
PFASの基本的特性から、各工程(前処理・抽出・測定・データ処理)と
実務上の注意点、試験室内や測定現場での汚染防止策まで
規制対応や安全管理のために必要となるPFAS分析。
製品・材料および排水・排ガス・作業環境中のPFASの分析手法について、PFASの基本的性質と分析上の特徴から、分析フローの全体像、前処理・抽出・測定・データ処理といった各工程とその実務上の注意点、試験室内や測定現場での汚染防止策までを解説します。
開催日時
【Live配信(アーカイブ配信付)】2026年1月26日(月) 13:00~16:30
⇒アーカイブ視聴期間:終了翌営業日から7日間[1/27~2/2中]を予定
セミナー趣旨
受講対象・レベル
・環境分析・化学分析に従事する技術者
・製品、材料の品質管理担当者
・環境保全・作業環境管理に携わる研究者や技術者
・PFAS対応の試験、測定業務に関心のある企業・行政関係者
習得できる知識
・製品・材料中のPFAS分析フローの全体像
・各工程(前処理、抽出、測定、データ処理)における実務上の注意点
・試験室内や測定現場での汚染防止策
・排水・排ガス・作業環境サンプルにおけるPFAS分析方法と留意点
・PFOA関連物質の測定方法
セミナープログラム
1.1 PFASの基本構造
1.2 PFASの物理化学的性質と分析への影響
1.3 LC/MS/MS装置及びGC/MS装置の概要
1.4 法規制・環境管理上の位置づけ
2. PFAS分析における前処理方法
2.1 製品・材料中のPFAS分析
2.1.1 分析法規格の比較:CEN/TS 15968、EN 17681-1:2022、EN 17681-1:2025
2.1.2 分析フロー全体の説明(前処理工程における注意点)
2.2 水試料の前処理方法
2.3 排ガス、作業環境の試料採取方法
3.PFAS分析における測定
3.1 LC/MS/MS条件
3.2 GC/MS/MS条件
3.3 PFAS測定に使用する標準液
3.4 装置値の信頼性の確保
3.5 定量の際の注意点(分岐鎖と直鎖の関係)
4.Top Assay法を用いたPFASの包括的管理分析のご紹介
5.その他
□ 質疑応答 □
セミナー講師
部長 博士(工学) 古川 浩司 氏
【専門】分析化学、環境化学
特に、LC/MS/MSやGC/MSなどの装置を用いた微量成分の分析における実務・手法開発、試験受託業務、多成分分析の運用に深く関わっている。
分析対象は、PFASや難燃剤、可塑剤の添加剤、農薬など多岐にわたる。
【HP】https://www.mec.or.jp/index.php/k_bunseki/
セミナー受講料
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定価:本体45,000円+税4,500円
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円 )
定価:本体36,000円+税3,600円
E-mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
<1名分無料適用条件>
※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
セミナー視聴はマイページから
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≪配布資料≫
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
(備考)※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
受講料
49,500円(税込)/人
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