EVシフトで顕在化する騒音と対策技術【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

EVはエンジン音・排気音がなく静粛性に優れる一方で、マスキングされていたロードノイズや低級ノイズ・モータ音が顕在化し、新たな課題となっています。年々厳しくなる車外騒音規制は、タイヤ騒音だけでも基準を満たすのが難しく、開発現場に大きな影響を与えています。EV特有の振動・騒音現象の正しい理解・具体的対策事例、今後の規制動向への対応までを体系的に解説します!!

 

【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     従来のガソリン車はエンジン音や排気音が主な騒音であったがEVではそれらの騒音がなくなり静粛性に優れていると言われている。

     しかしガソリン車ではマスキングされていた騒音が、EVでは目立つようになってきた。EVの騒音要因は第一位がロードノイズ、第二位が低級ノイズ(ガタやキシミなど)、第三位がEV特有のモータ音等である。また年々厳しくなる車外音規制はEVでは問題ないと思われていたが、車外騒音の要因の一つであるタイヤ騒音だけでも規制値をクリアするのが厳しくなっている。(車外騒音規制はPhase1~Phase3まで段階的に実施されている。)

     本講演ではEVの振動騒音現象の概要を説明し、主な要因となっている振動騒音の対策事例を紹介する。また今後問題となって来るであろう車外騒音規制についても言及する。さらに間違いやすい振動騒音の知識を紹介し、対策指針の参考にしてもらえれば幸いである。

    受講者の声

    • 制振にたいする重量や剛性の効果についても理解が深まりました。業務と直結した内容が多く満足する内容でした。
    • 自動車における音の原因と特徴をわかりやすく説明してくださり大変ためになりました。
    • セミナーを開催頂き、ありがとうございました。勉強になりました。セミナー中にご紹介頂いていましたExcel資料を送付頂けると幸いです。
    • 実務に直結する内容があり受講してよかった。

    受講対象・レベル

    自動車関連(特に振動騒音)の技術者、管理者、経営者
    特にレベルは問いません

    必要な予備知識

    特に必要ありませんが、振動騒音に関する基礎的な式を理解していると分かりやすいと思われます。

    習得できる知識

    1)EVの振動騒音概要把握
    2)具体的な振動騒音対策技術
    3)振動騒音対策に必要な基本的考え方
    4)今後必要となって来るであろう騒音対策 など

    セミナープログラム

     1.ガソリン車と共通するEVの主な振動騒音現象

    1.1 主な振動騒音源
    1.2 路面およびタイヤに
    起因する現象
    1.3 駆動系に起因する現象
    1.4 風切り音
    1.5 その他の現象

     

     

    2.EV特有の振動騒音

    2.1 モータ音
    2.2 インバータから出る騒音
    2.3 リレー等のスイッチング音
    2.4 冷却ファン騒音
    2.5 その他

     

    3.ガソリン車とEVの車内騒音比較

    3.1 ガソリン車とEVの騒音要因
    3.2 一定速と加速時の車内音

     

    4.EVでも厳しい車外音規制強化の動き

    4.1 Phase1~Phase3までの
    段階的実施
    4.2 新加速騒音試験概要
    4.3 タイヤ単体騒音と
    タイヤノイズメカニズム

     

     

    5.EV騒音の主要因であるロードノイズ対策事例

    5.1 ホイール振動特性
    5.2 取付け部剛性Upによる改善例
    5.3 車体パネルの
    積層制振防音構造

     

     

    6.間違い易い音響知識

    6.1 音圧分布と粒子速度分布
    6.2 遮音の注意点=
      コインシデンス効果

     

     

    7.間違い易い振動知識

    7.1 波長と制振効果
    7.2 質量付加と制振効果
    7.3 パネル剛性アップと制振効果
    7.4 振動の遮断

    まとめ

    まとめ

    質疑・応答

     
     
     

     

     

    セミナー講師

    群馬大学大学院 理工学府知能機械創製部門 研究員 松村 修二 先生
     

    工学博士、元 富士重工業株式会社

    1975年 富士重工業(株)入社。振動騒音研究実験に従事。その後スバル技術研究所にてCAEの開発を行う。
    2006年 富士重工業(株)を退職。
    群馬大学客員教授就任。群馬大学では自動車工学、振動騒音解析等の講義を担当。流体解析や振動騒音解析の共同研究。
    群馬大学次世代EV研究会を設立し、幹事に就任。
    2020年 客員教授を退任し研究員就任。

    著作
    「EVの教科書」、「一から作る電気自動車の設計」、「衝撃波ハンドブック」(一部)、
    「大車林」(一部)、「次世代自動車と部品・材料技術」(一部)

    所属学会・協会
    自動車技術会,電気自動車普及協会

     

    セミナー受講料

    (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
    テキスト:PDF資料(受講料に含む)


     

    受講料

    38,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    38,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    自動車技術   制御・システム

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    38,500円(税込)/人

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    キーワード

    自動車技術   制御・システム

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