5S活動で成果を出す人財とは

 

今回は、新5S思考術についてです。新5S思考術は、一般的な5S活動とは異なり、コーチング心理学やNLP(神経言語プログラミング)注1を取り入れた、5S活動へのモチベーション向上と継続をねらった活動です。新5S思考術は、成果の出る組織と成果の出ない組織にハッキリと分かれてきているようです。いったい、何が成果につながる要因となったのでしょうか、今回は、新5S思考術で「成果を出す人財」の選出についてお話しします。

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1. 主体行動型リーダーは、○○に強い!

5Sで成果の出る組織と成果の出ない組織、その要因は、成果を出す人財の人選で結果が大きく変わります。

 

新5S思考術では、まずはじめに整理活動から入ります。これらは、動作ロス・運搬ロスを削減すると同時に、ヒューマンエラーの起きにくい環境整備を目的として展開します。具体的な活動内容は、次の通りです。

 

整理活動を展開することで、モノゴトが一気に減り、目的とする成果を出すことができます。しかし『捨てられない症候群』が多くいるチームや職場では、整理がなかなか進みません。

 

2. リーダーの思考特性が関係する、整理

そんな中、劇的にモノゴトを減らし、整理を成功させるチームがあります。これは、リーダーの思考特性が関係している様です。その思考特性とは

 

私たちの脳は、様々な認知パターンを持っていて、このパターンにより行動が変わったり、認知方法が変わります。主体行動型という認知パターン

 

反映分析型の認知パターンは

 

3. 捨てることに対する抵抗感を感じますか?

清掃の「捨てる」は、かなりの勇気とスピード感が必要です。

 

多くの場合「捨てる」ことに”抵抗感”を覚えるケースが少なくありません。この”抵抗感”が、勇気とスピード感を阻害します。特に、反映分析型のリーダーの場合”抵抗感”を感じる様です。

 

逆に、主体行動型のリーダーは、この”抵抗感”を感じにくい様です。これらが影響してなのか、主体行動型リーダーのいる部署では、整理が円滑に進むようです。

 

タイプを見た人選で結果が大きく変わるのです。

 

整理活動で、リーダーを指名するのなら、主体行動型に指名してみませんか?

 

注1. NLP( 神経言語プログラミング ):コミュニケーションを磨くために、 多くのビジネスパーソンが学んでいるのが NLP( 神経言語プログラミング )です。NLP では、 脳の言語処理パターンをカテゴリー分けされており、 なんと約 150 個あります。この 150 個のカテゴリーをシッカリと学び、 使いこなすことができれば、 究極の説明力と説得力を手に入れることができます。そう、 150 個を使いこなせればの話です。学問というのは、 時には残酷で「 これを学べば完璧! 」という知識体系も、 あまりにも複雑すぎたり、 理論ばかりで仕事や生活の実践で使えないケースが少なくありません。

 

そこで、 150 個のカテゴリーを最小数まで絞り込み、 実践的に使えるよう整理された知識体系が LABプロファイル® 注2.なのです。LABプロファイル®では、 150 個のカテゴリー を 14 個のカテゴリーに整理し、 より学びやすくなっております。

 

注2.LABプロファイル®:脳のプログラムに該当するプログラムは、メタプログラムと呼ばれていますが、67個のプログラムがその研究からわかっています。また...

、文献よっては、メタ・メタ・プログラムというさらに詳細に分けられた研究結果も発表されていて、その数は、なんと!154個にもなります。ロジャー・ベイリーは、これらを日常で実用的に使うためにはという考えで整理を進め、14個のメタプログラムを理解し応用することで、相手のモダリティーやサブモダリティー形成にストレス無く対話を進めることができるようにしました。この、実用的で効果的な知識体系が LABプロファイル® です。 LABプロファイル® は、言葉の魔術を使いこなす、シェリー・ローズ・シャーベイにより、書籍「影響言語で人を動かす」で全世界に発信されています。

 

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