「基礎からわかるノイズ対策設計とEMC試験」【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

電子機器の設計では、ノイズを「出さない」「受けない」ことが必須条件です。本セミナーでは、ノイズの基本原理から発生メカニズム、設計段階で盛り込むべき具体的な対策手法、そして規格適合に欠かせないEMC試験の実際までを体系的に解説します。数式を極力使わず、現場事例を交えてわかりやすく説明しますので、実践力を習得できます!!

 

【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみライブ配信(アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)付き)

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    セミナー趣旨

     電子機器を設計する際、自らは不要な電磁エネルギー(=ノイズ)を出さないように、また、電気的外乱(=外から入ってくるノイズ)には一定程度の耐性を持つことが求められ、これがEMC試験として行われます。ノイズは「形ができてみないと分からない」性質が強いため、製品開発の後段の制約が多い状況で苦労することが多いものです。ノイズ対策を設計段階から織り込めばよいのですが、それには「何故、ノイズが発生する(或いは、ノイズの影響を受ける)のか」という、原理的な所から、試験の実際を知る必要があります。

     そこで、本セミナーは、数式を極力使わず、「ノイズとは何か」から始めて「EMC試験とはどんな試験か」「設計段階からノイズに対処するにはどうしたらよいのか」といった基本的な内容を具体的に学べるようにしました。受講された方が、設計段階ではノイズに対処した設計が独力ででき、EMC評価や試験が行えるようになることを目標としています。

     

     

    受講者の声

    • 実例を説明いただきましたのでわかりやすかったです。勉強不足のため復習して理解を進めたいと考えます。

       

    • 難しいテーマをできるだけ分かりやすくご説明いただいたと思います。大変ありがとうございました。

    • ご経験をまじえ、分かりやすく説明頂き理解を深めることができました。

       

    • 講師のかたの丁寧な説明ありがとうございました。質問にも丁寧にお答えいただき満足です。

    受講対象・レベル

    電子機器の回路設計者、メカ設計者、規格適合担当者 など

    必要な予備知識

    ・電気回路の基礎知識(オームの法則等の基本法則)
    ・電気物理の基本的な知識(高校の物理レベル)
    電磁気学や回路解析のご経験・履修は必須ではありません。

     

     
     

     

     

    習得できる知識

    1)ノイズの性質・見方や何故発生するのか、が理解できる
    2)電子機器開発・規格適合に必要なEMC試験とは何かが分かる
    3)設計段階から盛込むべきノイズ対策が、その理由と共に理解できる

     
     

     

     

    セミナープログラム

    1. ノイズの基礎とEMC

    1.1 ノイズとは何か
     1.1.1 電磁エネルギーと
    その出入り
     1.1.2 ノイズの定義
     1.1.3 電子機器の干渉とEMC
     1.1.4 エミッションと
      イミュニティ
     1.1.5 ノイズの時間的特性
     1.1.6 ノイズの伝達経路
    1.2 ノイズの物理
     1.2.1 物理の話に入る前に
     1.2.2 ノイズと物理法則
     1.2.3 交流の基礎知識
     1.2.4 交流とスペクトル
     1.2.5 見えないLとC
     1.2.6 共振現象
     1.2.7 電磁波の発生とアンテナ
     1.2.8 伝送線路
    1.3 ノイズの計測・評価
     1.3.1 ノイズ計測とデシベル
     1.3.2 スペクトル測定の要点
     1.3.3 電波暗室とレシーバ

    2. 共通EMC規格とその概要

    2.1 エミッション試験
     2.1.1 雑音端子電圧
     2.1.2 雑音電界強度
     2.1.3 電源高調波
     2.1.4 フリッカ
    2.2 イミュニティ試験
     2.2.1 静電気放電
     2.2.2 放射イミュニティ
     2.2.3 ファーストトラン
       ジェント/バースト
     2.2.4 雷サージ
     2.2.5 伝導イミュニティ
     2.2.6 電源周波数磁界
     2.2.7 電源電圧ディップ・瞬停

    3. ノイズ問題の方法論と技術論

    3.1 ノイズ問題の方法論
     3.1.1 素早く原因を掴むコツ
     3.1.2 再現性を確保する手法
     3.1.3 技術が身につく試行錯誤
    3.2 ノイズ問題の技術論
     3.2.1 発生源を抑える
     3.2.2 伝達経路を断つ
     3.2.3 アンテナを作らない
    3.3 設計時の対策技術
     3.3.1 回路・基板
     3.3.2 機内・機外ケーブル
     3.3.3 フレーム・筐体
     3.3.4 既製品・外部設計品
    3.4 設計後の対策技術
     3.4.1 磁性コア類
     3.4.2 フィルタ
     3.4.3 シールド・GND強化部材
     3.4.4 電磁波吸収体

     

     

    セミナー講師

    倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 先生

    工学修士・技術士(電気電子)
    元 富士フイルム, 横浜国立大学産学官連携コーディネーター

    (1) 1990年4月-2016年5月 富士フイルムにて
      ・印刷機器のアナログ回路設計
      ・医療画像診断機器のEMC設計・試験実施・市場不具合対策
    (2) 2016年6月-現在
      倉西技術士事務所 開業
    (3) 2018年10月-現在
       (株)キョウデン ノイズ設計・対策(協業)

    所属学会等
    ・電子情報通信学会 通信ソサイエティ EMCJ
    ・エレクトロニクス実装学会 低ノイズ実装研究会

    セミナー受講料

    (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円

    テキスト:PDF資料(受講料に含む)

     
     

     

     


     

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    東京都

    MAP

    【港区】TH企画セミナールーム

    【地下鉄】三田駅 【JR】田町駅

    主催者

    キーワード

    電気、電子製品   計測工学   応用物理一般

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