適正値上げのための見積書の作り方と価格交渉の進め方
コスト上昇局面において適正利益を確保するための実践知識
セミナー趣旨
近年,原材料やエネルギー価格の高騰,円安の進行,さらには賃上げの拡大により,製造業を取り巻くコスト環境は大きく変化しています。企業では材料仕様の見直しや生産性向上などのコスト低減活動を進めていますが,それだけでは吸収しきれず,販売価格の見直しや客との価格交渉が重要な経営課題となっています。
また,コスト上昇の影響は材料費だけではありません。エネルギー価格の上昇による電力料金の増加をはじめ,加工費,設備費,治工具費,物流費など,さまざまな費用が見積金額に影響を及ぼしています。そのため,価格改定を検討する際には,見積金額全体を総合的に見直すことが必要です。
本セミナーでは,原材料やエネルギー価格の高騰,円安,賃上げが製造原価に与える影響を実務的な視点から解説するとともに,価格改定の進め方や顧客との価格交渉(値上げ)のポイントについて具体的に紹介します。コスト上昇局面において適正利益を確保するための実践的な知識を学んでいただけます。
セミナープログラム
- 1.はじめに
- 1)見積もりの役割と会社の業績の関係
- 2)見積書と原価計算の違いとは
- 3)会社を取り巻く環境の変化と見積もり
- 4)値上げ支援の動き
- 2.見積もりに必要な基礎知識
- 1)品目売価の求め方
- 2)材料費の求め方
- 3)材料単価が上がったら,材料費はどのように変化するのか
- 4)加工費の求め方
- 5)賃上げは加工費に,どのように影響を与えるのか
- 6)その他の費用と加工費への影響は
- 3.自社にとっての顧客をよく知る
- 1)どれだけ顧客を知っていますか
- 2)自社の競合先企業を知っていますか
- 3)自社の特徴を知っていますか
- 4.製品分析と価格交渉(値上げ)の目的と準備
- 1)製品見積書の作成のしかた
- 2)理論的にアプローチを考える
- 3)日常の情報を整理する
- 4)価格交渉(値上げ)の準備する
- 5)価格交渉(値上げ)の進め方
- ◎ 質疑応答
セミナー講師
間舘正義 氏
日本コストプランニング(株)代表取締役
産業能率短大卒。大手省力化機器メーカーにて製造,生産管理などの実務を経験し,大手ソフトウェアハウスでコンピュータによる生産管理を担当。
その後,生産財営業の代理店にて製品開発やコスト改善のための提案型営業の実務を経験する。
1998年日本コストプランニング(株)を設立。製品化を図る開発―調達―製造の活動の各ステップにおけるコスト面を切り口に,コスト見積り技術の教育やコスト改善,コスト低減の実践的な指導を行っている。
新技術開発センターで「原価管理」の通信教育指導を始める。
主な著書
「図解 原価管理」(日本実業出版社),
「コスト見積もり力養成講座」(日刊工業新聞社),
「正しい見積書評価とコストダウン」(日刊工業新聞社)
セミナー受講料
35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
主催者
開催場所
全国
講師のプロフィール
製品を切り口に最適コスト追求のためのコスト・ソリューションを提供します。
間舘 正義
まだて まさよし / 東京都 / 日本コストプランニング株式会社
企業の第一の目的は利益の獲得にあります。弊社では、製品を切り口にコストテーブル手法をベースに用いて、ものづくりの固有技術と管理技術の向上、見積り技術の確立、コストダウンなどコストマネジメント体制の構築と儲ける会社のしくみ作りを指...続きを読む