ウッドマスから化学品の製造 バイオポリマー 都市ゴミの利用
開催日時 2025年09月12日(金) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
欧米ではバイオマスを原料とした化学品の製造が始まっている。糖や油脂原料だけでなくエタノール, ウッドマス, 都市ゴミまで用いられている。これらの製造方法や海外の企業動向などを解説し、日本でのバイオマス原料化学品のビジネスの可能性を探る。
セミナープログラム
1. バイオマス賦存量
(1) バイオエタノール
(2) 油脂
2. バイオナフサ
(1) 製法
(2) マスバランス
3. バイオエタノール
(1) 製法(糖, セルロース, CO) 発酵法
(2) バイオエタノール誘導品の製法
① エチレン
② プロピレン
③ ブタジエン
④ 芳香族
4. バイオメタノール
(1) 製法(ガス化)
(2) バイオメタノール誘導品
① 酢酸
② エタノール
5. 糖から化学品
(1) エチレングリコール
(2) アクリル酸
(3) 芳香族
6. ウッドマスから化学品
(1) エチレングリコール
(2) フルフラール
(3) 5-HMF
(4) 芳香族
(5) リグニンの利用
(6) セルロースナノファイバー
7. バイオポリマー
(1) ポリ乳酸
(2) ポリカーボネート
(3) PBS
(4) ポリエチレンフラノエート
(5) ヒドロキシアルカノエート
8. 都市ごみの利用
(1) 都市ゴミから水素の製造
(2) 都市ゴミからメタノール
(3) 都市ゴミからエタノール
(4) 都市ゴミから芳香族
セミナー講師
アイシーラボ
ICLabo
代表
室井 髙城 氏
1968年 福島高専工業化学科卒業, 住友金属鉱山(株)入社
1969年 日本エンゲルハルド株式会社 (現エヌ・イーケムキャット株式会社)出向
1982年 Engelhard プロセスのライセンシング カスタム触媒グループリーダー
1998年 化学触媒事業部長
2002年 事業開発部長(燃料電池・ポリオレフィン触媒)
2003年 執行役員 事業開発担当
2005年 執行役員 化学触媒担当
2006年 触媒学会副会長
早稲田大学招聘研究員
2007年 エヌ・イーケムキャット常勤顧問
神奈川大学非常勤講師
2008年 アイシーラボ設立
BASFジャパン 主席顧問
2009年 日本ガス合成執行役員
2014年 NEDO 戦略センター 環境・化学ユニット客員フェロー
セミナー受講料
1名:37,340円(税込) 2名以降:32,340円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。
受講料
37,340円(税込)/人
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