はんだ不良の原因と発生メカ二ズム【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
はんだ不良は、加熱条件・材料管理・部品電極の状態など複数の要因が複雑に絡み合います。各不良の発生メカニズムを動画や事例を交えて体系的に解説し、原因を正しく理解することで再発防止策を的確に立案できる力を養います。設備条件や材料管理の重要性を学び、現場で即実践可能な品質改善スキルを獲得できる実務直結型の講座です!
【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
セミナー趣旨
はんだ不良は 実装工程を有する製品のもの作りで大きなウエイトを占めています。その不良要因は、下図の如く1つの要因だけでなく、幾つかの要因が複雑に絡み合っている。しかし一般的には、はんだ濡れ性が悪いことが挙げられる。はんだ濡れ性とは、はんだの馴染みの事をいい、はんだののりの善し悪しで決定する。
要因として、今回は、はんだ付け装置の設備条件、扱う電子部品の管理状態、はんだ材料の管理状態、設備の維持管理に焦点をあてて、どのような不良が発生するのか、その発生メカニズムについて、動画を使いながら理解して頂きます。
受講対象・レベル
はんだ付け業務に携わっているスタッフ
はんだ付け業務に携わっている生産技術部門
はんだ付け業務に携わっている回路設計部門
はんだ付け業務に携わっている品質保証部門 など
必要な予備知識
はんだ付けの基礎知識(ぬれ、金属間化合物、熱、フラックス、はんだ)があれば理解が進みます。
習得できる知識
1)各不良要因に対する発生メカニズムの習得
2)発生メカニズムから得られる対策の立案
3)はんだ設備条件、部品やはんだ材料の管理が如何に重要かの認識 など
セミナープログラム
1.加熱不足、加熱過剰によって、フラックスの活性不足、はんだペーストの酸化が進行する。
基本的には
①予熱工程では、チップ立ち、ブリッジ、ソルダーボールが発生する。どのようなメカニズムで発生するのか
②フラックスの活性不足で、ぬれ不良、フローアップ不足が発生する。どのようなメカニズムで発生するのか
③ソルダーペーストの酸化で、はんだボール、未溶融、ぬれ不良が発生する。どのようなメカニズムで発生するのか
④はんだ印刷機で、プリント基板に塗布されるペーストの塗布量が多い、又は少ないではんだぬれ不良が発生する。どのようなメカニズムで発生するのか
⑤電子部品の電極の汚れ、酸化によって、ぬれ不良、チップ位置ずれが発生する。どのようなメカニズムで発生するのか
⑥はんだ付け装置内のはんだ成分変化によって、ブリッジが発生する。どのような成分が変化することで、ブリッジが発生するのか、そのメカニズムについて
⑦設備条件で、噴流高さが高いと部品浮きやブリッジが発生する。どのようなメカニズムで発生するのか
2.受講者全員で考えて頂くテーマ
●ソルダー過多は、フローソルダーのどのような条件で発生するのか、その発生メカニズムについて考えてみましょう。
①はんだ槽内の酸化物
②基板搬送角度及び搬送速度
③窒素濃度及び窒素供給の有無
④はんだ温度
⑤はんだ噴流高さ
⑥はんだ噴流ノズルの詰まり
質疑・応答
セミナー講師
前 株式会社弘輝テック 実装シニアアドバイザー 谷口 成人 先生
元 住友電装株式会社電子事業本部 生技開発部 担当部長
住友電装(株)電子事業本部生産技術部 担当部長
・車載のはんだ付け製品立上げ
・鉛フリーはんだ工法開発
・はんだペースト及びフラックスの材料開発(はんだの品質改善の為)
・マイクロソルダリング技術者、実装工程管理技術者、マイクロはんだ
・オペレータ/インスペクタ (以上 日本溶接協会)
QC検定2級(日本規格協会)の資格取得の為の勉強会 講師 株)弘輝テック
・名古屋技術部
・実装シニアアドバイザー
・はんだ付け初心者向けの“はんだ付け講習会”講師
・製造側から見たプリント基板への要求仕様
・ポイントはんだ付け装置拡販の為のプロ営業マンの育成計画
・セレクテイブはんだ付け装置のベンチマーク調査と分析
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト:製本資料(受講料に含む)
受講料
49,500円(税込)/人





