自動車軽量化・マルチマテリアル化技術動向の特許・知財分析 ― 繊維強化樹脂材料・金属材料・異種材接合/接着技術 ―

― 変わる自動車産業・変わる競争ルールに対応するために ―
技術・特許情報、環境規制から読み解くEVシフト・モビリティ化動向と
これからの知財戦略の在り方

2か月連続コースセミナー 【軽量・マルチマテリアル化編】


ますますニーズが高まる自動車の軽量化。
適材適所のマルチマテリアル化に対応するために、素材特性や接合・接着技術も進展を見せる。
CFRP vs CFRTP の構図に加えてCNF出現の動きはいかに?
繊維強化複合材料から、ハイテン材・マグネシウム・アルミニウムなどの金属材料、そして異種材料接合/接着の出願動向など、自動車絡みの軽量化材料の動きをまとめてチェック!
知財情報の羅列ではありません、知財戦略のプロだからこその分析力を発揮、最後には素材メーカーなどが自社ポジションに応じた戦略を立てるための視点もしっかりお伝えします。


【11月 : EVシフト・電池編】【12月 : 軽量・マルチマテリアル化編 】
2か月連続コースセミナー通しのお申込みはコチラ
 https://www.monodukuri.com/seminars/detail/6522


2018年11月26日(月)  EVシフト・電池編
「自動車電動化の舵を取る環境規制と電池産業への波及、
  車載用電池の技術開発・特許動向」

「EVシフト・電池編」のみのお申込みはコチラ
 https://www.monodukuri.com/seminars/detail/6523


講師


知財コンサルタント&アナリスト 菅田 正夫 氏  [元 キヤノン(株)]​

【講師紹介】
 知的財産権のリサーチ・コンサルティングやセミナー業務に従事する傍ら、「特許情報までも活用した企業活動の調査・分析」、さらには活動の幅を広げ、知財情報をベースとする連載執筆など、知財アナリストの知見を活かした業界動向分析を多分野にわたり行っている。現在では「企業活動に役立つ、知的財産に関わるコンサルティング活動」にも取り組んでいる。公的依頼公演も多数。

【略歴】
 1976年 東京工業大学大学院理工学研究科化学工学専攻修了。
 同年  キヤノン株式会社中央研究所入社。 上流系技術開発(a-Si系薄膜、a-Si-TFT-LCD、薄膜材料〔例:インクジェット用〕など)に従事後、技術企画部門(海外の技術開発動向調査など)をへて、知的財産法務本部特許・技術動向分析室室長(部長職)など、技術開発戦略部門を歴任。
 2009年 キヤノン株式会社を定年退職。
 知的財産権のリサーチ・コンサルティングやセミナー業務に従事する傍ら、「特許情報までも活用した企業活動の調査・分析」、さらには活動の幅を広げ、知財情報をベースとする連載執筆など、知財アナリストの知見を活かした業界動向分析を多分野にわたり行っている。
 現在では、下記のような情報発信だけではなく、「企業活動に役立つ、知的財産に関わるコンサルティング活動」にも取り組んでいる。

【寄稿】
2010 「企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から」
『赤門マネジメント・レビュー』 9(6), 405-436
2011~「知財コンサルタントが教える業界事情」(第6回以降担当)
2012~「知財で学ぶエレクトロニクス」

【公的依頼講演】
2009「Japan's PV Industry & Market Analysis」
『2009 Korea Energy Show PV Conference 』(韓国・ソウル)
2014「3Dプリンタの技術開発動向と知的財産戦略」『弁理士の記念日講演会』(大阪)
2014「プリンテッドエレクトロニクスの将来展望
~技術/市場/知財/3Dプリンタとの技術融合~」
(『プリンテッドエレクトロニクス講演会』日本化学会 関東支部)
2014「企業戦略からみた中国特許調査の重要性」(特許・情報フェア&コンファレンス)
2015「知財人材育成の実際~企業が望む知財人材と、その育成法~」
(日本弁理士会 関東支部研修会)
2016「知財人材育成の実際~企業が望む知財人材と、その育成法~」
(日本知的財産協会 関東金属機械部会)
2016「企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から」
   (中国・北京)
2017「実はスゴイ! 知財の世界-企業経験者の立場で,ザックリ俯瞰!」
2017「実はスゴイ! 企業の知財活動-企業経験者の立場から診ると・・・」
   (知的財産マネジメント研究会<Smips> 政策研究大学院大学)


受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,300円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


趣旨


 自動車および自動車部品に関わる業界は、まさに変革期に直面しています。「社会問題化している新興国の大気汚染」と「地球環境におけるCO2濃度上昇に伴う温暖化問題」への対策として、さまざまな環境規制が出現しています。このような環境規制は、各国/各地域の政策的意図に基づくものですが、企業間競争のルールまでも変革させ、これまでの勝者を敗者に追い込む力さえもつ可能性を秘めています。
 従来のメカ系をエレキ系に置き換えることから始まった電動化は、車輛重量の増加をもたらしました。そして、車輛重量増加を相殺するために、車輛軽量化をめざしたマルチマテリアル化がすでに進められています。
 そして、各国/各地域における環境規制のさらなる厳格化が、自動車の電動化シフトを加速化しつつあります。しかしながら、エンジン搭載車であるHV(Hybrid Vehicle)が、これまで通り存在し続ける可能性が高い状況にあることも事実です。
 自動車産業新興国では、世界的な環境規制強化を活用して、自国の自動車産業を育成しようと試みています。その結果、EV(Electric Vehicle)が新たな車種として存在感を増しつつあることも確かなことです。
 したがって、自動車電動化とそれに伴うモビリティ化は、これまでエンジン車が主体の自動車産業そのものをディスラプト(破壊)するものになる可能性を秘めています。
それに対し、自動車軽量化を実現するマルチマテリアル化は、エンジン車のメカ系からエレキ系への転換に伴う、車輛重量増加軽減策としてすでに登場しており、顕在した課題に対応するためのリプレイス(置き換え)と考えられます。

 今回のセミナーでは、公開情報と特許情報に基づき、

・上記のような現状をどう捉えるべきか?
・どのように取り組むべきか?
・どのようなビジネスモデルを描くべきか?
・どのような知財戦略をもつべきか?

