令和元年度RCCM資格試験対策特訓講座

RCCM試験を合格した優秀な技術者を積極的に
活用することで建設技術力と管理力の向上を図り、
社会資本整備を推進させ、我が国の持続的発展を
担うことが建設コンサルタントの使命です


最近は、RCCM資格取得後、5年の実務経験を積むことで、
技術管理者として登録されます
この制度は多くの建設コンサルタントに活用され、
調査・設計業務の円滑な事業推進がなされています


日時
1日目 2019年10月5日(土)10:00~17:00
2日目 2019年10月6日(日)10:00~17:00


講師


小久保 優 氏
技術士:建設部門、環境部門、総合技術監理部門


略歴   
技術士(建設部門/環境部門/総合技術監理部門)
APEC Engineer(Civil, Structural)IPEA国際エンジニア
環境カウンセラー、労働安全コンサルタント、JABEE審査員、
欧州復興開発銀行(EBRD)SIA
国内外の行政・企業の技術指導、海外技術援助指導を実施、専門書執筆


受講料


45,000円(消費税込・テキスト代を含みます。昼食は各自おとり下さい。)


RCCM技術者の役割と技術力


 RCCMの役割は、技術管理者または技術士のもとに、設計業務共通仕様書(国土交通省)において
規定している管理技術者・照査技術者です。調査・設計業務に関する技術上の事項を処理し、
または業務成果の照査の任にあたる者を言います。
 したがって、RCCM試験に要求される技術力は、調査・設計業務の特質を理解し円滑・適性に
業務を進めるための一般共通の技術管理能力を有していること。併せて当該専門分野の技術力を
有することです。建設コンサルタントの将来の確実性が期待されるRCCMの資格の認定は、
国交省が要求する筆記試験(業務経験、契約関連、技術的見識、技術的知識)に合格し、
さらに登録することによって「シビル コンサルティング マネージャ」の称号を付与されて、
初めてその力を発揮することができます。


RCCM試験の難易度と試験のポイント


 RCCM試験の難易度は技術士の方が高いのですが、建設関連の資格のランクは上位に
位置づけられています。実際、一級土木施工管理技士の試験よりはRCCMの方が難易度は高いと
言えます。最近では、年々合格率が厳しくなってきているのが現状で、特に道路、河川等の部門は
すでに相当な合格者がいるため合格率が低くなってきています。
 受験者が多いのは道路と農業です。それに、河川、下水、土質、コンクリート、施工計画、
建設環境の部門を加えると合格者の80%弱がこれらの部門に集中しています。
特に「問題III 業務遂行のための業務管理技術力」の合格率は約30%と言われ、合否を決定する
重要な問題です。合格基準は、それぞれの問題のいずれについても配点の50%以上の得点、
かつ総合点で60%以上の得点とされています。
 RCCM試験のレベルは、おおむね技術士の第二次試験のレベル、記述量ともに少し落としたような
感じの試験です。科目的には、業務遂行のための業務管理技術力(問題III)の解き方が
分からないことが原因で不合格になる場合が多いようです。
 試験の合格対策は、まずは各地で開催される、(財)日本建設情報総合センター主催の
受験対策講習会を受講することですが、各社の実質的な技術者は時間の関係で十分に
対応できないのが現状です。また、受講時のテキストを十分に繰り返し読んでも、
難解な資料が多く、具体的な記述式試験の準備に至らないことで、受験を諦める結果となります。
 記述試験対策は論文対策です。論文を書くことが苦手な人は、必ず論文の書き方から勉強し、
書いたものを経験の深い技術者に見てもらい、評価してくれることが重要な対策です。
一般的な論文の書き方上達対策は、繰り返し技術論文を書く練習です。
技術論文の作成能力をつけるには、論文評価を判断できる技術者を探すしか良い方法がありません。


新技術開発センターの2日間コースの内容


 新技術開発センターの2日間コースは、効率的に記述式試験のポイントを説明し、
論文作成まで指導する講座です。
 1日目は、「問題I 受験する専門技術部門における自己の業務経験」で、
各専門に応じて「技術的な問題点とは何か」「どのように解決策を提案するのか」
「業務実施上の問題点は何か」「業務実施上の問題点の解決策をどのようにするのか」
「現時点の技術評価・業務評価とはどう判断して書くのか」を説明します。
 2日目は論文完成までその場、その時間内で添削指導し、完成させます。
1日目は、「業務遂行のための業務管理技術力」に対し、過去の問題傾向から「出題傾向」
「問題の型」の分析を分かり易く説明し、試験場で用意する論文例を示します。
試験場で何を書くべきか、「指定用語」は何か、どのように使うのかも説明します。
2日目は論文完成までその場、その時間内で添削指導し、完成させます。
多肢択一式は、「問題II 業務関連法制度、技術者倫理およびその他建設一般」
「問題IV−1 土木関連共通基礎技術知識」ですが、60%〜70%の出題内容は決まっていることから、
過去に出題された問題を重点的に説明します。
「問題IV−2 受験する専門技術部門の専門技術知識」は、
どのような問題が出題されているかを説明し、「問題IV−1」と合わせた対策を指導します。



テキストの内容



はじめに

1.専門22部門と筆記試験内容

2.文章作法の要点

3.問題I 業務経験問題の解き方

4.問題I 業務経験問題の概要

5.平成30年度問題I 業務経験問題

6.問題I 業務経験問題の記述方式と採点ポイント

7.問題II、IIIのキーワードと指定用語の活用例

8.問題I 業務経験問題解答事例(参考)

河川、砂防及び海岸・海洋(1)

河川、砂防及び海岸・海洋(2)

道路(1)

道路(2)

上水道及び工業用水道

下水道(1)

下水道(2)

農業土木(1)

農業土木(2)

都市計画及び地方計画

土質及び基礎

鋼構造及びコンクリート

建設環境

9.択一問題の意義と解き方

10.問題II 業務関連法制度等の解説

11.問題II 業務関連法制度等の学習のポイント

12.平成28年度 問題II 業務関連法制度等の問題と解説

13.平成29年度 問題II 業務関連法制度等の問題と解説

14.平成30年度 問題II 業務関連法制度等の問題と解説

15.問題III 管理技術問題の解説

16.平成30年度 問題III 管理技術問題

17.問題IIIの出題構造、「専門知識」と「応用能力(あり方)」

18.問題III 管理技術問題「概要と課題」のポイント

19.問題III 管理技術問題「応用能力(あり方)」のポイント

20.問題III 管理技術問題解答事例(参考)

【参考1】低価格入札と技術者倫理

【参考2】生産性向上と人材確保・育成

【参考3】社会インフラの維持管理

【参考4】安全・安心な国土づくり

21.問題IV-1 基礎知識問題の解説

22.問題IV-1 基礎知識問題の学習ポイント

23.平成27年度 問題IV-1 基礎知識問題と解説

24.平成28年度 問題IV-1 基礎知識問題と解説

25.平成29年度 問題IV-1 基礎知識問題と解説

26.平成30年度 問題IV-1 基礎知識問題と解説

27.問題IV-2 技術知識問題の解説

28.試験10日前対策



※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

45,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

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【千代田区】新技術開発センター

【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅

主催者

キーワード

人的資源マネジメント総合   人財教育・育成

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