DSM 設計構造マトリックス 【連載記事紹介】

投稿日

情報マネジメント

 

DSM 設計構造マトリックスが、無料でお読みいただけます!

 

◆「DSM」とは

DSM(Design Structure Matrix)は、情報の流れをマトリクス表現で可視化し、全体最適の視点から効率的な工程・組織をシステマティックに設計する手法です。1990年代から、おもにマサチューセッツ工科大学で研究が行われ、自動車や半導体の開発領域から徐々に広まってきました。後戻りや反復作業を含む複雑なプロセスの構造を簡潔に表現・分析できるのが特長で、医療や社会システムなど、技術システム以外へも応用が可能です。

 

◆DSM 設計構造マトリックス

DSMは依存構造マトリックスと訳されます。つまりDSMは設計物を構成する各要素間(構成物間)の相互関係または依存関係を表す(モデル化する)ためのツールだと言えます。設計物にはモノやプロセス、組織など様々な対象が含まれます。

 

例えば、モノには電気製品や電機システム、建物、自動車、航空機などが、プロセスには業務プロセスや製造プロセス、ソフトウェアなどが、そして組織には会社組織やプロジェクトチームなどがDSMの対象として含まれます。それらは様々な構成物が複雑に絡み合い(依存し合い)ながら一つのシステムを構成しています。システムに含まれる構成物の数がNの時、DSMはその構成物の依存関係をN対Nの正方行列として表します。

 

DSM 設計構造マトリックスで、何ができるのか、次の連載でものづくりドットコム 登録専門家の津吉 政広氏が詳しく紹介しています。

 

【DSM 設計構造マトリックス、連載記事】

 

関連解説記事:複雑なシステムやプロジェクトをマネジメントする簡単手法DSMとは

関連解説記事:DSMの効用 - 設計プロジェクト管理編 -

 

【連載記事 執筆者紹介】

津吉 政広さん

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 

◆【特集】 連載記事紹介:連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 


「DSM」の他のキーワード解説記事

もっと見る
複雑なシステムやプロジェクトをマネジメントする簡単手法DSMとは

 あらゆる分野で専門化・細分化が進む一方、異分野連携(車の電子化、医工連携など)やIoTの動きも強まり、複雑なシステムやプロジェクト(以下、複雑系と呼ぶ)...

 あらゆる分野で専門化・細分化が進む一方、異分野連携(車の電子化、医工連携など)やIoTの動きも強まり、複雑なシステムやプロジェクト(以下、複雑系と呼ぶ)...


概要 DSM 設計構造マトリックス(その1)

【DSM 設計構造マトリックス、連載目次】 1. 概要 2. プロセス構造DSM 3. プロセス構造DSMを使った業務プロセスの改善 &n...

【DSM 設計構造マトリックス、連載目次】 1. 概要 2. プロセス構造DSM 3. プロセス構造DSMを使った業務プロセスの改善 &n...


プロセス構造DSMを使った業務プロセスの改善 DSM 設計構造マトリックス(その3)

【DSM 設計構造マトリックス、連載目次】 1. 概要 2. プロセス構造DSM 3. プロセス構造DSMを使った業務プロセスの改善 &n...

【DSM 設計構造マトリックス、連載目次】 1. 概要 2. プロセス構造DSM 3. プロセス構造DSMを使った業務プロセスの改善 &n...


「DSM」の活用事例

もっと見る
DSMの効用 - 設計プロジェクト管理編 - 

 以下に設計プロジェクト管理を題材とした、フローチャート、設計タスクのDSM、ガントチャートのサンプルを示します。X,Y,Z3名の作業者によるチーム設計の...

 以下に設計プロジェクト管理を題材とした、フローチャート、設計タスクのDSM、ガントチャートのサンプルを示します。X,Y,Z3名の作業者によるチーム設計の...