スプレッドシートに関する規制当局の指摘事例と対応策とは
基礎からデータインテグリティ対応のポイントまで解説いたします!


※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー趣旨

 製薬関連企業における試験室等において汎用されるExcel等のスプレッドシートは、その用途によってはコンピュータ化システムバリデーション(CSV)が要求される。
 本講演ではCSVを基礎から振り返り、体系だったスプレッドシートのCSV手法及びその信頼性を担保するための運用管理方法を説明する。
 また、スプレッドシートに関する規制当局の指摘事例を検証し、運用管理面におけるポイントを紹介するとともに、昨今注目されるデータインテグリティの視点からスプレッドシートの対応法についても概説する。現場の今を知る演者が丁寧に説明する。

習得できる知識

・ ER/ES・CSVの基礎
・ スプレッドシートの開発およびバリデーションの基礎
・ スプレッドシートの運用管理におけるポイント
・ スプレッドシートにおけるデータインテグリティの基礎

セミナープログラム

 1.ER/ES・CSVの基礎のおさらい
  1.1 ER/ES規制要件の概要
  1.2 バリデーションの意義
  1.3 CSV規制関連の概要(PIC/S Annex11、厚労省適正管理ガイドライン)
  1.4 CSV手法(厚労省適正管理ガイドライン、GAMP5)

 2.スプレッドシートの管理方針、作成、バリデーション、運用管理
  2.1 スプレッドシートの目的別管理方針 
  2.2 スプレッドシートのバリデーションの必要性
  2.3 スプレッドシートのバリデーション方針 
  2.4 スプレッドシートのカテゴリ分類 
  2.5 システムアセスメント 
  2.6 スプレッドシートの開発方法及びCSV手法 
   ・開発・検証の手順
   ・目的・内容の決定 
   ・開発計画書、仕様書、バリデーション計画書等の作成 
   ・スプレッドシートの開発(作成)
   ・バリデーション報告書の作成
   ・SOP作成
   ・CSV効率化の可能性・ポイント
  2.7スプレッドシートの運用管理方法

 3.スプレッドシートに関する指摘事項対応
  3.1 規制当局査察における指摘事例紹介 
  3.2 指摘事例から見えてくる運用管理のポイント

 4.スプレッドシートのデータインテグリティ対応 
  4.1 各規制当局のデータインテグリティガイダンスの最新動向
  4.2 主なデータインテグリティ要件の振り返り
  4.3 スプレッドシートにおけるデータインテグリティ対応のポイント!

 5.スプレッドシート信頼性担保のポイント~まとめ
  5.1 現実的なCSV対応の検討
  5.2 現実的な運用管理の検討

 【質疑応答・名刺交換】

セミナー講師

大日本住友製薬(株) 信頼性保証本部 信頼性保証統括部 電子情報管理担当 主席部員  蜂谷 達雄 氏
【学位】
MBA(経営学修士)/工学修士
【専門】
電子的規制の各対応(ER/ES、CSV、データインテグリティ)、CMC領域の品質保証・品質管理、、GxP領域におけるシステム導入、経営学(MBA)
【略歴】
 長年、CMC領域の品質部門にて、治験薬の規格及び試験方法、物化性の検討に従事しつつ、開発品の承認申請資料作成、さらに関連品質保証対応にも携わる。品質関連業務の傍ら、FDAのPart11発出の頃からER/ES・CSV対応の全社対応のメンバーとして、主にCMC領域のER/ES・CSV対応を主導。
 全社ER/ES・CSV対応体制確立のための専門対応部門に設置当初より所属し、全社体制・手順等の確立、グローバル対応体制構築に従事。新規全社体制の下、主にCMC/GMP領域でのER/ES・CSV対応に従事。システム導入から廃棄に渡る各フェーズでのER/ES・CSV対応およびデータインテグリティ対応を推進。最新規制動向を踏まえた現場目線での効率的な対応を目指している。
 また、所属するISPE GAMP Japan Forumでは事務局担当として、組織運営、調整等に携わるとともに、分科会サブリーダーとしてCSV・データインテグリティ等の検討を推進している。
【関連学会・業界活動】
ISPE GAMP Japan Forum:運営事務局メンバー並びに分科会サブリーダー
【主な関連著書】
・共訳:GAMP グッドプラクティスガイド『GxPに適合した試験室コンピュータ化システムのリスクベースアプローチ(第2版)』、2018年12月、ISPE日本本部。
・共訳:GAMP ガイド『記録とデータのインテグリティガイド』、2018年10月、ISPE日本本部。
・共訳:GAMP グッドプラクティスガイド『リスクベースアプローチによるGxPシステムのテスト(第2版)』、2017年9月、ISPE日本本部。

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
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  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
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受講について

・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
  ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。


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開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

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医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

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