について、ご出席の企業様が状況に応じて考え、戦略を立てていくために必要な視点と情報をお伝えしたいと思っています。


プログラム


1.はじめに
 1.1 企業における知的財産
 1.2 企業における特許の役割
 1.3 知的財産権:「技術進化の方向性」まで支配可能!
   参考)FCV関連特許の条件付き期間限定無償開放 ~トヨタが狙ったことは・・・

2.自動車軽量化の狙いは?
 2.1 メカ制御からエレキ制御へ ~ワイヤーハーネスが車輛重量増加を加速
 2.2 自動車:環境規制 ~燃費・CO2規制の世界的な拡大・強化 
 2.3 自動車:燃費・CO2規制への対応 ~対応策:車輛軽量化と電動化
 2.4 軽量かつ高強度材料の採用 ~マルチマテリアル化で対応

3.各国/各地域の政策的規制
 3.1 カリフォルニア州の政策 ~ZEV規制
 3.2 2021年EU規制:非対応企業も出現? ~48VマイルドHVを産み出す?
 3.3 中国:NEV規制 ~環境問題とエネルギー問題への対応
  参考)中国リスク(合弁出資比率?、技術流出) v. 中国進出(事業、現地生産)
  参考)中国リスク:欧米企業の行動 ~国際仲裁裁判所を活用
  参考)中国リスク:欧米企業事例が日本企業に示唆すること

4.自動車向け材料 ~マルチマテリアル化が進展
 4.1 車体材料のマルチマテリアル化 ~軽量化の必然的対応策に
 4.2 自動車:部位に応じた材料選択 ~マルチマテリアル化
 4.3 環境規制対応と電動化がもたらすものは? ~自動車部品点数の減少

 5. 異種材料の接合/接着 ~マルチマテリアル化への対応策
 5.1 異種材料の接合/接着
 5.2 CFRP/CFRTPとの接合/接着
 5.3 CFRP/CFRTPとの接合 ~高張力鋼板と樹脂との接合特許
 5.4 CFRP/CFRTPとの接着 ~金属との接着関連特許

6.自動車車輛向け金属材料
 6.1 車輛:軽量かつ高強度 ~選択基準
 6.2 鉄鋼:高張力鋼板 ~摩擦撹拌点接合への取り組み
 6.3 アルミニウム材料 ~摩擦攪拌接合から摩擦撹拌点接合へ(特許出願動向)
 6.4 マグネシウム材料 ~摩擦攪拌接合から摩擦撹拌点接合へ(特許出願動向)

7.自動車向け繊維強化樹脂
 7.1 炭素繊維 ~特許を交えた技術開発の歴史
 7.2 炭素繊維強化樹脂の製造方法
  参考)炭素繊維:種類と特徴
 7.3 CFRP(炭素繊維強化樹脂) ~日本特許出願動向に注目
 7.4 CFRP v. CFRTP(炭素繊維強化樹脂:熱硬化性 v.  熱可塑性)
 7.5 CFRTP:CFRPの課題解消を狙う!
 7.6 事業開発競争の主戦場 ~CFRPからCFRPTへ

8.CRPとCFRTP、そしてCNF ~日本特許の出願動向
 8.1 量産車への採用 ~CFRP(2013 年:欧州)、CFRTP(2018年:米国)
 8.2 CFRTP:3大企業Grの見解(2015年当時)
 8.3 東レの取り組み ~CFRPで先行したが・・・
 8.4 東レ ~自動車部品への取り組み
 8.5 帝人/東邦テナックスの取り組み ~自動車向けCFRTPで巻き返し
 8.6 三菱化学/三菱レイヨン/三菱樹脂の取り組み ~これからの動きは?
  参考)カンパニー制(三菱ケミカルホールディング)と事業統合へ
 8.7 CFRP普及に必要なリサイクル技術の動向
  参考)CNF(セルロースナノファイバー)への取り組み

9.商流における自社ポジションに応じた知的財産戦略
 9.1 素材企業の知的財産戦略 ~リニア発想からトライアングル発想へ
 9.2 部品企業の知的財産戦略 ~リニア発想からトライアングル発想へ
 9.3 最終製品企業の知的財産戦略 ~リニア発想からトライアングル発想へ
 9.4 サービス提供企業の知的財産戦略 ~プラットフォーム発想で
 9.5 世界市場を意識した知財訴訟戦略

10.まとめ

 □ 質疑応答・名刺交換 □


※ 概ね上記記載のプログラムに沿って進行いたしますが、動きのある当分野では、
  直近で報じられた情報などを加味して追加講演する可能性がございます。
  一方で、時間の都合上一部の内容については当日の解説を簡略化あるいは割愛し、
  テキスト資料のみでの解説とさせて頂く可能性もございます。 


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