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リチウムイオン電池の高性能化、高安全性確保のための最新技術動向と業界動向・市場展望
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リチウムイオン電池におけるバインダーの基礎から次世代二次電池のバインダーについて
全国41,8002024-06-13
高エネルギー密度化、寿命・安全性課題解決に向けた開発指針
LIBの安全・寿命に関する基本的な考え方から、寿命(SOH)・劣化メカニズム推定、階層別安全性開発における材料の位置づけまで詳解!
講師
(株)KRI 取締役 常務執行役員 エネルギー変換研究部長 木下 肇 氏
<ご専門>
導電性高分子、電池・キャパシタ
<学協会> 電気化学会関西支部 副支部長 電気化学会 電池技術委員会 委員
炭素材料学会 会員 高分子学会 会員
<ご略歴> 1985年3月 京都大学工学部合成化学科卒業
1985年~1997年 鐘紡(株)にてポリアセン電池の基礎・応用研究・市場調査/開発に
従事
1993年 ポリアセン電池の研究開発及び工業化に関し高分子学会賞
1997年~(株)KRIにて蓄電デバイスに関する研究開発などに従事。
これまで約200社以上からの委託を受け、リチウムイオン電池や
リチウムイオンキャパシタ関連材料の研究開発、蓄電材料・デバイスの
抵抗・寿命評価・解析、コンサルティング等を担当。
2006年10月 同社エネルギー変換研究部長
2011年7月 同社理事
2013年4月 同社執行役員 エネルギー変換研究部長
2015年4月 同社常務執行役員 エネルギー変換研究部長
2018年4月 同社取締役 常務執行役員 エネルギー変換研究部長
受講料
49,980円(税込、資料付)
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受講対象・レベル
・リチウムイオン電池関連技術開発者
・蓄電システム関連開発者等
習得できる知識
・リチウムイオン電池及び構成材料の市場・コスト概観
・先進、次世代リチウムイオン電池材料の開発指針
・材料劣化解析、SOH推定に関する考え方
・リチウムイオン電池材料の安全性課題解決に関する考え方
趣旨
リチウムイオン電池(LIB)ビジネスは、その高エネルギー密度、高電圧、安全性素養を活かし、携帯機器の小型・軽量化、高機能化(利便性の追求)を目的とした絶え間ない技術開発により 飛躍的伸長を成し遂げ、コスト低下も実現しつつあり、今後、電気自動車、家庭用蓄電、グリッドへの適用など更なる発展が見込まれています。
現在、高エネルギー密度を訴求する材料開発と急速充電、寿命、安全を訴求する開発の2軸の開発が進んでおり、そのキーとなるのが材料開発です。本講座では、実用化の観点での次世代電池材料の開発指針を議論するとともに、LIBの安全・寿命に関する基本的な考え方、寿命(SOH)推定から得られる劣化メカニズム推定、階層別安全性開発における材料の位置づけなどを解説します。また、「より長く、より安全」を目指した制御の考え方など、今後の材料開発に参考となるトピックスなども交えます。
プログラム
1.リチウムイオン電池開発概観
1-1.何故、リチウムイオン電池なのか?
1-2.リチウムイオン電池の高エネルギー密度競争の弊害
1-3.リチウムイオン電池材料の市場、コスト
1-4.リチウムイオン電池開発ロードマップ
2.先進・次世代リチウムイオン電池材料
2-1.1000Wh/lの実現に向けた材料開発
2-1-1.正極材料の開発指針
2-1-2.負極材料の開発指針
2-1-3.バインダー、導電材、電解液への要求
2-1-4.Liプリドープ技術
2-2.全固体電解質電池
2-2-1.全固体電解質電池の魅力
2-2-2.全固体電解質電池の実用化における構成材料への要求事項
3.リチウムイオン電池における寿命解析
3-1.リチウムイオン電池の劣化について
3-2.リチウムイオン電池の信頼性評価・劣化解析概要
3-3.リチウムイオン電池の2つの劣化メカニズム
3-4.リチウムイオン電池の寿命解析
3-5.反応偏在の寿命影響
3-6.長寿命化に向けた新たな材料開発方向性の提言
4.リチウムイオン電池の安全性
4-1.リチウムイオン電池の安全性概要
4-2.内部短絡系安全性評価
4-3.階層別安全性開発の重要性(材料、部材、電極、セル)
4-3-1.階層別安全性開発概要
4-3-2.材料からの安全性改善へのアプローチ
4-3-3.部材からの安全性改善へのアプローチ
4-3-4.大型化による安全性影響検証
4-4.経年劣化時における安全性
5.モジュール、パック化におけるトピックス
5-1.熱マネージメント
5-2.類焼をどう考えるか?
5-3.バイポーラ構造
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