ノイズとEMC規格試験の基礎とその対応設計技術

ノイズを知り、事前の対策とトラブル解決のできる設計技術者に!
電子機器のノイズとEMC(電磁両立性)の知識を身に付け、
ECM規格試験対策を考慮した設計で「後で泣かない」製品開発を!


講師


倉西 英明 氏


技術士(電気電子部門)
iNARTE EMC Engineer, iNARTE/KEC EMC Design Engineer
第一級陸上無線技術士・電気通信主任技術者(伝送交換・線路)
電子情報通信学会 通信ソサイエティ EMCJ
エレクトロニクス実装学会 低ノイズ実装研究会   
(1)1990年4月-2016年5月 富士フイルムにて
  印刷機器のアナログ回路設計/医療画像診断機器のEMC設計・
  試験実施・市場不具合対策
(2)2016年6月-現在 倉西技術士事務所 開業
  ノイズ設計・対策コンサルティングを医療機器から車載機器まで実施中
(3)2017年4月-2019年3月 横浜国立大学産学官連携コーディネーター(兼業)
(4)2018年10月-現在 (株)キョウデン ノイズ設計・対策(協業)
  基板にノイズ設計を実装する際のアドバイスを実施中


受講料


43,000円(消費税込・テキストおよび昼食を含みます。)


受講のおすすめ


 電子機器の開発の中で、商品化直前に行われるEMC(電磁両立性)試験は、
「EMC試験がどんな試験なのか」を知った上で、設計段階から対応策を考えておかないと、
後戻りが大きく、適合が難しくなってしまいます。
 一方、職場では、ノイズに詳しいベテランが退職した後、書物でノイズ技術を学ぼうとすると、
難解な方程式の並んだ参考書などが壁になって本質的、体系的な理解がなかなか進みません。
 本セミナーは、そのような方々を対象に、数式を極力使わず、「ノイズとは何か」から
始めて「EMC試験とはどんな試験か」「設計段階からノイズに対処するにはどうしたらよいのか」と
いったことを具体的に学べるようにしました。
 受講された方が、設計段階ではノイズに対処した設計が独力ででき、
EMC評価や試験では、現物を前にして、どうすれば効率的に進められるか、が分かる内容としました。



セミナープログラム



1.ノイズの基本とEMC

 1.1 電子機器とノイズ

1.1.1 電子機器と電磁環境

1.1.2 ノイズとは何か

1.1.3 ノイズの二面性

1.1.4 時間的特性

1.1.5 伝達経路

1.1.6 具体的ノイズ源と特性

 1.2 ノイズの物理

1.2.1 ノイズと電磁気学

1.2.2 交流の基礎知識

1.2.3 周波数スペクトル

1.2.4 波形とスペクトル

1.2.5 見えないLとC

1.2.6 電磁波の発生

1.2.7 電磁波とアンテナ

1.2.8 コモンモードとノーマルモード

 1.3 ノイズの計測・評価

1.3.1 ノイズ計測とデシベル

1.3.2 波形測定

1.3.3 スペクトル測定

1.3.4 電波暗室とレシーバ


2.共通EMC規格とその意味

 2.1 EMC規格試験の目的

 2.2 エミッション試験

2.2.1 雑音端子電圧

2.2.2 雑音電界強度

2.2.3 電源高調波

2.2.4 フリッカ

 2.3 イミュニティ試験

2.3.1 静電気放電

2.3.2 無線周波電磁界放射

2.3.3 ファーストトランジェント・バースト

2.3.4 雷サージ

2.3.5 無線周波電磁界伝導

2.3.6 電源周波数磁界

2.3.7 電源電圧ディップ・瞬停


3.ノイズ対策の基礎と実践

 3.1 ノイズ問題の特質と解決法

3.1.1 ノイズ問題の特質

3.1.2 問題の本質の掴みかた

3.1.3 再現性の確保のしかた

3.1.4 実力アップのためには

3.1.5 (エミッション)発生源を叩く

3.1.6 伝達経路を断つ

3.1.7 (イミュニティ)耐性を上げる

 3.2 設計時の対策技術

3.2.1 設計時の対策の考え方

3.2.2 回路・基板

3.2.3 機内・機外ケーブル

3.2.4 フレーム・筐体

3.2.5 既製品・外部設計品

 3.3 設計後の対策技術

3.3.1 設計後の対策の考え方

3.3.2 フェライトコア類

3.3.3 フィルタ

3.3.4 シールド・GND強化部材

3.3.5 電磁波吸収体

◎ 質疑応答