
【オンライン/会場】子会社不正リスクの早期発見の実務
~データ分析を活用した監査・モニタリング/実際の不正事案のデータ分析事例解説~
セミナー趣旨
企業のM&A戦略や海外進出の加速に伴い、子会社数は増加傾向にあります。一方で、本社におけるモニタリングや内部監査のリソースには限りがあり、その結果、会計不正リスクは高まりつつあります。こうした状況の中で、不正の予防・早期発見の重要性がこれまで以上に高まっています。
近年、多くの企業が、データ分析を活用した不正検知に注目しています。しかし、実際に分析体制を構築し、運用を定着させる過程において様々な課題に直面するため、満足のいく不正検知を実現できている企業はまだ限られています。
本セミナーでは、データ分析を活用したモニタリングや内部監査の実践について、実際の不正データを用いながら、具体的な分析ノウハウ、業務への導入・定着のポイントを解説します。
さらに、AIを活用した高度化の方策など、実務に基づいたノウハウをご紹介します。
受講対象・レベル
監査部門、コンプライアンス部門、リスクマネジメント部門、総務部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.不正リスクの基礎: なぜ不正検知が必要なのか
(1)子会社不正リスクの基礎知識
(2)不正の発見経路・不正行為者等の特徴
(3)不正検知の役割と重要性
(4)どのデータの分析から着手すればよいか -各データの特徴と不正検知における役割
2.データ分析手法①: 決算データ分析 - 具体的な分析手法の解説
(1)重要分析パターンの解説 -8つの着眼点
(2)連結パッケージを活用したグループ全体の分析事例解説 -リスク評価・モニタリング
(3)個社決算データを活用した分析事例解説 -内部監査等
(4)実際の不正データを活用した分析事例解説
3.データ分析手法②: 仕訳・取引分析 ― 主な分析手法の解説
(1)仕訳データ分析の事例解説 -主な分析手法・不正データ事例
(2)販売データ分析の事例解説(同上)
(3)調達データ分析の事例解説(同上)
(4)経費データ分析の事例解説(同上)
4.データ分析業務: どのように業務に導入・定着化させるのか
(1)データ分析の導入事例
・ 定期的モニタリング
・ 内部監査 -リモート監査/データ監査/リスクアプローチ監査
・ 買収後のPMI監査
(2)業務に導入・定着化させる際のポイント
・ どの子会社を深掘りすべきか -リスク評価手法
・ 異常データを発見した際の対処法
5. 質疑応答
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
株式会社KPMG Forensic & Risk Advisory マネージャー 公認会計士
石原慎也 氏
2012年立教大学大学院経済学研究科卒業。公認会計士として大手監査法人に勤務し、幅広い業種における会計監査、システム監査を担当。現在、㈱KPMG Forensic & Risk Advisoryにおいて、不正検知を目的としたデータ分析およびツール開発、会計不正調査、内部監査の支援等に従事。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
41,800円(税込)/人