外部から受ける圧力に関連しています。
具体的には、流体の圧力とその体積に比例するエネルギーとして考えることができます。

 

 位置エネルギー

位置エネルギーは、地球の重力の影響を受ける流体の高さに関連しています。地球の表面に近いところでは、このエネルギーは高く、逆に地球から離れるほど低くなります。
具体的には、流体の密度、重力加速度、そして流体の高さに比例するエネルギーとして表されます。特に高低差のある場所での流体の動きを考慮する際に重要とされます。

 

4. ベルヌーイの定理における「静圧・動圧・全圧」

ベルヌーイの定理を理解する上で重要な概念として「静圧」「動圧」「全圧」が挙げられます。これらのエネルギー形態は流体の動きや状態を表現する際の基礎となり、特に流体のエネルギー保存の観点からは欠かせない要素です。

 

静圧とは

静圧は、流体の内部の圧力を示すもので、外部からの圧縮や膨張の影響を受けています。実質的には、容器の壁などに垂直に働く圧力です。この圧力は、流体の深さや高さ、密度、そして重力に依存しています。海やプールの水の深さが深くなるにつれて静圧が高くなるのはこのためです。

 

動圧とは

動圧は、流体の運動に関連したエネルギー形態です。流体が移動することによって生じるエネルギーであり、流体の速度に直接的に関連しています。
具体的には、流体の速度の二乗に比例するエネルギーとして表され、流れが速ければ速いほど、動圧も高くなります。

 

全圧とは

全圧は、静圧と動圧の合計を指します。これは、流体の総エネルギーを示すものであり、ベルヌーイの定理の中でエネルギーの保存を示す上で中心的な役割を果たします。流れの中の任意の点で、静圧と動圧の合計は一定とされることが、ベルヌーイの定理の主要な内容となります。

 

5. ベルヌーイの定理に必要な条件

ベルヌーイの定理は、流体のエネルギー保存の法則として知られますが、実際に適用する場面においてはいくつかの基本的な条件を満たす必要があります。
まず、考慮される流体は非粘性流体である必要があります。これは、流体内部の摩擦が存在しないという仮定の下で、エネルギーの保存が成立するからです。

次に、流れは定常流れである必要があります。これは、時間によって流れの特性が変わらないという意味です。また、非圧縮性流体の場合のみ適用可能であり、流体の密度が一定であることを意味します。

最後に、流れが層流であることが求められます。これは、流れが乱れず、一定の方向に順序正しく流れていることを示します。これらの条件が満たされる場合、ベルヌーイの定理は適切に流体のエネルギー分布を算出することができます。

 

6. 考慮が必要な「圧力損失」

ベルヌーイの定理の基本的な考え方は、流体のエネルギーの保存に基づいていますが、実際の流れにおいては、摩擦や流れの乱れなどの要因によってエネルギーの損失が発生します。このような現象を「圧力損失」と呼びます。

圧力損失は、流体が配管内を流れる際に内壁との摩擦や流れの乱れ、流れの変更、拡縮、流体の物性や流速、配管の形状や材質、流体の温度など多くの要因によって引き起こされます。特に、実際の工業的な応用では、この圧力損失を正確に計算することが極めて重要です。なぜなら、エネルギーの損失を最小限に抑えることで、効率的なシステム運用やエネルギーコストの削減につながるからです。

ベルヌーイの定理は理想的な条件下の流体の状態を示すものであるため、実際の適用に際しては、圧力損失やその他の非理想的な要因を考慮する必要があります。

 

 7. ベルヌーイの定理に関する誤解

身近な現象でもある「流れ」に関する定理であるベルヌーイの定理ですが、先に紹介した「定理に必要な条件」を理解しないまま使うなどの誤解を見聞きする事があります。以下にベルヌーイの定理のよくある間違い、間違い事例を紹介します。

 

 ベルヌーイの定理のよくある間違い

「流れる速さが速い場所は、圧力が低い」というのをよく聞きますが、これが絶対に正しいわけではありません。テレビやインターネットなどのメディアや、書籍、学習書にもこの誤解があるため、多くの人がこの間違いを信じています。

 

ベルヌーイの定理の間違い事例

例えば、風を吹き出すドライヤーや、口から息を吹き出す場面を考えてみましょう。多くの人は、風の吹き出す部分の圧力は、周りの空気(大気圧)よりも低いと思っています。これは、風が吹き出す部分の風の速さが速いため、ベルヌーイの定理に基づいて圧力が低いと考えられるからです。

しかし、実はこの考えは正しくありません。なぜなら、風の吹き出す部分と周りの空気は異なる流れの中にあるため、ベルヌーイの定理をそのまま適用することはできないからです。実際には、風の吹き出す部分の圧力は大気圧と同じです。何故なら、風の吹き出す部分の場所に風を吹き出すためのエネルギーが供給されているからです。

誤解をしないように、ベルヌーイの定理の適用条件を理解しましょう。

 

