ALD(原子層堆積法)技術の最前線:基礎から最新動向まで【アーカイブ視聴可能】【LIVE配信・WEBセミナー】

★2025年11月25日WEBでオンライン開講。東京大学 霜垣氏が、【ALD(原子層堆積法)技術の最前線:基礎から最新動向まで】について解説する講座です。

■注目ポイント

★ALDの基礎から最前線までを一日で俯瞰(明日から使えるALD最適化知識を持ち帰れます)!

 

 
 

 

 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ★ALD(原子層堆積)法は、原子層サイクルで膜厚・組成を精密制御し、3次元立体構造等にも均一被覆できる技術です。

    ★ゲート絶縁膜、キャパシタ、配線バリア層に加え、コーティングなど多分野で実用化が進んでいます。

    ★供給→パージ→反応→パージ各工程は、吸着・表面反応といった速度論に支配され、最適化には体系理解が必須です。

     ALD(原子層堆積)法は、原子層サイクルで膜厚・組成を精密制御し、3次元立体構造等にも均一被覆できる技術です。ゲート絶縁膜、キャパシタ、配線バリア層に加え、コーティングなど多分野で実用化が進んでいます。供給→パージ→反応→パージ各工程は、吸着・表面反応といった速度論に支配され、最適化には体系理解が必須です。
     本講座では、ALDの基礎原理からプロセス最適化の考え方を一日で整理します。理想特性(自己終端反応、面内・深さ方向の均一性、ALD Window)を実現するための着目点と進め方を解説します。さらに、選択成長(ASD)の原理と開発方針に触れ、関連学会の最新動向も概説します。QCMなどのその場観察手法についても解説し、ALDをすぐに使えるようにするための情報を提供します。

    習得できる知識

    ALDの基礎とALD Window,自己終端反応を理解し,反応/原料ガスと装置の選定,パルス・パージ・温度設計の優先順位,QCM等のその場計測の読み方,ASD/ALEの基本を実務で使える水準で身につけることができます。

    セミナープログラム

    ■注目ポイント

    ★理想特性(自己終端反応、面内・深さ方向の均一性、ALD Window)を実現するための着目点と進め方を解説!

    ★選択成長(ASD)の原理と開発方針に触れ、関連学会の最新動向も概説!

    ★ALDをすぐに使えるようにするためのQCMなどのその場観察手法についても解説!

     

    講座担当:牛田孝平

    ≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

     

    【時間】 10:30-16:30

     

    【プログラム】

    1    薄膜作製プロセス概論
     1.1    薄膜の分類と用途
     1.2    薄膜作製:ドライプロセスとウェットプロセス
     1.3    CVD(Chemical Vapor Deposition)プロセス速度論
     1.4    半導体集積回路(ULSI)の微細化・高集積化とALDプロセス採用の流れ
     1.5    その他のALD活用事例

     

    2    ALDプロセスの概要・歴史・応用
     2.1    ALD(Atomic Layer Deposition)プロセスの概要
     2.2    ALD製膜特性(膜質,均一性,再現性,ステップカバレッジ)
     2.3    ALDプロセスの歴史的発展
     2.4    ALDプロセスの応用事例(最先端ULSI,DRAM,3D NAND等)
     2.5    ALD装置形態と装置・材料市場
     2.6    ALD製膜可能な材料と原料ガス
     2.7    ALE(Atomic Layer Etching)(原子層エッチング)
     2.8    ASD(Area Selective Deposition)(選択ALD)

     

    3    ALDプロセスの理想と現実,最適化方針
     3.1    ALD Windowとは?
     3.2    物理吸着の影響と対策
     3.3    反応律速・吸着律速の影響と対策
     3.4    原料ガス脱離の影響と対策
     3.5    原料ガス熱分解の影響と対策

     

    4    ALDプロセスの高スループット化と課題
     4.1    GPC(Growth per Cycle)とCT(Cycle Time)の最適化
     4.2    GPCに対する原料ガス吸着の立体障害効果
     4.3    ALD理想特性を発現させるための条件(蒸気圧と吸着特性)

     

    5    理想的な原料ガス開発の指針
     5.1    蒸気圧推算の基礎
     5.2    COSMO-SAC法による蒸気圧推算
     5.3    COSMO-SAC法の修正と原料ガス蒸気圧推算結果
     5.4    ニューラルネットワークポテンシャルを利用した原子レベルシミュレーションによる原料ガス吸着特性の予測
     5.5    原料ガスの特性評価(DTA/TG測定)

     

    6    ALD用反応ガス
     6.1    酸化剤の選び方
     6.2    窒化剤の選び方
     6.3    還元剤の選び方
     6.4    ALD Supercycle

     

    7    QCMを用いたガス吸着特性の評価
     7.1    QCM(Quartz Crystal Microbalance)を用いたALDその場観察
     7.2    QCM(Quartz Crystal Microbalance)の基礎
     7.3    QCM測定の高精度化・高速化
     7.4    QCMによるTMA(トリメチルアルミニウム)の吸着特性評価(実例紹介)

     

    8    ALDプロセスの初期核発生・成長と選択成長
     8.1    初期核発生とインキュベーションサイクル
     8.2    インキュベーションサイクルと選択成長
     8.3    光反射を利用した初期核発生・成長のその場観察,表面処理の影響

     

    9    ULSI金属多層配線形成におけるALDの活用
     9.1    ULSI金属多層配線の課題と対策
     9.2    高信頼性多層配線形成へのASD(Area Selective Deposition)の活用
     9.3    Co薄膜のALD成長(原料ガス吸着特性と表面反応)
     9.4    高選択性ASD実現の基本方針
     9.5    表面処理とALEを活用した高選択性Co-ASDプロセス
     9.6    Cu配線密着層・バリヤ層としてのCoW膜ALD合成

     

    10    ALD関連学会の情報
     10.1    応用物理学会(2025年9月開催)
     10.2    ALD/ALE2025国際学会(2025年6月開催)

    【質疑応答】

     

    【キーワード】

    ALD(原子層堆積),ASD(選択成長),ALE(原子層エッチング),最適プロセス設計指針,原料ガス・反応ガス・装置の選び方,その場観察(QCM,分光測定)

     

    【講演のポイント】

    ALDの基礎から最前線までを一日で俯瞰します。ASD・ALEなどの原子層制御技術の基礎から応用まで,また,反応/原料ガスの選び方,装置選定の勘所,その場観察等を実例で解説します。明日から使えるALD最適化知識を持ち帰れます。

     

     
     

     

     

    セミナー講師

    東京大学  マテリアル工学専攻 / 教授  霜垣 幸浩 氏

    セミナー受講料

    【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
    2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。


     

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    半導体技術   電子デバイス・部品   薄膜、表面、界面技術

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    10:30

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    49,500円(税込)/人

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    全国

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    キーワード

    半導体技術   電子デバイス・部品   薄膜、表面、界面技術

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