8. ベルヌーイの定理の有名な応用や現象

ベルヌーイの定理は、流体の動きと圧力の関係を説明するものとして、多くの日常的な現象や工業的な製品での利用が見られます。特に、飛行機の飛行原理やゴルフボールの飛距離、野球の変化球など、私たちの身の回りの多くの現象にベルヌーイの定理が関与しています。


応用した機器や現象:飛行機

飛行機の翼、特に主翼の形状は「翼断面」や「エアフォイル」と呼ばれる特殊な形をしています。この形状は、上面が下面よりも長くなっており、飛行機が前進することで、翼の上面を流れる空気の速度が下面よりも速くなります。ベルヌーイの定理によれば、流速が速い部分の圧力は低くなるため、翼の上面の圧力は下面よりも低くなります。この圧力差により、飛行機は浮き上がる揚力を得ることができます。


応用した機器や現象:ゴルフボール

ゴルフボールの表面には多数の小さな凹凸や「ディンプル」と呼ばれる窪みがあります。これらのディンプルは、ボールが飛ぶ際の空気の流れを変え、乱流を発生させる役割があります。乱流は、空気の流れをボールの表面に密着させ、流速を増加させます。ベルヌーイの定理により、この流速の増加はボールの裏側の圧力を低下させることとなり、それによってボールはより遠くまで飛ぶことができます。


応用した機器や現象:野球の変化球

ピッチャーが投げる変化球、特に「カーブ」や「スライダー」などは、ベルヌーイの定理とマグヌス効果が組み合わさって生じる現象です。球を回転させて投げることで、一方の面を流れる空気の速度が他方よりも速くなります。ベルヌーイの定理によれば、この速い部分の圧力が低くなり、それによってボールは曲がる方向へと移動します。これにより、ボールの軌道は直線的ではなくなり、バッターを欺くことができます。

 

関連事項:マグヌス効果

回転する物体が流体中を移動する際に、その物体の回転によって生じる揚力や側力のことを指します。この現象は、特にボールスポーツや航空工学の分野で重要な役割を果たしています。

原理としては、物体が回転することで、その表面に沿う流体の速度が変わります。たとえば、右回転するボールが前進する場合、ボールの上部の表面は前進方向に向かって流体と同じ方向に動くため、相対的な流体の速度は減少します。一方、ボールの下部の表面は前進方向と逆の方向に動くため、相対的な流体の速度は増加します。この速度の差により、ベルヌーイの定理から、速い部分(ボールの下部)の圧力が低くなり、遅い部分(ボールの上部)の圧力が高くなるため、ボールに上向きの力(揚力)が働くことになります。

野球の変化球やサッカーのカーブシュート、テニスのスピンサーブなど、スポーツの中でボールに回転を加えることで変化する軌道は、このマグヌス効果に起因しています。

また、マグヌス効果は航空工学の分野でも利用されています。例えば、回転するシリンダー翼などの技術では、マグヌス効果を利用して揚力を得る試みが行われています。

この効果は、19世紀のドイツの物理学者ハインリッヒ・グスタフ・マグヌスによって初めて詳しく研究されたことから、マグヌス効果と呼ばれるようになりました。

 

9. まとめ

ベルヌーイの定理は、流体のエネルギー保存の法則として、多くの現象や機器の原理に関与するものです。ベルヌーイの定理は、流体の各点での圧力、速度、位置のエネルギーが一定の合計値を持つとする流体力学の原理で、非粘性、不圧縮、定常流において適用されます。
実際の流れで摩擦や粘性が存在する場合、修正が必要となることもあるため、正確な理解と適切な適用が必要であり、誤解を避けるための知識が求められます。

   続きを読むには・・・


この記事の著者

大岡 明

改善技術(トヨタ生産方式(TPS)/IE)とIT,先端技術(IoT,IoH,xR,AI)の現場活用を現場実践指導、社内研修で支援しています。

改善技術(トヨタ生産方式(TPS)/IE)とIT,先端技術(IoT,IoH,xR,AI)の現場活用を現場実践指導、社内研修で支援しています。


「応用物理」の他のキーワード解説記事

もっと見る
レオロジーを深く知る(その8)物質の三態とその由来

       前回のレオロジーを深く知る(その7)物質の三態とその由来に続けて解説します。   ...

       前回のレオロジーを深く知る(その7)物質の三態とその由来に続けて解説します。   ...


スパッタリング技術とは スパッタリングの原理・応用(その1)

1.スパッタリング技術とは  スパッタリング(スパッタ)は、図1のように、コーティング技術の分類では薄膜形成に用いられる物理的気相成長法(PVD)の一種...

1.スパッタリング技術とは  スパッタリング(スパッタ)は、図1のように、コーティング技術の分類では薄膜形成に用いられる物理的気相成長法(PVD)の一種...


レオロジーを深く知る(その1)流れる特性の違いを測定、比較する

  【目次】 1. レオロジーとは 私たちが使う身の回りのほとんどの材料は流れる性質を持っています。非常に長い時間をか...

  【目次】 1. レオロジーとは 私たちが使う身の回りのほとんどの材料は流れる性質を持っています。非常に長い時間をか...